▼千葉縣護国神社の御朱印です。(千葉県千葉市中央区弁天三丁目)
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▼千葉県護国神社は「千葉駅」から徒歩10分圏内です。
▼「千葉公園」は県庁所在地の駅に近い割には広大で、その一部が「護国神社」の境内となっています。
「千葉公園」には神社があり、体育館、プール、競輪場、野球場、お花見広場やボートが浮かぶ池もある都市型公園です。
▼掲載の御朱印は2013年の日付ですが、写真は2020年と2013年が混在しています。
▼公園の西端に社号標が立ちます。
▼社号標を右に見て進むと一之鳥居が建ち、参道が延びています。
「お国」のために亡くなった人の霊を慰めるために建立された神社を、一括りで言うと「護国神社」と大雑把に理解していますが、
正確には原則1府県1社の内務大臣指定の神社と、指定以外の「護国神社」があり、全国に120社ほどあるようです。
そのほとんどは明治に至る戊辰戦争から、太平洋戦争までの間に国家の犠牲となった英霊を祀る神社と心得ます。
その全国に展開する護国神社と深い関わりがあり、中心核となるのが「靖國神社」と考えてよいのでしょうか?
250万近い英霊を祀る靖國神社は、他の護国神社同様、明治期に「招魂社」として始まっているのですが「護国神社」とは称していません。
突き詰めていくと、やはり「護国神社」の有り様は難しいのですね。
靖國神社の場合、その性格上、毎年わが国の首相参拝がニュースになり、近隣の他国が非難コメントしたりと物議をかもす対象となっています。
やめましょう!
御朱印収集者は、そんな難しいことを理解しなくても
ここの神様は「国家のために亡くなった人々」という単純な解釈で構わないでしょう。
その人たちを「神」や「英霊」と称するのに異論を唱える人もあるのでしょうが、
御朱印収集者の祈りは、
彼らの安らかな眠りと、二度と戦争のない日本と世界の平和を願うことしかないのでしょうから・・。
▼狛犬たちと神門を抜けると、美しいシンメトリーな社殿がド〜〜ンと現れます。
▼雲ひとつないこの晴天の日、一組のカップルの挙式日だったようです。
寺社のブログ記事を書いていると「護国神社」は、ほとんど文字数を稼げません。
明治以後に建立、再建、改修された、ただ、だだっ広い境内に、正直、感動や興味深い対象は見つけにくいのです。
もちろん、多くある「護国神社」も個別の歴史を持っており、ここ千葉県護国神社も名称と遷座地の変遷を繰り返しています。
「護国神社」に対する人々の思いも多様です。
そして何よりも多様な人の考えを尊重し、理解し、共生していくことが大切なのでしょう。
▼挙式カップルが神門を出て、青空高く新たな世界を築こうとしています。
▼挙式カップルの彼らの笑顔が幸せな終焉まで「続く」ことを願いましょう!
そう! 人の幸と同じように自分のハッピーも一緒に! yatte kimasu yo-ni com.