御朱印迷宮 /Goshuin Labyrinth

御朱印収集にはほとんど役に立たないブログ!どこまで続けられることやら!

熱海はかつての賑わいを取り戻せるか?:ご朱印:大明王院・伊豆山神社・来宮神社

小田原を出て熱海の街に入った。f:id:wave0131:20171110150831j:plain

尾崎紅葉も予想もしなかっただろう、この描写、今じゃDVになる。

 

その昔、熱海は新婚旅行のメッカだった80歳代くらいのおじいちゃん、おばあちゃんが若かった頃の話だ。

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最近の新婚旅行の番付は1位がヨーロッパで、2位がハワイとか。そんな現在、男が「新婚旅行は熱海にしよう!」なんて言おうものなら婚約破棄になりそうだ。と、思ったがそうでもなさそうで、様々な事情を抱えた新婚カップルもあるから、熱海を新婚旅行に選ぶことも珍しくはないそうだ。

そういえば街中は外国からの訪問者も含め若者の姿を多く目にする。

 

戦後から1990年以降のバブルがはじけるまでは熱海の黄金期だった。

その後、大型ホテルが次々と閉鎖に追いやられて、熱海も忘れられたような存在になった。

しかし観光地的条件は、かなり良い内容で揃っていて失われていない。だからかつての賑わいは望めなくても、熱海を訪れる客足は再び少し取り戻しつつあるようだ。

 

知らぬ間に、あの星野リゾートが2つもできてる。いつオープンした? 全く縁が無い対象だ!

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さらに温泉付きリゾートマンションとかコンドミニアムが目立ち、有料老人ホームなども数多くできた。これも全く縁がない!

 

熱海の顔は変化して様々な人々を飲み込んで熱海は生き延びている。

それにしても駅周辺は坂だらけで高齢者にはシンドそうだ。若者が多く目につくのもそんな理由からかも。

 

遠方は初島? 大明王院から見える海はベタ凪。

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明王院境内もベタ凪。誰もいない。

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しかし本堂右手の受付は賑やかに5、6人の僧侶、事務方がおられた。

川崎が本院で東京、横浜、熱海に別院がある。

本院は訪れたことがある。身代わり不動として知られているから、かなりの参拝者がいた覚えがあるが、ここ熱海は・・。高台が影響してるのかしら?

 

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伊豆山 大明王院 熱海別院・真言宗醍醐派静岡県熱海市伊豆山

 

 

ここも高いところにある。

総階段数837段だそうだ。しかし途中、階段を横切っている市道のバス停伊豆山神社前から登る。それでも180段ほど。一気に登ろうとすると、かなりシンドイが途中の踊り場で救われる。

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参拝者はチラホラ。歴史ある神社だが、なにしろ山の中腹にある。通りすがりにちょっとお参りするという訳にはいかない。やはり地理的な条件で参拝者の数は左右されるのかな。

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しかし、喧騒から離れているからこそ感じられる事も多い。

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ここも境内脇から海が眺望できる。心安らぐ居心地の良い神社だ。

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今更ながらだが、やはり熱海は山からすぐ海だということを再認識させられる。この山の森を下り、海に至る狭い地に自動車道と国道、東海道本線、新幹線などがひしめき合っている。

昔から交通の難所なのだが、人は何とか克服してしまう、大概の自然の抵抗に負けてない。でも生きていく上でいくつもある人生の難所は、どれも克服できるものではないわね。
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伊豆山神社静岡県熱海市伊豆山

 

こちらは駅名にもなっているから有名だ。前述の社寺とは違い、やや平坦な地に鎮座している。

参道をひっきりなしに人が行き交う。

鳥居前で停車する観光バスが、中国からの観光客らしき人々をジャンジャン、波のように吐き出す。

ヤカマシー声が飛び交う。

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拝殿前の境内も賑やかだ。完全に観光神社として成功している。

観光的で、人で溢れかえる喧騒の中に居ると、神や仏の存在を感じるのは難しい。

集印を始める前にこの神社を一度訪れている。やはりその時はもっと静かであった。

今はあまり長居できない神社になった。と言うか、落ち着かないと言うのが正しいかな。

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来宮神社静岡県熱海市西山町

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来宮神社では御朱印と一緒に由緒書き、ポストカード、大楠のパンフをいただける。デザインはどれも洗練されていて、金がかかっている印刷物だと想像できるが無料でいただける。潤っている神社なればこそだ。

その御朱印をいただく建物、参集殿もスタイリッシュな姿で真新しい。だが神社として違和感は感じられず、うまく境内に溶け込んでいる。

参道左右の竹林と同じく、うまく計算されていて訪れる人を歓迎する造りだ。

熱海を訪れる人のその多くが、この神社にやって来るのも理解できる。

神社経営として外の力を利用して、観光資源としての神社をさらに発展させていくのも悪い事ではないか?

 

しかし当の神社の本意ではないだろうけど、伊豆山神社のような静かな佇まいと雰囲気も無くならないで、いつまでも残っていてほしいと願う。

また勝手都合な思いだ!