▼祭礼期間中は書置きになる案内。
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▼ということで神社に向かう途中、祭礼の神輿に出会いました。
▼みなさんイイ表情をしていらっしゃるので顔消しナシにします。お許しを!
祭神と「王子」の地名の由来です。
神社HPからの引用ですが、太字箇所は加工しています。
御祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、速玉之男命(はやたまのおのみこと)、事解之男命(ことさかのおのみこと)の五柱で、総称して「王子大神」とお呼び申し上げます。
▼令和元年5月1日にも訪問しましたが、この社頭手前まで行列ができていたので参拝を諦めました。
創建は詳らかではありませんが、源義家の奥州征伐の折、当社の社頭にて慰霊祈願を行い、甲冑を納めた故事も伝えられ、古くから聖地として崇められていたと思われます。その後、元亨2年(1322年)、領主豊島氏が紀州熊野三社より王子大神をお迎えして、改めて「若一王子宮」と奉斉し、熊野にならって景観を整えたといわれます。それよりこの地は王子という地名となり、神社下を流れる石神井川もこの付近では特に音無川と呼ばれています。
寺社の名称がそのまま地域の名前になるか、逆に地域の名称が寺社の名前になることもあります。
歴史の古い大きな寺社は、その後に門前町が形成され、その寺社名が門前町の名称になっていったのでしょう。
▼最近は御神木に限らず、あらゆる場所に手を当てている場面に度々出くわします。
霊力と言うものが高い人は、いろんなものに触れていろんな事を感じるのでしょうか。そう言う人には特徴がいくつかあるそうですが、ほとんどワタシには当てはまりません。
▼黒塗りでシメられた金箔飾りを施した権現造りの拝殿は威厳に満ちています。
屋根のグリーン、黒塗り、金飾り、拝殿幕の紫、そして柱の白。カラーバランスが絶妙です。
▼本殿は木々に覆われ全体の姿は拝めません。
▼男子一人の参拝者も、ホント多くなりました。
もちろん様々な世代性別の参拝者が新たに増える現象はイイ事ではありますが、いくらか複雑な思いにもさせられます。
▼キレイ目の案内板が目立ちました。「准勅祭社」は明治天皇の選定? でしたね?
▼極めつけの案内板。神社を紹介するのにこのスタイルは初めて目にしました。
▼7つある知りたい項目にタッチすると上部のモニターが和文と英文で案内します。
昨今 AR や QRコードで案内するパターンが目新しかったのですが、この案内方法はヨクできています。
ありそうでも今までなかったのでは? オドロキです。
どこかの寺で おみくじ、御朱印、線香などの券売機は経験済みですが・・・。
▼珍しさのオドロキは、この末社にも。
ここも引用です。
末社 関神社
全国でも珍しい「髪の祖神」。御祭神は百人一首でも有名な蝉丸公で、姉「逆髪姫」のために髢・鬘を作ったという伝説により、髢、鬘や床山業界の方々の信仰厚い神社です。また蝉丸公は琵琶の名手でもあり「音曲諸芸道の祖神」としても崇敬されています。戦災で焼失したものを、髢、鬘、床山、舞踊、演劇などの関係業界の御尽力により、昭和34年に再建されました。境内には毛髪報恩のための毛塚も建立されています。
▼思わず読んでしまった「手塚」ではありません!「毛塚」です。
▼何も知識を得ずに「人毛商工組合」を目にすると、なにかオドロオドロしさを感じます。
「髪」の神様に、「毛」の塚でした。
やはり日本は「八百万の神」と、「八百万の塚」に満ちています。
▼神社境内の東側にポッカリ開いた穴のような坂。降りてみます。
▼坂を下る途中で涼しそうな心安らぐ景観に出会えます。
▼石段の坂下からも神社の参道となっていました。
▼「音無親水公園」ストーリーチックな「音無」の名称です。
もとはこの地域を流れる石神井川を地元の人たちは、王子神社と熊野を結びつけ「音無川」と読んでいたそうです。
▼そして石神井川の旧流路を整備して「日本の都市公園100選」の一つになりました。
▼桜の木の数は多くないものの、季節になると被さるグリーンがピンクに染まり変わります。
神社近くの「飛鳥山公園」「名主の滝公園」などもあり、ここは北区が少し羨ましくなるような安らぎの渓流です。さすが人出は多いのですが・・。
どっちにしても「癒される〜〜〜!」なんて言葉は使いたくないのですが、
カンペキ イヤサレマス!
▼渓流の谷から這い上がれば都電と遭遇します。「トデン」も「癒し」でしょうか?
王子神社から歩ける範囲に御朱印をいただける寺社はたくさんあります。
御朱印をいただきながら北区・王子を堪能しましょう。
▼王子神社とセットで参拝です。