John Winston Ono Lennonが凶弾に倒れ、今日は40年目の命日。
戻らぬ彼に黙祷。
Sir Michael Philip Jaggerは、77歳でまだロックしてる。
ストーンズのキューバ公演の映画「ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016」は4人で当時でも合計約300歳に近い。
素晴らしいTOOR LIVE映像だった。
Brian Jones、Bill Wymanがいないのはサビシーけど。
ハイ、以上全く関係ない数行でした。
▼徳怡山 長龍寺の御朱印です。(曹洞宗/茨城県守谷市百合ケ丘2-2555)
押されている寺の印にもある山号「徳怡山」は「とくいざん」と読むそうです。
氵(サンズイ)の「治」位しか思いつかない旁。
「怡」という文字は読めませんので調べました。
読みは「い」で、「よろこぶ」「たのしむ」「やわらぐ」というような意味があるそうです。
寺名は全国で見ると、ダブって複数ある名称はたくさんありますが、
山号は寺名ほどはダブらないように感じます。
少なくとも「徳怡山」は、全国でこの寺だけでしょう。
徳と怡の文字の組み合わせで寺らしい山号でしょう。
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▼寺へは「守谷駅」から徒歩数分です。
「守谷市」というのは東京都心部から40数kmほどですので、一応、東京の都市圏内に入るのでしょうが、
同じ距離を都心から南に走ると横浜の中華街あたりまで行けます。
横浜には何度も訪れる東京人は、ほぼ同距離、同時間で着く「守谷」へは行ったことがない人がほとんど。
馴染みのない街です。
2005年に開業された「つくばエクスプレス」が関東鉄道常総線と交わる途中駅ですが、
「守谷」はやはり単に途中の「乗換駅」でしょう。
2002年に市制として誕生した人口7万人前後の「守谷市」は知名度は薄く、地域としての魅力度も小さいかもしれません。
しかし、御朱印収集者には「八坂神社」などで美しい御朱印をいただけるので、限定された知名度はあるかもしれません。
▼山門扁額は読めなかった山号の「徳怡山」です。
寺のオリジナルHPもなければ、頼りの wiki にも寺の姿は見えません。
おまけに2013年の訪問では写真も撮ってないというに等しい状態。
何も分かりません。
▼「徳川家康寄進状」が残る長龍寺です。
秀吉の命により家康は止む無く、否応なく関東に入ってます。
もともとは家康の土地ではなかったのですから前領主から「引き継ぎ」した土地を有力な寺社に寄進したのでしょうか?
その領国内の寺社に対する寺領、社領の寄進と「安堵」は地域の安定を目的とした部分もあったのでしょう。
ここ長龍寺は、家康から遡ること70年ほど前、
将門が桓武天皇を弔うために創建したと伝えられていて、当時の寺社の所有地は、現在の寺域、社域よりはるかに広大だったはず、
その土地を持つことを許し、税金も免除するという厚遇を約したのが朱印状なのでしょう。
寺や神社の力のパスポートだったと理解してよい朱印状でしょう。
というようなことで、いただいた御朱印にも文字がある「将門開山」の長瀧寺は、
平安時代中期の創建で、1000年以上の歴史ある寺ということになります。
曹洞宗の開祖 道元の像や観音像は比較的新しい建立のようです。
長龍寺の「龍」の文字は多くの寺社の名称に使われますが、
特に禅寺に多いように感じます。
臨済宗や曹洞宗の寺の法堂などの天井には必ずと言っていいほど「龍」が描かれています。
想像上の生き物「龍」は、洋の東西を問わず世界中の神話などに登場します。
そして水を神聖視した単に「水の神」だけではなく、
権力、権威などと結びついているようで「登竜門」などという言葉の語源になっているようです。
「八大龍王」という難しい「龍」もあれば、
藤沢周平は「龍を見た男」を小説にもしています。
そして不思議なことに十二支の中でも「タツ」だけ唯一想像上の生き物となっています。
また「竜の落とし子」はオスが子供を生む唯一の動物だそうです。
「龍」は不思議で分からないことばかりの生き物です。
ちなみに中日ドラゴンズは落合監督時のセリーグ優勝以来、10年ほど成績は低迷しています。2020年はセリーグ3位。
与田監督の「龍」は1、2年内に大暴れするかもしれません。