▼浅草富士 浅間神社の御朱印です。(東京都台東区浅草五丁目)
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▼浅草寺と浅草神社の間の道をドンドン北へ歩いて行くと浅草富士浅間神社に行き当たります。
長い距離ではありません。
その間の道路際に植木市が出ます。5月と6月の最週末の土日です。
植木に特別な思いはありませんが緑は誰でも好きでしょう。
世話するのもあまり好きでない。
が、水を与えるだけの観葉植物を仕事場に4種類ほど置いています。
アレカヤシ、ポトス。ホントに水だけで20年以上生きている「オニヅルラン」。
何と健気な生き物だ!
人間の端くれに位置するワタシたちには肉も、ビールも与えなければ1週間も生きていけないわ。
それでもって観葉植物ほど人の心を癒すこともなく、苛立たせるばかりのヒト科、植物よりヤッカイ!
ところで、28年の御朱印は限定かしら? 限定に興味ないわしだから分からない。
ただ浅草が好きだから度々フラフラと歩く。この日は偶然だった植木市、さすが愛すべきジジ・ババばかりでした。
植木に興味を持つ若者は「ヘン」扱いで、少ないはずだよね。
その植木を、せっかく植えたのに極力大きくしないで育てる臍曲がりの技があります。
今や「Tsunami」同様、世界共通語になっている「Bonsai」と呼ばれる芸術。
▼2017年、4年に1回開催のオリンピックのような「世界盆栽大会」に人に誘われて大宮は埼玉スーパーアリーナまでシブシブ出かけました。
ローチケで前売り800円でした。
ここもジジ・ババだらけと思いきや、何と若者が大勢でチョーマンイン!
もちろん外国の方々も大勢でトテツモナイことになっていました。
スバラシー作品ばかりでしたが、人熱で盆栽もヒィーヒィー状態。
こんなに若者が「植木好き」?
と言うことなんて知らなかっただけ、考えられなかっただけだ、凡才な頭で。
▼展示品の一つ。金額の桁がよくわからない、カンマが2つ、9桁の金額が成約済み。
さすがオリンピック!アゼンでした! タクサンでした!
「0」を5個取り除く。お富士さんで立派な植木が買えます。
話にならない比べ方だけど、緑が好きな者にとってはチケットなし、
無料の「お富士さん」がおすすめ! 様々な価値観に異議はないわョねっ!
▼話が脱線しましたが浅草富士浅間神社に戻ります。
神社の創建は不詳ですが、江戸時代の元禄年間とか。
当初は蔵前に鎮座。幕命によりこの地に移転されたそうです。
▼社殿は新しく1998年に造営されています。
江戸時代の当地は森厳な富士山に似た小高い丘だったそうです。
富士講が盛んだった当時ですので、神社にはより相応しい場所だったようです。
▼植木市「お富士さん」開催の時期は、社殿前も賑やかです。
祭神は木花開耶比売命(このはなさくやひめのみこと)。
▼普段は留守がちな授与所ですが、御朱印はピンポ〜ンでいただけるでしょう。
▼小高い境内は広くはありませんが、小さな富士塚があります。
もともと境内が富士山に似た小高い丘だったので、当時から富士塚があったわけではなく、平成に入ってから築かれた富士塚です。
▼もちろん山頂には浅間神社の石祠が鎮座します。
▼麓に「子授け石」。
▼境内下からの社殿の様子です。こじんまりとした境内ですがとても綺麗な神社です。
▼神社前は台東区立富士小学校。生徒たちは「富士っ子」だそうです。
▼学校前の山は「いのち輝かす」富士でした。