▼秩父三十四所観音霊場 1番 誦経山 四萬部寺の御朱印です。
▼四萬部寺で求めた専用納経帳です。
専用と言っても、表面の「秩父三十四観音霊場納経帖」のラベルのみ貼り替えたもので、帳面自体は専用ではないと思います。
本ブログの場合、鎌倉杉本寺で求めた「坂東三十三観音霊場納経帖」と同じものです。
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▼秩父三十三観音霊場のスタートは、西武線「秩父駅」から少し距離があります。
三十三観音は、メジャーな霊場から地方各地にマイナーな霊場があります。
東京だと初心者の御朱印いただき隊は「新撰 江戸三十三観音」から始めたはずです。
そこから、鎌倉三十三、坂東三十三などと、その範囲を広げるのではないだろうか?と予想。
いきなり、秩父三十四を巡る人は少ないでしょうね。武蔵野三十三も然りかな?
1300年前、西国三十三が草創され、次いで鎌倉時代に坂東三十三。そのすぐ後に秩父三十四が開創されたようです。
観音さまは、33の姿に変えて各所に現れ衆生を救うと言われている。それにちなんで観音霊場は三十三札所となっている。西国も坂東も33。
だが秩父は34札所。
「日本百観音」にすべく、無理無理一つ増やして34にしたとしら? どの観音さまが一人二役を担っているのかしら?
こんな疑問はおかしい?!か?
二役ではなく、33のお姿のうち、1つを2回ご登場願う?
いやいや、きっとこれも違うね、33は単なる数合わせみたいなもので、33の各寺に、33のお姿が割り振られているわけではない。
相当ややこしい、またも自分で何を言っているのか分からなくなってきました。
「99? キリが悪いねぇ、え〜〜い! この際、百にしちまえ!」
というのが本音で正解かも?
ワタシ的には99の方が謎めいていて面白いのですが・・。
いずれにしても、この秩父34札所は、多くの人は西国、坂東を巡った後に巡礼し、百観音を結願、というパターンが一般的なのか?
ググれば理解できるページが出てくるかもしれないけどメンドーねっ!
2014年、江戸・坂東・鎌倉のそれぞれの三十三観音霊場は巡り終えていた。同じくに関東36不動も結願していました。
後はどこを巡ればいいのっ?
という中での秩父の選択でした。
西国は遠いからボチボチ行ける時に行きましょう!
その前に秩父を巡ってもバチは当たらない!
3月初旬の秩父は残雪があった。数日前にかなり降ったのかも?
そしてこの年、秩父は「午歳総開帳」でした。偶然でした。
▼1番札所の「四萬部寺」はケッコーな人出で賑わっています。
▼かなり歴史を感じさせられる趣のある本堂です。
▼「施食殿」
本堂右手のこの堂で行われる施餓鬼は関東三大施餓鬼の一つとして大変賑うそうです。
▼守り本尊にもお参りし、見送られて秩父巡礼のスタートです。