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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

般若心経を唱えるロボット、IT化・機械化の波? :御朱印:山口観音・日枝神社

般若心経を唱えるロボットのニュースを見た。「エンディング産業展」なるものらしい。

発音がイマイチで怪しい読経になっていた。ワロタ!

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しかしこのくらいで笑ってられない!

「畳の上で死にたい」が叶えられなかった方のためか? こんな棺もあるとか。和モダン?

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エンディング産業もさることながら、

寺社の IT化、自動化、機械化もめざましい。

かなり笑えるもの、ありがたさがこみ上げてきて涙もの、さまざまだ。

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「自動鐘つき機」

全国で1000カ所。どこの寺かは忘れたが、何年か前、初めてお会いした時は不気味だった。誰もいないのに鐘の音がして、突き棒が勝手に動いていたのだ。

 

上の写真は違うが、確かこの寺も「自動」だったはず。

古式蒼然が好きな者は、そんな箇所は写真も撮ってない。

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吾庵山 金乗院(山口観音)・真言宗豊山派

 

「自動搬送納骨堂」

墓地の代用だ。カードをかざせば、ホテル内のような参拝スペースまで遺骨収蔵厨子を運んできてくれるという、なんともありがたいシステム。

彼岸時などは、ラッシュアワーのように裏で遺骨が行き交っているんだろうね。遺骨も忙しく、落ち着いて眠っていられない。

 

「おみくじ自販機」

「センサー感知自動手水」

この2つは以前から、よく見かけるから慣れたものだ。おみくじや線香、ろうそくは自販機より、脇に料金箱が置いてあるのがほとんどだけど。

その昔「おみくじ」は寺社だけのものでなかった。レストランや「喫茶店」のテーブルの上に「おみくじ機」が置いてあった。

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いつからか、なぜか、オミクジは寺社の専売品になった。

寺社にこのルーレット「おみくじ機」を置いたらダメかしら? ルーレットがクルクル回って、観音様やお地蔵さんを描いたおみくじが飛び出す。とってもアリガタイ、と思うんだけど?!

 

御朱印・お守り券売機」

坂東33の星谷寺で初に面会した時にはメンクラッタ。

神仏を信じないわけではないが、神籤やお守りはイベントと思っているから、「売り方」にこだわらない。好きにしてください。

 

「電気式の線香やろうそく」

火事の心配が無用になるって事だわねぇ。LEDかしら? 香りと煙は?

寺社は火事で焼失、再建の連続、歴史だからねぇ!

 

「アマゾン坊主出前」

「お坊さん便」価格20,000円。なにおか言わんや!

 

 「坊主BAR」「坊主BAND」

music、酒好きだから、カンペキにユルス! 自動化、機械化とは違うか?

でも「煩悩カクテル」「煩悩ファンク」なんでもヤッテちょうーだい!

 

300年の歴史を持つ東京・築地にある寺は、ビルの3階まではテナント、4階から本堂があり、

「屋上に100基の墓地」

さらに鐘撞があり、もちろん鐘は機械式である。

 

 

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「塔婆プリンター」

あの長い塔婆に見事にプリントするのである。当然、梵字も、御首題もプリントできる?

 

世田谷区・妙法寺高さ8mの「おおくら大仏」は、

回転し、正面と背が入れ替わる。

「まわれ、ま〜われ、メリーゴーランド」久保田もお参りしたとか?

 昼間は大仏は本堂の方を向いており、夕方から朝までは世田谷通りの方を向いて、交通安全を祈願しているそうだ。 

 

 「厄祓いを動画で行うという神社」

どうなっているの?

 

インターネット寺院『彼岸寺』

こちらは、マジメな取り組みのようだ。

 

深川閻魔堂のエレクトリックエンマ」

愛嬌だね。

まったく話は変わるが、この寺、門前仲町の深川閻魔堂・法乗院の近く、葛西橋通り沿いに「こうかいぼう」というラーメン店がある。いつも長蛇の列! 絶対にこの話をしたいが長くなる、次回にしよう。

 

「お経もタブレットの文字を、指でなぞれば音声再生」

おいおい!? まさか坊主が使わないだろうねぇ?

 

「お賽銭も電子マネー対応」

 なんだってぇ?!  シャリ〜〜〜ン!!

 

そういえば、東京に

エスカレーターで境内に」

案内してくれる神社もある。

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日枝神社・東京都千代田区永田町

 

エレベーターもどこかの寺社にあるのかしら? 覚えは無いわねぇ。

 

イヤハヤ、なんなのだ!

元来「寺」は、その時代、時代の最先端の建築技術を取り入れてきた歴史を持っているから、新しいものを取り入れて行く姿勢は何ら不思議ではないかもしれない。

加えて現在は、住職や神職高齢化や、跡継ぎがいないという深刻な問題が最先端の技術を取り入れる理由の一つにもなっているそうだ。

しかし、どう見てもそういう先端的な技術を取りれている寺社は「裕福」そうな寺社ばかりだけど? そんな寺社なら後継者の問題もないはずだ。

自動鐘つき機を設置するのに、おおよそ百万円だとか。

 

後継者問題を抱えている寺社は、何ひとつ新しい技術的なものを取り入れられない経済的事情を持った寺社のはずだ。

「ALSOC? そんなものは知らん」「用は無い」と言う寺社もいっぱいある。

単純な事だ。寺社も格差なのだ。

変わっていくのはハード面がほとんどだが、技術面とは対極にある神仏の教え、それさえも流されていき、人が神仏と向き合う時、パワスポとか、サイバーとかで、ウスッぺらな対象になっていきそうな気がしないでもないね。

 

諸行無常、なんの不思議もない!か?

 

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