大谷寺は「めり込んでる」。このスタイルの寺社は多くある。やはり山や岩を信仰の対象としたからかしら?拝観料はいくらか忘れたけど、大した金額ではない。が、見せてくれるものは「ご予算以上」だった。
寺を出て正面の公園へ足を運ぶ。山のような岩を切り拓いて通路にしたような所を抜けると観音像が待っている。真下から見上げる。首が疲れる。平和観音像、人の手で6年を要して出来上がったとか。ほかの単立する仏像とは異なるイメージを抱かせられる周りの大谷石のせいか、魔訶不思議な空間だ。エジプトは行った事はないが、写真で見るアブシンベル神殿だ。けどスケールとカラーが違いそうだね。
今日の東京は暑かった。夜になっても18℃。ところが8℃なのが、この近くの大谷資料館。大谷石採掘跡地の巨大地下空間は、これからの季節は天然クーラーで下界をしばらく忘れさせてくれる快適ビッグスペース。2度行くところではないかもしれないが、坂東三十三観音を巡る時ははずさないでね!ハズレはないはず!