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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

行田八幡神社の御朱印(埼玉・行田市)〜「西向き八幡」「戌亥八幡」「封じの宮」とも呼ばれます

行田八幡神社御朱印です。(埼玉県行田市行田)f:id:wave0131:20201118165048j:plain

行田八幡神社 2020年秋限定の御朱印f:id:wave0131:20201118133659j:plain

行田八幡神社 2017年の御朱印f:id:wave0131:20201118133653j:plain

境内社 大国主神 2020年の御朱印

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境内社 大国主神 2017年の御朱印

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御朱印はスタンダードが3種類、限定が1つ案内されていました。

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2017年では「行田八幡」と「大国主」それぞれの神社が1種類ずつでしたが、

今では4種類の御朱印をいただけるようになりました。

全部いただけば 税込 計2000円のお支払いです。

間違えました! 宗教法人の寺社に「税」は課せられません、免除です。

御朱印が一般的な商品なら、計2200円になります。

 

決して商品、物ではない御朱印ですが、オークションで

高くもない塀を乗り越えるヤカラにとっては「トランプの塀」より低いようです。

 

御朱印がいただける授与所は大勢の人が集まっています。

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秩父鉄道の「行田市駅」から徒歩7分だそうです。

御朱印巡りをしていると嫌でも多少地理に詳しくなります。

行田が埼玉県なのか、群馬栃木なのか判然としなかったのは過去のことです。

今じゃ埼玉県北部、荒川の南にあることをしっかり理解しています。

 

しかし、秩父鉄道は「秩父」と「熊谷」を結ぶラインと勘違いしていました。

熊谷」から東に「羽生」まで延びていました。

秩父本線は「羽生駅」から秩父の「三峰口」の総延長距離71.7kmになります。

また一つ、役に立たない知識のお勉強になりました。

 

▼神社前の道は「八幡通り」。交通量が多く落ち着きません。

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▼2020年は、それほど広くない境内が参拝者で埋まっていました。

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9月21日は敬老の日だからでしょうか、

どこにカメラをどこに向けても人が写り込むことになります。

 

▼2017年4月の日曜日は陽気も良いのに、それほどの参拝者は見当たりませんでした。

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行田八幡神社は「封じの宮」とも呼ばれ、虫封じ癌封じ難病封じのご利益があるそうです。

敬老の日」の混雑ぶりは、このご利益を求める参拝者が多かったのかも知れません。

封じ」は元々は虫封じが中心だったのでしょう。

各地の神社に見るような癌封じボケ封じなどの具体的な封じは、近年になってから付け加えられたものでしょう。

」も「ボケ」も江戸時代以前は言葉さえなかったのですから・・。

 

▼2020年に戻ります。f:id:wave0131:20201118134025j:plain

手水舎の奥の境内にポツンと置かれたような姿の小さな社は「水神社」。

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当然、水の神が祀られているのですが、他の神社でも境内社として度々見かけます。

農耕には水が不可欠、その収穫が左右され、生死に関わる対象でもあったでしょうから、昔から「田の神」と同様人々が篤く敬ってきたのでしょう。

 

▼社殿前の狛犬

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いつもながら、これらの細工を施す人たちの技に感嘆するばかりです。

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▼神社の創建は不確かです。

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しかし、この神社も例によって、源頼義・義家が奥州討伐のため、戦勝を祈願して勧請されたと伝えられています。

言い伝え通りとすれば平安時代末期の創祀となります。

 

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主祭神八幡神社ですので八幡神誉田別尊応神天皇)です。

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境内社の防火の神が祀られる「愛宕神社」。

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人々の熱心な祈りは昔も今も変わりありません。

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▼「瘡守稲荷社(かさもり)」に御朱印がいただける「目の神社」。

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▼こちらも御朱印がいただける「大国主神」と「恵比寿神社」。

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▼それほど広くもない境内に社がいくつも建ちます。こちらは「三峰神社」。

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どの境内社も神社名と祭神名の案内板が立ち、分かりやすく、ブログ記事にする者にとっても大変ありがたいことです。

案内板を一緒に撮影しておけば、後ほど境内社名に迷うことはありません。

 

▼しかし、ボケ写真となるとせっかくの案内板も読めません。

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封じの宮」はボケ写真封じには関与しないようです。

なで桃」は神話に由来し「厄災を退治」してくれる象徴だそうです。

 

押せば命の泉湧く」古いコマーシャルのキャッチフレーズを思い出します。

 

こちらは「なでれば・・・」で日本人が大好きな「ナデナデ モモ」です。

その「桃」がなぜ置かれているのか、神社との関係はわかりません。

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▼神社は「戌亥八幡」とも呼ばれていたそうです。

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「なでて!」とは書かれていませんが、ヒカッています。

やはり皆さん「ナデナデ」されるようです。

当行田八幡神社の御祭神・応神天皇さまは12月戌の月・14日亥の日に生まれ、百歳を超える長寿であったと伝えられることから、古くから当神社は「戌亥八幡」と称され、氏子崇敬者により戌亥講が組織されるなど、戌年亥年生まれの一代の守護神として広く崇敬をあつめています。

 

 「行田八幡神社」「西向き八幡」「戌亥八幡」「封じの宮」と

なんと別名の多い神社でしょう。

さらに境内社が8つあります。

山盛りの神社名に凡人の頭は大混乱です。

 

2020年の再訪は混雑していましたが、御朱印対応も含め、とっても好感の持てる神社でした。

 

 

 

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