御朱印迷宮 /Goshuin Labyrinth

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江戸六阿弥陀 健脚な江戸っ子は日帰りで巡り終えた?

阿弥陀の由来は四番の與楽寺でいただけますよ。

その悲劇的ストーリーは聖武天皇行基の時代まで遡る。江戸六阿弥陀成り立ちの伝説は、当然、のちの世に作られた話だろう。

伝説は日本各地に数多く残り、とりわけ寺社にまつわる話は多い。その作者、作家?たちの創作力たるや、何百年も語り継がれるほど大きかったのだ。言い伝えといえども、さもありなん、と変に納得させられる部分もある。この種の伝説を疑うのはヤボだ。宗教と共にあった大人の童話なのだ。誰にでも易しく、わかり易さが大事だった。そして少し前までの人たちは「へぇ〜!」と素直に感嘆したのだ。

江戸時代も元禄の頃になると、春と秋の彼岸に江戸六阿弥陀巡りの参詣が信仰と行楽を兼ねて盛んだったそうだ。何しろ自由な旅ができなかった、特に女性は困難だった時代だけど、寺社参詣となれば誰でも許されたようだ。そんな時代的背景を思えば「どこどこ・・詣」が盛んだったのもうなづける。物見遊山だ、最高の娯楽だ。江戸時代も現代同様「楽しみながら巡礼してください」だったのだ。でも、もちろん時間もお金も余裕のある人しか出かけられない。遠方への泊まりがけの「詣で」となると、その余裕はさらに必要となる。

そんな中、もしかしたら、この六阿弥陀巡りは1日、日帰りでできたかもしれない。何しろチョー健脚だった江戸の人々だ。五番の常楽院も上野にあったようだから、弥次さん喜多さんの親戚たちが夜明けとともに出発して、彼岸の陽が真西に沈むころには六寺を無事、楽しく巡り終えていた事だろう。

 

f:id:wave0131:20170614143356j:plain1番 三縁山  西福寺・真言宗豊山派・東京都北区豊島

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2番 宮城山 恵明寺・真言宗・東京都足立区江北

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3番 佛寶山 無量寺真言宗豊山派・東京都北区西ヶ原

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4番 宝珠山 與楽寺・真言宗豊山派・東京都北区田端

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5番 福増山 常楽院・天台宗・東京都調布市西つつじが丘

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6番 西帰山 常光寺・曹洞宗・東京都江東区亀戸

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龍燈山 性翁寺(木余りの弥陀)・浄土宗・東京都足立区扇

 

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補陀山 昌林寺(木残りの観音)・曹洞宗・東京都北区西ヶ原