書置きは、日付以外すべて印刷されたものでした。
3つの朱色スタンプだけでも実際に押印されたものだとカクが上がるのですが、ザンネン。
達筆な日付の漢数字 5文字がせめてもの救いです。
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過去に何度記事にしているか忘れましたが、日本の神社数は80,000社。
きっとビルの屋上にある小さな稲荷社なども数のうちかもしれませrん。
そして京都市内には800社あるそうです。
もちろん「錦天満宮」も、そのうちの1社。
▼まるで倒れかかるビルを両手で突っ張って支えているかのように、またはこれ以上街が広がるな、と拒んでいるように見える鳥居です。市内には800社の神社の中でも、これほどの繁華街にある神社は他に無いのでは?河原町駅から近く、錦小路通りが寺町通りと新京極通りに交差する、京都一の繁華街にあるから、立地的にはすこぶる恵まれていますが、神社としては恵まれていないとする見方もできます。さすが天満宮です。これから勉学の高みを目指す若者たちと、訳わからず境内に入り込んできたようなガイジンさん達が目立ちます。
デパ地下のような賑わいの境内は、たった200坪しか無いそうです。大きなファミレスより小さな面積です。どこにカメラを向けても人だらけなのはやむを得ません。
境内面積に対する訪問者比率は京都一ではないかと思われます。とっても人口密度?が高い神社です。
▼拝殿の左右は道真像でしょうか? 学者でもあった道真に弓矢はイメージ外です。
それとも祭神 道真公を守っているの?
平安時代の神社創建から変遷すること千年以上で現在の天満宮の姿でしょうが、この水は数百年前からコンコンと湧き出ていたとか。
▼現在は井戸水を組み上げているようです。
▼家紋付きの「マント」がかけられています。マントではなく鞍かしら? 牛に鞍もどうなのよ?どこの天神さんでも同じですが、錦天満宮の真鍮製の牛さんのおデコも白ビカリしています。頭の悪い人たちが、いやいや、頭の良い人たちが、さらに明晰になるようにナデナデします。
我が国民はナデる、サスる、ミガく、カケる、マワす、タタく、ことが大好きで、神仏のお情けをいただき、最後にオガみます。
▼狭い本殿脇を時計回りに進みます。塩竈神社、日之出稲荷社などの末社が並んでいます。
▼稲荷社の前でガイジンさんにシャッター押しを頼まれました。国籍不明で、遠慮がちな若い女性は一人旅なのか?
とにかく、はしゃぎポーズを取らさせ、カシャ、カシャ、カシャ!
撮ったカメラモニターを見た彼女は笑顔で「Thank You !」
まぁガイジンさんの目には「レッド」ではない「朱色」が新鮮だからね!
我が国を訪れるガイジンさんには誰しも、良い京都を、良い日本を、満喫していただき、楽しい旅を満喫されるよう願ってます。