▼溝口神社(ミゾノクチジンジャ・神奈川県川崎市高津区溝口)の御朱印です。
朱印帳を出して「お願いします」と伝えると、対応していただいた巫女姿の女子から、この書置きの見開き御朱印らしきものをすすめられた。
通常御朱印も対応可能のようだったから、書置きをすすめたい理由があるのだろう。
御朱印に関してはすすめられるものは極力拒まない主義。
でも結果、好みではなく、わたしの「許容範疇」から逸脱してる。
左ページのおたふくイラストと干支の戌文字は、どう頑張っても付け足しみたいで無用のように思う。
で、500円だったか600円だったか? 忘れた。
いずれにしても印刷もしくはプリントのこの書置き御朱印は、なんだか正月用、1月専用のような内容だ。
1月中に完売できなかったのか、または通常御朱印とは別に1年間これで通すのかな?
すすめる側の雰囲気と思惑を思い巡らせているうちに神社の姿勢や有様が見えて来る時もある。
▼溝の口神社の御朱印帳。特に欲しかった朱印帳ではないが、ちょうど手持ちの朱印帳の空きがなくなってきたので購入。
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さて、溝の口。
東京から国道246で多摩川を渡り、神奈川県に入ってすぐの街だが、全国的な知名度は低いかもしれない。
この神社の朱印帳も地方の神社で見せてもどこの神社かわからないかもしれない。
「川崎の祈祷所」と記されているから、川崎という事でやっと理解されるかも。
▼JR南武線と東急田園都市線が交差している駅前は商業施設で埋められている。
▼古くからある街なら、どんなにキレイに整備されてても、必ずと言ってよいくらいに昭和の雰囲気を残している一画がある。最近では、有楽町ガード下や、新宿思い出横丁、浅草ホッピー通りのように意図的に昭和の雰囲気を継続維持させようとしている飲んべぇ街もある。
そんな飲んべぇ街では雰囲気は昭和でも、飲み代はシッカリ平成価格で「センベロ」には程遠い店が多い。
ここ溝の口の昭和も姿だけを借りて、店舗経営者は平成の企業かもしれない。
▼少し寄り道してのぞいた飲んべぇ街をグルッと回り込んで神社に着く。
▼参道は緑が濃くて気持ちが良い。
▼参道を振り返る。この雰囲気も悪くない。
▼本殿▼境内は清潔で明るい。本殿の裏にもう少し緑があると、もっと良い景色になるが・・。
この神社では100種類以上のお札、絵馬、みくじを用意しているそうだ。
▼本殿前には何種類ものおみくじ。
▼おみくじSALE会場のような陳列。
「こどもみくじ」まである。子供達にせがまれたら・・。
▼御神木の「親楠」。新し目の賽銭箱が設置してある。
▼「長寿けやき」。新し目の賽銭箱がある。
▼「稲荷神社」。当たり前に賽銭箱がある。こちらも新し目。
▼「垂乳根の銀杏」と「歯固め塚」。新し目の賽銭箱がある。新しくキレイなせいで、何しろ賽銭箱が目立った!
いちいち相手にしてると小銭がなくなる。後半は10円ずつにしておいた。
皆さんは100円ずつにしてください。サイテーでも・・。
▼石を持ち去る不届き者がいるようだ。小石を持って帰ってどうするのだ?
いろんな事を考えさせられる、御朱印と賽銭箱が記憶に刻まれた神社でしたね。