御朱印迷宮 /Goshuin Labyrinth

数多ある御朱印ブログ、ここはかなりテキトー! 無責任 ! あしからず。

:御朱印:陸奥三つの一宮 都都こわけ神社は「古別」と「古和気」が入り乱れる

奥の細道を目指した芭蕉は、現在の東京・江東区の庵をたたんで隅田川からスタートした。

そして千住から国道4号線日光街道をルートに取る。日光、黒羽、那須に立ち寄り、福島県白河の関に入る。

現代も陸奥に至る、まさに王道だ。味気ない高速や新幹線が大きな時間をかけずに運んで行ってくれる。

しかし、つまらない! 特に車で行く場合、わしも利用するけど高速道路だけを走りっぱなしではサイテーだ。

当たり前に、時間がかかることは承知の上で、できるだけ下道を走る計画を練る。

常磐自動車道を那珂あたりで下りる。あとは水戸と郡山を結ぶ、JR水群線と並行する国道118号線を北上すれば、大子、矢祭町を経て白河、郡山に至る。山間を行くとっても好きな陸奥に至る道なのだ。途中、蕎麦と蒟蒻を堪能するくらいの時間も心も余裕が必要ね。 

 

このルート沿いに、それぞれ陸奥国一宮を名乗る、3つの「都々こわけ神社」がある。主祭神は三社とも同じ。

「つつこわけ」を漢字にすると「都々古別」「都都古和氣」「都々古和気」と、微妙な違いで個性を示そううとしている名称は、キャベツ頭には整理がつかない!

 

茨城県から福島県に入ると、最初の町は棚倉町

そして最初の「つつこわけ神社」と出会える。「八槻 都々古別神社」だ。

 

 

 

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当日、雨上がりのせいだったのか、「ジワッ」とした感じが周囲を覆っている。

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7月20日、海の日だわよ、休日よ! 一宮の参拝者はアラアラ、チラホラ?!状態。

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拝殿に至る参道の脇の小橋、感動的に苔むしている。神社を囲む木々は高く陽は届かないにしても、参拝者が多ければ、この光景は保てない。東京ならこんな見事な苔は柵で囲まれる。わしも渡らない。滑って「コケ」そうだ!

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墨書きも朱印も「古別神社」。ただ墨書きは「都々」、朱印は「都都」となっている。扁額も一宮、整然と整合性を保っている。ここでは、まだ混乱はない。

奥州一宮「都都古別神社」・福島県東白川郡棚倉町八槻

 

この神社を後にして、さらに国道を少し北上すると 、同じく「都都こわけ神社」に出くわす。「棚倉 都都古和気神社」だ。

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階段を登る。ここも相当「ジメッ!」としてる。やはり、前夜が雨模様だったせい?

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森は濃い。鳥居から楼門に向かう。

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わしの好きな鬱蒼感はスゴイが、少し違う。湿っている。いや、自然のままの鬱蒼感なのか、よくわからない。

静か過ぎる。鳥の囀りもない。

先ほどの神社は、県道が近かったせいか、人と車の気配があった。

ここには、それがなく数段静かだが、静謐と言う言葉は似合わず「沈黙」だ。

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拝殿まで、まだ着かない。もう少しだ。

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んーん!湿っぽいがイイ感じの神社だ。

7月20日、海の日だわよ、休日よ! 一宮の参拝者は、わしのほかに、すれ違った男性一人きり。

参拝を終え、階段を降りたところの宮司宅で御朱印をいただきに!

すると、先ほどすれ違った一人の男、まだ30代か、宮司としきりに話を交わしている。

神社オタクとは、ほど遠いわし。オタクのスメル、パフュームはピンと鼻で嗅ぎつける。

オタクのどこが悪い? その話は別の機会にして、宮司と男性の話が終わるのを待つ。10分待たされた。

分かる、理解できる。的確な質問なり、知識を共有できる相手は、宮司さんにとっても話甲斐があるのだ。嬉しいのだ。

わしと宮司さんは5秒で事足りた。チョット情けない。

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神社名の墨書きは無い。朱印は「都都古和気神社」、その上のスタンプは「都々古別神社」?

どっちなのよ?!ハッキリさせて!

混乱の始まりだ。

読みは同じ「こわけ」だが、古和気と古別。全くワケわからなくなってくる。

奥州一宮「都都古和気神社」・福島県東白川郡棚倉町棚倉

 

 2つの一宮の棚倉町を後にして、さらに北上。今度は石川町まで少し距離がある。

こんな町に住んでみたいと思う、小さな山間の町に着く。移住しても、きっと、1週間はもつ!

表現が違った、1週間しかもたない、だ。

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神社は小高い山の上にある。

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この階段を上って、振り返ると

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川沿いの町が見える。

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いくつかの巨岩が現れる。関東とは時間差の紫陽花がまだ見頃だ。

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この山は岩で出来ているのか?

鬱蒼としているが陽がゆき届き、乾燥してる。好みだ。

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7月だ。ここまで登ってくるとバタバタの汗ダクダクになる。

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ここまで来て、一番好みの「つつこわけ」だと知る。

拝殿に御朱印は山下の社務所で対応の案内がある。

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少し北に移動すると、周りは拓けている。城跡だ。岩っぽい山に、東と南は川で守られている。城が500年保てたのも納得。こんな場所に住まいを持ってみたい。1ヶ月はモツ。

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しかし、7月20日、海の日だわよ、休日よ! 一宮の参拝者は、石を投げてやりたいくらい楽しそうなカップルを含め数組。全国に展開する一の宮もそれぞれであることを知った。

 

同じ階段を下って宮司宅へ。明治初期の民権運動をリードした先生の居宅だったようだ。民権運動に明るくないが、こんな小さな片田舎で、多くの若者たちが自由と権利を熱く語っていた様子を思い描くとワクワクする。

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陸奥一宮、墨書きは石都都古和気神社、朱印も都都古和気。

どうなってるの?!

奥州一宮「石都都古和気神社」・福島県石川郡石川町下泉

 

わしには、わけ分からなくても三社は「和気」合いアイ?でしょうね!!

 

 今夜はわしにしては超長文だ。あー疲れた。おやすみですわ。

みなさん良い週末を!