美味しかた米話題は、最後尾。
先に御朱印を掲載!
新潟県の魚沼や上越は別にして、新潟市内では御朱印がいただける有名寺院は見つけられなかった。もっとも、ネットでサラっとした事前知識だけなので当てにできない。
結局、新潟市内では前回掲載の「湊稲荷神社」と、以下の3社を訪れただけだった。
新潟白山神社の御朱印
「にいがた はくさん じんじゃ」主祭神:菊理媛大神(白山大神=白山比咩大神)
(新潟市中央区一番堀通町1-1)
白山神社の創建年は不明。平安時代の延喜年間、寛治年間あたりだそうだ。
新潟県を代表する神社でもあり、境内は「白山公園」と隣接している。
地元の人たちには「はくさんさま」と親しまれている。
▼白山神社も護国神社も結婚式か、賓客があるのかわからないが、両社とも真っ赤なジュータンが敷かれていた。
主祭神の菊理媛大神は加賀の白山比咩神社(白山権現)を勧請したもの。
主祭神のほか伊邪那岐大神、伊邪那美大神、天照皇大神、八幡大神をはじめとして多くの祭神を祀られている。
新潟県護国神社の御朱印
「にいがたけん ごこく じんじゃ」(新潟市中央区西船見町5932-300)
当社は明治元年に創建された「新潟招魂社」がはじまり。
▼他県の護国神社と同様にだだっ広い境内だが芝生が印象的。
結婚式が催されているようでレッドカーペットが敷かれ、参列者らしき人々で賑わっていた。
新潟大神宮の御朱印
「にいがた だいじんぐう」主祭神:天照皇大神(内宮)、豊受大神(外宮)
(新潟市中央区西大畑町5195)
▼「新潟のお伊勢さま」は明治9年の創建。
▼境内は坂口安吾生誕の地でもある。
「私のふるさとの家は 空と海と砂と松林であった そして吹く風であり 風の音であった」
安吾の本は「堕落論」のほか2、3冊しか読んでない。すべて忘れている。
しかし、この碑文は自分の安吾イメージを覆す、詩的な言葉が並んでいた。
なにはともあれ、新潟市内で一番印象的なヤシロだった。
古町を歩いてみたかったが時間がない。車で流しただけだった。
集印者は何処を訪れても時間がなく、初めての町でも一般的な観光場所に時間の多くは割けない。
新潟市内を訪れるのは初めてではないものの、全く知らないに等しい。
▼「白壁通り」なんていう一画があった。
古い町並みはダイスキだ。ちょっと時間を取って歩いてみた。
感激することの少ない人間にとっては、どうってことなかった。
「白壁通り」という案内柱も遠慮がちだったしねっ。
坂口安吾生誕の地でもある新潟大神宮の近くに「風の館」がある。
この作家の文学館的施設で遺品・所蔵資料などが展示されている。ガイドさんもいる。
しかし、坂口安吾! 興味ある人は少ないわよねぇ。
GWなのに訪問者は他一組だけだった。
館内を30分ほど見て回った。あと30分ほど時間が欲しかったわね。
何処へ行っても、こんな調子だ。上っ面だけスッスーという感じ。
寺社そのものが観光地となっている京都などだったら、それで良い。集印も同時にできる。
しかし、他のほとんどの地は集印だけに終わり、街並み・主な観光場所とは無縁になる。
「集印なんぞ忘れて一日街をゆっくり歩きまわってみたい」と思う。
現在進行形の集印者の方々には絶対ムリでしょうね。御朱印寺社訪問優先になる。
それでいいでしょう! ねぇ!!!
さて、前回の「米話題」の続き。
魚沼道の駅「雪あかり」で衝動買いした南魚沼産コシヒカリ「天地米」。
翌日友人からのプレゼントを予想できずに買った米だ。
そして友人がつくった岩船産コシヒカリ「農家自慢のお米」のイタダキ物。
この二つの味覚の違いは明確だった。
通常、もらいもの、タダに軍配が上がるが、評価を50%にしても「岩船産」が圧倒的な力を見せつけられた、味わわされた。
それまで「岩船産」など知らなかった。
調べてみた。
ブランド米だった。そこそこのお値段だ。ウマイはずだ! と勝手に理解した。
古い友人はこんな米を創っていたのか? 友を、さらに見直した!
友人夫婦に感激を伝えた。
ダンナは米作りと岩船のウンチクを少しだけ披露した。自慢したい気持ちと、岩船がメジャーにならないジレンマが理解できた。
「毎年、新米ができたら、わけてもらえる?」あたりまえに二つ返事でOK ! をもらえた。
そしてこの年、2015年から毎年「岩船産 コシヒカリ 玄米 30kg」が届くようになった。
しかし、ちょっとクセモノだった。
今年も来週にはクセモノかもしれない米が届くことになっている。
ニセモノではない、クセモノだ。
米が届いたら、もう1回、米話題にしよう、では・・。