人は見た目が9割? この頃当たり前になってます!
ーーご朱印も見た目が大事?
ブームになってから集印者のほとんどが「第一印象・見た目」がご朱印収集の何よりの優先順位となっているのが事実かも。
集印歴の浅い人ほど、また女性にその傾向は強いのも事実でしょう。
ケチをつける話ではない。見た目は大事のようです。
その御朱印の見た目で訪れてみようかと心動かされた神社に行ってみます。
小田原の大稲荷神社・錦織神社。
いつものように寺社そのものの事前知識は薄い。
そのご朱印で神社の姿を勝手に想像していました。
google mapの写真を見れば一目瞭然なのに、そんな時間もないし・・。
ネットで見る限り4種類もあるご朱印は、どれもシャープで華麗な筆跡、達筆です。
限定でなくともいただいてみたくなるご朱印でした。
このご朱印のセンス、さぞかし賑やかで神社境内なども洗練されているに違いない!
先週金曜に行ってみました。
▼勝手に思い描いていたイメージと少し違う。鳥居の先の階段を上がります。
▼勝手に思い描いていたイメージと随分違う。
祝日の金曜日10:30、誰もいません。拝殿横の受付もシャッターが下りてます。
▼勝手に思い描いていたイメージは完全にガラガラ崩れ始めました。錦織神社、右奥が愛宕神社。
あの華麗なご朱印から予想もつかない「お姿」。
この神社にあの錦織は訪れてないよねぇ?
大坂の錦織神社だったら行ってるかもしれない。
名称は同じでも彼とは関係ないし、単純な結びつけに興味はない。彼も戸惑い迷惑してるかもしれない?
こちらは田中稲荷社。フェデラー? ジョコビッチ? ラオニッチ?
赤い鳥居の脇にあった社務所に寄ってみます。
宮司は出かけていて30分程で帰ってくるが、書き置きがあるとのこと。
書き置きケッコー。いただきます。
▼大稲荷神社と錦織神社の御朱印です。(神奈川県小田原市城山)
ん〜? 日付がないな! まぁ、いいか。よくあること。
んん〜〜? 何の変哲もないコピー用紙みたいな紙だな! 仕方ないか!
んんん〜〜〜? おいおい、これコピーかプリントではないか!
よくないよ〜〜。
和紙ではなく、洋紙でも墨書きなら裏に多少にじんだ感じが確認できる。
裏は真っ白だった。インクジェットではなくトナーだ。
おそらくコピーに間違いない。
なんてこった! この華麗でスマートなご朱印にあるまじき事態。
少し慰めになるのは、錦織神社ご朱印の右上の金色の印は後で押してあること?
コピーやプリントでは墨文字に重なった金色が透けては見えない。
さらに観察してみると、コピーかプリントだとしても、この2枚は微妙に違う。
墨文字と朱色のカラーの違い、重なった部分の出方、墨の薄い部分の色などなど。
どちらかがプリントで、どちらかがコピーということかしら?
錦織は明らかにコピーだ。大稲荷はプリントを2度通しているかもしれない?
宮司の帰りを待つべきだったか?
これまでに印刷、プリント、コピーの類の書き置きは、多くはないが幾つかいただいています。高級そうな和紙を使用したもの、朱印だけは朱肉で押したものとか様々でした。
過去ブログにもしていますが、最高にガッカリしたご朱印は京都の常寂光寺で夜にいただいた書き置きでした。
▼その過去記事。
大稲荷神社はその次くらいにガッカリのご朱印。アリガタイやらナサケナイやら、複雑な思いにさせられます。
書き置きは、書き手が留守の時のために事前に時間がある時に書き溜めておくものだと思う。
したがって、その場でご朱印帳を書き終わるのを待たれるより、ジックリ、ユックリ対応できるはずだと勝手に思うのだが・・・?
いつも言うようにご朱印は寺社側の好意で出されるものと思っています。
したがってどんな形で出されても寺社側を非難するつもりはありません。
勝手な期待が外れ、
一人 ガッカリするだけだ!
ここは小田原、先がある。些細な事にコダワラないことにしましょう。