御朱印迷宮 /Goshuin Labyrinth

御朱印収集にはほとんど役に立たないブログ!どこまで続けられることやら!

外房の雲を見て、イワシが喰いたくなる訳:御朱印:鏡忍寺:御首題:妙蓮寺

南房総の千倉から鴨川方面へ、気持ちの良い海岸線の国道を走る。

 

房総は季節を問わず、いつ来ても気持ちの良い所だと思っている。特に外房は、東京から少し距離はあるものの、海を見ながらの道は好きなラインだ。

何よりも夏のハイシーズンでも外房の道路は殆ど渋滞することなく、開放的な視界のなかを気持ちよく走れるのがイイ。

 

同じ海岸線でも、神奈川の三浦半島や湘南では週末の渋滞は避けられない。三浦から葉山、鎌倉、江ノ島に至る国道は忍耐強さを試されているかのような道だ。

 

それでも多くの若者たちは、三浦、湘南を目指すのだ。

昔から湘南はカッコイイのだ。千葉はダサイのだ。何しろ、今はあまり使われないかもしれないが、ショーナンボーイ、ショーナンガールという呼称もある。

頻繁にドラマや映画の舞台にもなってきた。

「湘南」という言葉の響きの中には洗練さ、華やぎ、スマートさ、センチメンタルなイメージが定着してるのかな?

そんなものを持ち合わせない者が、それを欲する人が集中する地域。湘南を、そんなふうに理解する。へそ曲りだ。

藤沢から西の地域になるが、車の湘南ナンバーなんてのも出来て久しい。だが海の全くない山側の山北町なども湘南ナンバーに相乗りだ。自分で選べるわけでも無く、そのナンバーを背負わされてる人には悪いが、イナカモノが自身を精一杯否定してるようで情けない。

 

そんな人気の湘南に比べて、ボーソーボーイはいないし、ボーソーガールもない房総。そんな呼び名は誰も望まないのだ。やはり皆んな千葉はダサイ事を認めているのか。

地域的に房総半島の大半をカバーする「袖ヶ浦」という車のナンバーもあるが、千葉の何処にある地名なのか、関東の人間でさえ知らない人が多いから、こちらも情け無い。

 

房総という言葉で単純に連想させられるのは暴走だが、若者のバイク離れのせいか、最近ボーソー族の騒音に眉をしかめる機会も少なくなったような気がする。その代わり東京の街中を走る自転車、スポーツサイクルは頓に多くなった。車を運転していると少し小ウルサイ。

地方でもそんな自転車を蹴って走る人が多くなったように思う。どこでも自転車ブームなのかしら?

 

外房を走ってたこの時は街中でもないから、快走している自転車の2人組をうるさく感じる事もなく、彼らを目にしながら、その右側を先に行く。

 

鴨川が近づく。

腹が減った。

昼の12時はとっくに回っていた。

 

道の駅があった。寄ってみる。

 

車を降りて見上げた空は鰯雲でもないのに、何故かイワシの刺身を喰いたくなった。

過去に房総で2度ばかり、すこぶる満足できた、旨かったイワシの刺身に出会ってる。

イワシは無いとしても土地柄、魚の旨いランチくらいはあるでしょう!?f:id:wave0131:20170812182923j:plain

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残念ながら施設内のレストランに、イワシメニューはなかった。

その代わり「ひかり丼」があった。

ひかり物? ケッコーじゃないのっ、青魚には目がない。

マグロと鯵の刺身を並べられて、お好きな方を!と言われたら鯵を選ぶほどだ。

 

メニューには「ひかり丼」と出ているだけで、何の魚を使っているのかは記されていない。ひかり物は何でもOKだから、とにかくオーダーした。1000円弱。

出てきました。

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ハデだっ!!!わねぇ?

 

突き詰めて確認しなかったメニューに写真はあったものの、現物は写真よりかなり派手で怪しげな色をしてる。

ひかり物でここまでカラフルな物は初めてだ。色だけで感じるイメージは中華か、しっぽく料理だ。

花のようにあしらった真ん中はハマチ?

ハマチはひかり物ではないが、飾りとしての添え物なのか? 脇役なのか? それにしては刺身を3枚も使っている。

その主役でないハマチを最初にいただいた。ハマチの刺身としてはまずまずのところだ。不満はない。

 

その周りの派手なピンクは「おぼろ」だった。関西方面で押し寿司には利用されることもある。アマイ! ひかり丼に、これはいらないだろう!? 酢飯と相性の良いのはわかるが。

 

さていよいよ本命のひかり物を喰らう。

と言いたいところだが、箸をつける前から様子は分かっていた。生ではなく酢〆めだ。だからオボロが添えられていたのか。

アマかった!ひかり物=生 と勝手に決めつけていた。

まぁイイ。ニギリ寿司だと、ひかり物の王道はコハダだ。酢〆めだ。それも寿司職人の技の見せどころ的なニギリの一つだ。

イワシでもアジでも、生が食べたかったが、まぁ仕方ない酢締めでもヨシとするか、ひかり物に偽りはないわね。

 

いろいろ妥協して、嫌な予感がしたが、とにかく腹が減ってた、ひかりを口にいれた。

 

なんと、

まったく光ってない!!!!!

いぶし銀でもない!!!!

錆びついてた!!!!

イメージだ、一個人の味覚だ。

 

魚は意外にもサンマだった。

メニュー写真のざっと見は、アジ、イワシ、コハダ、サンマの何れかだ。メニュー写真を精査すればオーダー前に分かったはずだ。

いやサンマも好きだ、サンマで良いのだがサンマの酢締めは初体験。

ボソボソしてた、乾いている感じだ。美味しいコハダのような瑞々しさは微塵もない。

ご親切にもサンマの身は厚かったから、乾いた感じは口の中でモグモグと増長して何か飲み物が欲しくなる。

恐ろしいことに丼の中にはまだ8切れある。

これならサンマの開きのがまだマシだ。

イメージだ、一個人の感覚だ。

 

ひかり丼、ひかり物ではなく、イカリ物になった。

店に罪は着せない。自分にイカリを感じた。

何故こんな物を選んだ?! イカリがボーソーする。

サンマの酢締めとしては正しいアジだったかもしれないのだ。

自分の好みとはまったく逆方向だっただけなのだろう。

余りの期待外れに、丼と一緒に出された物がお吸い物か味噌汁か忘れたほどで、その水分と共にサンマ全9切れを何とか飲み込んだ。

 

とにかく腹は膨れた。満足感は萎んだ。

イメージだ。一個人の感想だ。

 

あーあっ、マズかった!

好きだった外房が遠く太平洋に逃げて行ってしまいそうな昼飯だったなぁ。

 

そうなのだ、ホントはこんなのが食べたかった。

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ファミレスチェーンの「とんでん」さんの写真を借りた。

かき氷の上にイワシの薄切りが、さぁ、喰ってみろ!と並んでいる。

ヨシ、今週末は「とんでん」へ行ってみようじゃないの!

 

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小松原山 鏡忍寺・日蓮宗本山・千葉県鴨川市広場

 

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妙日山 妙蓮寺・日蓮宗・千葉県鴨川市小湊