▼太子堂八幡神社の御朱印です。(東京都世田谷区太子堂)見開き書置きです。参拝日付の「五」と「二」は書き込まれていますが、他は全てプリントです。写真ではうまく出ていませんが黄色い部分は金をイメージしていて総天然色キラキラ御朱印です。
一番右の文字は「奉祝 今上陛下御即位(践祚)」。(践祚)は「せんそ」と読むそうです。
ボーッと生きてる人間には生まれて初めて耳にする言葉で、チコちゃんに叱られそうです。
皇太子が天皇の地位を受け継ぐことだそうです。
そのあとに内外にその事実を知らしめることを「即位」というそうです。
書置きは600円(だったような?)。
強気の1000円ではなさそう。
こちもほぼ全面プリントで300円。
神社にはいただいた2体を含め、数種類の御朱印があります。
月替わりなのか、何かの限定なのか、もうどうでもよくなりました。
全般的に書置きが多くなっている御朱印事情。
書置きでもちゃんと墨書きしたものもあり、プリントされたものとかで、その姿は様々ですが、印刷・プリント御朱印には「またかっ!」と思う昨今。
連休中は、なかなか直書きの朱印はいただけません。
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太子堂付近は緑も少なく、ぎっしり民家が詰め込まれています。
車で大きな通りからこの付近にヘタに入り込むと、土地勘のない者にとっては抜け出すのに容易ではありません。
一通だったり、駅に続くホコテンだったりで、グルグル回されることになります。
▼住宅地の中で民家に囲まれているとはいえ、ここだけは緑豊かな深い森となっています。
23区内でも都心に近い神社では、深い森はほとんど見当たりません。お記し程度の木々か、ビルの林となっています。
▼境内社ですが八幡神社の鳥居の手前に鎮座する弁天社(左端)。
▼弁天社。年中、扉は開かれているようです。地元の方々は前を通るたびに頭を下げるなり、手を合わすなりしていることでしょう。
訪問日は5月2日。前日の1日は他の有名神社同様、御朱印目当ての長蛇の列ができたそうです。
▼鳥居をくぐると2台ばかりの駐車スペースがありますが、とてもここまで乗り入れてくる勇気がありません。手前の有料パーキングに停めました。
遠方からの参拝者はワタシ同様、ほとんどが朱印目当て。
「太子堂」という名称から聖徳太子が祀られている堂があっても良いのだが、それはこの神社の近くの「円泉寺」にあるそうです。そこからこの地の町名「太子堂」になったそうです。
▼境内にはご近所さんらしき方々が散歩する姿も見られます。
街中にあるせいで、常に人が絶えない神社のようです。地域の人たちの憩いの場でもある、寺社はこうでなければ・・。
▼節句の飾り付け。夜はライティングされるようです。
▼よく目にするハート形の「縁結び」絵馬は、全国で幾つの神社が使用しているのでしょうか? 女子受け狙いです。
▼稲荷神社。
何と言っても全国で一番数の多いのが稲荷社。ほとんどの神社が境内社として鎮座。
かつては農産物の出来、不出来が死活問題だったから神にすがり、感謝した。だから大小を問わず全国に鎮座して、人々に一番身近な社であるかもしれません。
「お稲荷さん」の次に数が多いのは、やはりここの神社のように「八幡さま」のようです。
▼木陰は夏には炎天下から逃れられる絶好の場所に違いありません。
▼行列は作っていないものの御朱印を求める人が絶えません。8割方が女子のようです。
授与所に「御朱印の授与は参拝者のみにかぎる」旨の注意書きが・・。
わざわざ書き出さなければならない現状がサミシー!
▼毎月1日の参拝で、限定ではなく「特別御朱印」だそうです。
寺社側は頭をひねって、いろんな企画を作ります。それも御朱印あっての企画でしょうが、日々寺社に参拝する人が絶えないということは良いことなのでしょう?!
ブームはいつまでもつのか? それとも日常化してブームとは言わなくなるのか?
さぁ、まったく予想もつきません!