フルーツ王国、甲府の秋はブドウが弾けてる。
国道・街道沿いに、のぼりやカンバンが夥しい。桃はそろそろ終わり、今はブドウが真っ盛りです。
もうしばらくはぶどう狩りが楽しめます。
そのあとはボジョレヌーボー。今年は11月16日(木)だそうです。
ワインは好きですが、ヌーボーか古酒か全く分からない。
1本500円のワインも、5,000円のワインも同じ。ガブガブ飲んで、プカプカに酔います。
少し先ですが、そんな季節、11月には山梨の寺々も紅葉に包まれます。
とはいうものの、甲斐の虎、信玄の菩提寺、ここ恵林寺は11月2日の写真。
紅葉には少し早い? それとも常緑樹が多いのかしら?
あまり魅力的な紅葉になってないわねぇ!
それにしても甲府の寺社は、その多くが武田家と関わりがあります。
歴史好きには魅力的な土地でしょう。
再建されたものですが、有名なこの山門。
「安禅必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し」
の漢文が門の両サイドに掲げられています。
今からおよそ4、5百年前、天正10年4月3日に信長が爆ぜた!
敗れた武田軍が逃げ込んだ恵林寺は、織田軍の焼き討ちにあいます。
山門に閉じ込められ、焼き殺された数、100人とも、150人とも言われています。
🎶 A CHI CHI ACHI 燃えてるんだろうか・・・
郷ひろみに聞かなくとも、アツイに決まっています!
栗が焼かれて爆ぜるのとは違います。
人が焼き殺されるほど残酷なものはないはず。
▼乾徳山 恵林寺の御朱印。臨済宗妙心寺派・山梨県甲州市塩山小屋敷
所は変わって京都。
恵林寺が織田軍に焼き討ちにあった、わずか60日後、皮肉にも信長が火の中に没します。
因果応報?
現在の本能寺は、このアーケードに入ると、すぐ左に門を構えています。
信長が襲われた当時の本能寺は、こことは異なる場所にあったそうです。
▼本䏻寺の御首題。(法華宗本門流大本山・京都市中京区下本能寺前町)
本能寺ではなく「本䏻寺」となっている。
何度も焼き討ちに会い、もう、ヒは去って欲しい、御免被りたい、という意味だそうです。
光秀も、信長、勝頼もみんな、夢幻の如く去っていきました。
昨夜はワインの飲み過ぎ。
ブログ更新が遅れましたが、誰も待っていないからヨシとする!?
恐惶謹言。