▼上の御朱印と2枚セットで300円。書き置きでした。
2枚とも小さなA6サイズ(ハガキサイズ)で、写真入りの「神田大明神」は印刷物でした。2枚セットで300円の設定がせめてもの救いです。
いつも書いていますが、書き置き大歓迎ではありますが、それは印刷物やスタンプバンバンでなく、日付まできちんと手書きされたものに限ります。
それも今じゃ「ゼイタク」なことかしら?
▼2014年の御朱印はもちろん直書き。
▼同じく2012年の御朱印。
▼同神社の朱印帳。
3度いただいた御朱印は中央の神社印がすべて異なっています。
今回いただいたものは、昨今の御朱印事情の傾向にたがわず、手書き部分の少ない書き置き御朱印となっています。
日付も「令和二年一月」で終わっています。せめて「元日」か「一日」と入れていただきたいのが多くの収集者の気持ちでしょう。
そんな内容で人気薄の御朱印のせいか、まったくすんなり入手できました。
▼JRやメトロの「御茶ノ水」「新御茶ノ水」が最寄駅となります。
通称 神田明神は前回記事の「駒込大國神社」とは、あらゆる面で対照的な神社です。
▼神田明神を訪れたのは元日の夕方ですが、参拝に人気の神社ですので当たり前の混雑が予想されるので、神社の裏側にある「裏参道」から境内に入ってみます。
▼蔵前橋通りに面した「裏参道」にもかかわらず大勢の人が急階段をドンドン上がっていきます。
▼普段は利用する人の少ない裏参道です。
▼境内を抜けて表参道側に回ってみると案の定、とんでもない事になっていました。夕方4時過ぎの参拝者の列ですが、午前中には写真右のカラーコーンが並ぶ車道上も折り返して並んでいたのでしょう。
しかし、この時点でも列の先は「神田明神下」の交差点を越えて300mほど伸びていました。
▼鳥居前は参拝の列と、行き交う人でごった返しています。
▼警備員によって参拝者の列が中断され、鳥居前を開けて人を横断させています。
▼鳥居から「隋神門」までまだ60m以上あります。混雑ぶりは年末の「アメ横」での買い出し状態で、正月から悪夢のようです。
▼拝殿までたどり着くのにどのくらい時間が必要か見当もつきません。
▼松下幸之助寄進の随神門をくぐり、再び境内に戻ってみます。神田神社は一般的には商売繁盛の神様と知られていますが「大己貴命」「 少彦名命」「平将門命」の三柱が祭神として祀られています。
また社殿を取り巻くようにいくつもの境内社があり、ほかにも見所がたくさんありますが、それは普段の日を選んだ方が良いのは言うまでもありません。
▼隋神門をくぐるとすぐ左手に「だいこく様」の像があります。参拝は空いているように見えますが・・・
▼とんでもない! 社殿への列とは別に「だいこく様」の前も順番待ちの列です。
▼本殿前のここまで並び通した人たちは相当な忍耐力の持ち主たちでしょう。あと僅かです。人気のラーメン屋でも滅多に並ばない忍耐力「0」人間なので、元日のこの日も並びません。脇から手を合わせて立ち去ることにします。
御朱印目当て以外に何度も参拝しているし、これからも普段の日に参拝するでしょうから今日は「だいこく様」にお許し願います。
▼以下はそんな普段の日の神田明神の様子ですが、やはり常に賑わっています。
▼正月に限らず「平時」でも参拝者の多いことに「平次」も満足かもしれません?