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▼東京深川にある「江戸十大祖師」の一寺です。
境内は広いのですが、ここも震災と空襲で多くを失ったそうで、そのせいでもないでしょうが少し殺風景さを感じます。
江戸時代には久遠寺出開帳の宿寺で人気を博していたそうです。
▼本堂は築地本願寺を思い起こさせるような造り。古い建物は震災と空襲ですべて失ったようです。
▼「和合稲荷」というそうです。
貧相な想像力しか持ち合わせないので、寺の豊富な歴史の姿を頭に浮かべるのは困難です。
▼その代わり、浄心寺のすぐ近くに米国の人気コーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」日本上陸1号店が出開帳しています。
青山にも出店したそうですから、もはや出開帳とは言わない。
で、その賑わいは、近辺に別のコーヒーショップもオープンして、かつては数寺が街を形成していたような静かな地域が、週末ともなると若者が大挙してウロウロしているカフェタウンに一変しました。
なぜ米国で人気の店の1号店がここ深川?
もっとも最寄りの駅「清澄白河」は、半蔵門線と大江戸線が交差し、都心部に出るにも至便で最近若者たちが多く住み始めた街。
そんな店の周りをウロチョロしてみます。おっかない物の周りをグルグル回る犬の如くで、若いかっプルに怪しまれます。
コーヒーは好きですが、この日は、若者たちの空気を乱さずにおきましょう。
かつてはこれ以上の賑わいで人々は浄心寺に手を合わせにやってきたかも、と少し想像力の助けになりました。
そしてファミマの100円コーヒーを飲みます。
うん、いつものように充分美味い!
しかし、いつか、いや近いうちに絶対飲んでやる「青瓶珈琲」!