▼岡崎神社の御朱印です。()
平安京遷都の際に、都の東西南北にそれぞれ建立された社の一つで、東に鎮座するから「東天王」と呼ばれたそうです。
御朱印は書置きでした。
▼東京に「東天紅」という中華料理の店が数店舗ある。
「とうてんこう」と読む。現在はおとなしいサインになっているが、少し前までは上野広小路に大きくて派手なネオンサインがあったのを覚えている。
御朱印となんら関係ないのですが「東天」と書かれていると、東京の人間のほとんどは「とうてん」と読んでしまう。「東天紅」のおかげです!
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▼緑が深く、街中にあっても風情のある岡崎神社です。神社の性格上、やはり参拝者は圧倒的に女性の数が多いように感じられました。ある調査によると、京都への観光客数は年間約5500万人以上だそうです。観光客の中で女性比率は6〜7割で、この数字は予想通り。
そして、女性に限らず1人旅の観光客は3割近くだそうです。
やはり1人旅でもグループ旅でも女性の姿がシックリくる京都のようです。
▼京都の神社で男性2人の姿というのは何となく風景に溶け込んでいません。失礼!!
▼かつてのこの地域は野うさぎの生息地だったそうです。神社の東は東山三十六峰が続いているから、野うさぎが多くいた事も納得できる。うさぎは多産で1回の出産で1〜6匹の子を産むそうです。時には10匹出産ということもあるとか。そんな多産なうさぎは神の使いと伝わり、岡崎神社は安産、子授けの御利益を求めて参拝される方が多いそうです。というわけで境内は狛犬の前にある「狛うさぎ」を始め、お守りや置物など、うさぎだらけ!
▼「子授けうさぎ」は、餌でもおネダリしているような姿ですが、人や天を仰ぎ見るのではなく、月を仰ぎ見ているそうです。月はやはりウサギのふる里なのでしょうか?
ところで前述の京都観光客の話に戻りますが、修学旅行生などを含め若者が多いと思いきや、なんと意外にも50歳以上の観光客が約7割を占めるとか。
巷で連日のように報道される「特殊さぎ」の被害者もこの年齢がほとんどで、それも女性が7割以上。ぐうぜん京都の観光客構成といくらか似ています。
そんなサギにダマされないためにも、この神社のカワイイウサギたちにもうひとつ活躍願って「失(せろ)さぎ 守り」としてご利益がもう一つ増えると、お年寄りたちの参拝者がさらに増えるかもしれません。面白くもない? フザケ過ぎました!!
さて、もともと外国からの観光客に人気のあった京都は、さらに日本への観光客増加とともに異国の人たちの訪問数が多くなります。そしてワタシたちのように御朱印を求めにやってくる観光客もさらに多くなります。
京都の観光客の姿も日々変化し続けていくのでしょう。