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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

方廣寺の御朱印(京都)〜「国家安康」がここにあるとは・・・

まだまだ、京都です。

 

方廣寺御朱印です。(天台宗京都市東山区大和大路通七条)f:id:wave0131:20190410103407j:plain

右上の印と中央の墨書きは「廣福殿」。

「廣福」と言われると廣福寺が連想されますが、全国的には方広寺より数が多そうです。

この御朱印のほか「大黒天」の御朱印もいただけるようです。

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▼実はこの寺は訪問予定がありませんでした。というより知識が全くなかった、というか勘違いしていました。f:id:wave0131:20190410103415j:plain

豊国神社を訪問し、境内に隣接するように建つ巨大な鐘楼堂が気になりました。この時点では寺の名称さえ知らなかったのです。f:id:wave0131:20190410103416j:plain

▼近寄ってみる。巨大な梵鐘がぶら下がっています。f:id:wave0131:20190410103411j:plain

▼突いたらどんな音色か? 勇気なく突けなかった。そもそも柵があり、突ける状態ではありません。f:id:wave0131:20190410103410j:plain

▼さらにと近寄ってみると「君臣豊楽」「国家安康」。f:id:wave0131:20190410103419j:plainえっ〜〜っ!この寺はあの「方広寺」だったの?! 大坂冬の陣発端の銘文。

その梵鐘が「方広寺」にあることは知っていました。

しかし、浜松の「方広寺」だと間違って記憶していたのです。

もっとも浜松の方広寺も、そのうちと思いながら、まだ未訪問。

浜松を先に訪れていれば「国家安康」の梵鐘はないから、ほかの方広寺だと気づくはずでしょう。

そもそも、豊国神社や方広寺をもっと詳細に知っておけば、こんな勘違いはしなかったはず。だいたい常日頃、詳細な予備知識は得ずに寺社巡りするから、勘違い、見逃しは頻繁に発生します。

 

いずれにしても今回は豊国神社を訪れたことで「国家安康」にも出会えたわけです。

幸運といえば、幸運でした。

それにしても寺には梵鐘について説明板の一つもありません。それとも見落とし?

 

豊国神社境内から続いている寺の敷地に入ってしまったから、改めて寺の入り口を探してみます。

▼先方に見えるのが本堂だから、ここが参道でしょうか?f:id:wave0131:20190410181600j:plain

▼山門も見つからなければ、寺名さえ、どこにも見つかりません。f:id:wave0131:20190410103417j:plain

▼この頑丈そうな、大きな石垣は方広寺と豊国神社を一緒にして取り巻いています。大仏殿建立当時からの石垣らしい。f:id:wave0131:20190410103418j:plain

▼本堂でしょう! 境内は工事中でもあり、雑然としてそっけない。f:id:wave0131:20190410103414j:plain境内が整えば「国家安康」をネタに、豊国神社とひっくるめて観光寺にしても不思議でありません。ワタシが見逃していることが多いのか、現状は少しオソマツに感じました。

▼読めない本堂の扁額。廣? 鷹? 感? 「感応」でしょう!f:id:wave0131:20190410103413j:plain

▼本堂と連結するように建つ大黒天堂。f:id:wave0131:20190410103412j:plainこの寺は Wiki によると『通称は「大仏」または「大仏殿」』だそうで、やっとこの寺の歴史が少し理解できました。

 

御朱印をいただいている者は、寺社を訪問時の予備知識はともかく、後からでも良いから、その寺社を理解すること、由緒書きを手にしたら丁寧に読むことは大切なこと。

 

無知で、未知な寺社のなんと多いことか、と思いながら次の寺を目指し歩きます。

 

▼途中「耳塚」を見てみます。

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鼻塚」とも呼ばれるこの塚の下に本当に耳鼻が埋められているのでしょうか?

戦国時代のあまりに悍ましい武将たちのスガタは、青空のもとにオオッピラなこの塚からは想像するのは難しい。

 

 

▼京都はどんなに歩いても退屈しません。こんな光景を見ると店舗の主人が想像できます。

そして地蔵堂でしょうか? どこでも見かける小さな祠。f:id:wave0131:20190410103409j:plain

▼町家造りで奥が深い。f:id:wave0131:20190410103408j:plain

御朱印や寺社の世界も奥深く、さらに一歩踏み入れてみなければ何も分かりません。

 

wave2017.hatenablog.com

 

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