▼真大山 大聖寺の御朱印です(真言宗豊山派・埼玉県越谷市相模町)
「大雄寺」も全国にありますが、この「大聖寺」も全国にあって、このブログの数記事前にも土浦市の「大聖寺」について書いています。
そして「大聖寺」ときたら「真言宗」「不動明王」ですが、「大相模」というのはよく分かりません。
御朱印には「大聖」「大相模」「真大山 大聖寺」、「大」の字が4つも並んでいます。
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▼埼玉県越谷市に「レイクタウン」という、2008年の平成に誕生した新しい街があります。
普通は「レイクタウン」と言うと「イオン」を核とした大ショッピングゾーンを示すようですが、街の名称にもなっていて1丁目から9丁目まであります。
治水のために造られた「大相模調節池」と同時に街も造られたそうで、そこから「レイクタウン」という地名にされたようです。
▼そのレイクタウンの北1kmほどの所にこの寺はあります。
▼真言宗の寺なので、工事中の山門前に弘法大師が・・。頭は傘でしょうが少しヘン!
▼「大相模」とあります。大相撲ではありません。相模国といったら神奈川県ですが、この寺の所在地名も「相模町」。神奈川の相模との関係はないのかも?
越谷市で最も古く、天平の創建と伝わりますので奈良時代です。
近くのレイクタウンは「平成」に誕生し、この寺は「天平」に誕生した。
どちらも幕を閉じた時代同士が隣り合わせている。感慨深い1300年のギャップです。
▼山門をくぐると「虹だんご」を売る「虹屋」。
こだわりの「だんご」だそうです。買っていませんので全く分かりませんが、買い求めにやってくる人たちを数組見ました。
素晴らしいネーミングは、YVショッピングの「夢グループ」を連想させられました。
かつては「日本三大不動」に数えられたそうです。現代の「日本三大不動」は候補に5ヶ寺が上がっています。
▼本堂にはカラフルな七福神の額が3枚。
▼鮮やかな色は褪色していないので新しいもののようです。
▼境内は広く、がらんとしたスペースもあります。何かのイベントに利用されているのかもしれません。
▼山門が工事中だったので、回り込んで「東門」からも改めて進んでみます。
「大師堂」「聖天堂」などお堂がいくつも続きます。
▼幹周りが4mもあるのは「椨(タブ)の木」と言うそうです。
▼「たぶのき」も知らんのか! と笑われます。
▼賓頭盧尊の堂です。撫でられるビンズルさんは手前にあり、造られたのは新しそう。
▼ここも造られて新しそう! 「ぴんころ」は平成に誕生した言葉のように思います。
▼この表情はまさに「平成」。令和もこの表情が続きますように!