魔尼寶山 瀧谷寺の御朱印
瀧谷寺は越之国観音霊場・北陸観音霊場・北陸白寿観音霊場の3つの札所となっている。だから御朱印も3ついただける。
しかし御朱印は同時に2つ以上いただかないマイルール。
この寺、見るべき事前知識を少し持って、時間をかけてじっくり見て回るのがおすすめ。
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那谷寺の次は瀧谷寺へ向かう。
途中、車窓から目に入った「なんだ? 何だ!」
▼何を売っているか?一目でわかるアイススタンドはナイススタンド。
予報通り暑いこの日、寄らずにはいられないわね。
「田嶋牧場」? 牧場直営か?
買った! 舐めた! 食べた! 濃かった! ウマかった! それだけ。
TV番組の食レポだと「柔らか〜い」「あま〜い」「おいしい〜」「食べやすい」「飲みやすい」「臭みがない」「とける〜」
ソフトクリームは放っといても溶ける。
▼しかし、設置されてたテーブルセットの上に・・・
撮影を失敗した、カンジンなところが読めない。
「父の日に乳を送ろう!」とイラストとともに描かれている。
あまりにストレート過ぎるオヤジギャグに笑える。
「・・送ろう!」も、きっと「贈ろう!」の間違いだろう。
親父ギャグに「赤」を入れてみる
「父の日に乳を贈って『ギュー』と言わせよう」
大差ないか? もーッ!
▼おやじギャグといえば、こんな店もあった
▼アホなこと言ってないで瀧谷寺、タキダンジと読ませる。500円のお支払い。
▼総門から山門までグリーンのシート。滑り止めかしら?
▼長い参道の脇は椿の木かな?
▼山門。
▼柴田勝家の寄進から改修、葺替えを経てきたそうだ。
▼本堂。瓦に新緑、なかなかイイ眺め。
▼観音堂。
640年の古刹の内部は撮影禁止。
本堂へ入ると本尊の前で5分ほど、まるでテープレコーダーのような女性の解説がある。
滑らかというか、棒読みというか、慣れていらっしゃる様子の解説に、こちらから疑問・質問などチャチャを入れてる余地はまったくない。
ボーッとして聞いている。
こういう場合の説明はほとんど忘れてしまい、覚えていることは少ない。
その場で分からなかった事等を尋ねた時などは覚えている場合もある。
拝観料2人分、御朱印を2種類いただいて、計1600円なのだから、もう少し様々なことを見て、覚えてこい! と思うのに、いつもママならない。
予備知識が足りないかもしれない。しかし、現場に足を踏み入れていない、経験していない事前の知識は単なる暗記になって大した役に立たない。
帰宅して改めて由緒書きなどを読む、復習だとしっかり覚えられたりする。
凡人はいつも後から「あぁ〜、そうだったのか」と遅れてでしか理解できないようだ。
やはり寺社巡りは一人訪問がベスト。そして時間をタップリとっておく事。
そして由緒書きや説明書きとともに寺社内を進む。
そうすれば、下の庭写真は石が「心」の字に配置されている事がその場でわかる。
しかし、この時は観音堂に腰を下ろし、同行者と話しながら「ボケーッ」と眺めていただけ。「心」の配置模様は知らずじまい。
ガツガツ何でも吸収しようとせず「ボケーッ」と眺めていられる時間もいいじゃないか!
という考え方もあるか!?
▼本堂の玄関先で猫が見送ってくれ・・・ソッポ向いてるな。猫は媚びないからスキ。
29日の寺社巡りはここまで。
北陸2日目を過ごし、巡った寺社はまだ5ヶ所。かなりスローペース。同行者の意向もあるからやむをえないわね。
で、この日もミーハーな観光地によってみる。
前日訪問した「平泉寺白山神社」にいた厄介者坊主が、ここで突き落とされたと伝わる岩壁。
落とされた彼の名は「東尋坊」。
▼説明するまでもないが少しだけ写真を並べてみる。
▼大勢の観光客の中で、こんな方も。崖っぷちは1m先、まだ余裕よ! 貴方、男でしょ!
▼予想していなかったが東尋坊と駐車場の間は土産物・飲食店がギッシリ。
▼そして一番のシャレてる土産を見つけた。
真剣に「がけっぷち」にいる人は着ない。・・・だから買わない!
▼もちろん、これも買わない! それにしても、言ってくれるわね! グサッとささる。
▼多くある飲食店はどこも同じようなメニューサンプルで同じような価格。
観光地にしては良心的と思われる値段が並ぶ。
もしかしたらこの通り全体で、過度な競争を避け、品質・価格も統一しているかもしれない。
「さけとろ いくら丼 1200円」「うにいくら丼 1800円」とまずまずのお値段。
ミニ丼ならさらに安い。
食べたいところだが、実は東尋坊がこんな様子だとは知らず、少し前に別な場所で昼ごはんを食べてしまっていた。
朝ごはんは白山温泉でしっかり食べていたし、今夜も温泉泊まりで夕食は予想できるから、軽い物でと思って「むぎとろご飯」1000円。しかし、余計な鍋物までついてきた。安くて美味しくてお腹イッパイになった。
ミニ丼くらいならやっつけられそうだが、ここで食べてしまうと今日の宿泊予定の晩ごはんを平らげるのに支障をきたす。何しろ少食、エコ人間なのだ。
往生際悪くウニ丼サンプルを横目に、土産を少しだけ買い。
今夜の宿泊地へ移動。
白山温泉は支払い宿泊費は12,000円だった。この宿は10,000円。どちらも2食付きのエコ料金。
ビジネスホテルを7,000円前後で泊まる場合と比較するとかなり安い。補助金確保、同行者のおかげ!
玄関先でおキレイな女将らしき方が出迎えてくれたが、撮りそこなった。
部屋は普通の観光旅館。
早めにざぶ〜〜〜ん! 独り占めで、平泳ぎ。
このあと中国の団体さんのバスが着いた、ヤバイ!
さて悩みは夕食だが、メニューを見ると嬉しい事に数が少ない。胸をなで下ろす。
なにしろボンビーは残すのがキライ。しかしエコな少食。こういう宿では大概残す。前夜の白山温泉でも鍋物を少し残した、心がツクンと傷んだ。
食べ始めた。途中これは残そうと、くじけそうになったがムリムリ平らげた。ご飯粒まで完食、バンザーイ。
いくらか自慢気なゴチソーでも、食べ終わった写真掲載なら、このBLOGのコンセプトに違反しない!
そもそも他人が食べるご馳走写真を見て何がオモシロイ?
やばい! ヘソ曲がりがこの話をすると長くなる。
ヤメッ!
腹イッパイ! 散歩に出る。
あわら温泉はお祭りだった。
歩いているとこんな所が。罪なヨコチョーだ。
お腹イッパイだけど、イッパイだけ飲んで宿に帰ります
では、おやすみなさいませ!
夜の あわら温泉は、おわら、ない!