2020年にいただいた御朱印は、多忙な1月のせいか書き置きで500円でした。
大祭中の多忙にも関わらず、2013年にいただいた御朱印は直書き300円でした。
2013年から2020年へと、7年間で神社の御朱印は概ね、
直書き→書き置き(繁忙期)、墨文字→減少、300円→500円
というような変化をしているようです。
また、
というような寺社も見られるようになりました。
昨今、この神社に限らず、御朱印に対する寺社の対応のマルチぶりが伺えます。
朱印帳を返されるときも様々です。
「ようこそお参りくださいました」
「ありがとうございました」
言葉とともに
朱印帳にハサミ紙や、由緒書きが添えられたり、栞やミニ記念品いただくことも・・。
しかし、それらが一切ない寺社もあります。
そんな神社の言葉一つ、態度一つの違いには参拝者は敏感です。
もちろんその逆、集印者に対する寺社側も敏感です。
さて、ここ稲毛浅間神社はどうでしょう?
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▼稲毛浅間神社は東京⇄千葉の大動脈、国道14号線(R357)沿いにあります。
高速を使わないで房総半島方面に向かう場合はこのルートを取らざるを得ません。
もう何度神社前の道を通ったか見当もつきません。
▼その都度この大きな看板を目にします。かといって何度も訪問しているわけではありません。今回は3度目の訪問です。
▼最初の訪問はまだ御朱印収集前の時期で、2度目の訪問が2013年の大祭期間でした。
▼神楽殿では奉納舞が演じられていましが、なにしろ大勢の人出で参拝もそこそこに御朱印をいただいた後退散しました。
神社に伝わる「十二座神楽」は、江戸神楽の影響を受けて有名だそうです。
ということで、今回は7年ぶりの訪問となりました。
▼写真奥の海側から続いている参道は広い国道が分断しています。
一の鳥居と二の鳥居が国道を挟んで向き合っています。
かつてはこの国道の向こう側は海水浴や潮干狩りができる海だったそうです。文人墨客も訪れ、海岸線の松林には多くの別荘が建てられていたそうです。
現在の神社周辺には大勢の警備員が配置されています。国道からの駐車場入り口は常に警備員が常駐しています。
それだけ参拝者が多く、初詣の参拝者数は30万人といわれています。千葉神社は63万人というデータがありますので約半分ですが、地理的な要素の違いでしょう。
▼駐車場からは離れていますが、表参道の二の鳥居に回って参拝します。
▼ゆるい坂になっている参道の左右は庭園のようにきれいに整えられて、とても気持ちよく進めます。
▼神門は2013年参拝時は、まだ無かったように記憶します。
▼神門をくぐった正面階段下は手水舎になっています。
▼社殿前の境内広場は初詣用のテントだらけになっていて、景観はよくありませんが、成人の日に参拝のカップルは無条件に祝福したくなります。
▼808年創建の千葉氏の信仰が篤かった神社で、本殿には猿田彦命、木花咲耶姫命、瓊々杵尊を祀ります。
▼稲荷神社は宇迦之御魂神を祀ります。
▼小さな山王宮と水神宮。
▼天王宮。どこもとてもきれいに手入れされていて気持ちの良い参拝ができます。
▼古峰神社前の対の狛犬は古そうです。
どの境内社にも参拝者の姿が見られます。
▼神門前の右手にある八坂神社は須佐之男命。
境内社はこのほかに小御嶽神社や厳島神社などいくつもあり、広い境内を回っているとあっという間に時間が過ぎていきます。
▼神社の東側一帯は松林が美しい公園になっています。
かつては神社が海岸沿いにあった雰囲気を残している松林です。
参拝の折にはぜひ散策してみてください。