過去にいただいた柴又帝釈天の御朱印・御首題をまとめてみます。
もちろん「柴又帝釈天」は通称。
正式には、経栄山 題経寺(だいきょうじ/日蓮宗・東京都葛飾区柴又)ですが、誰も正式名称では呼びません。
日蓮宗ですので御首題がいただけます。
▼柴又帝釈天の御首題です(2019年)。
ただしここ数年、多忙な正月は書置きだけになり御主題はいただけません。
▼柴又帝釈天の御首題です(2014年)。
明後日から始まる10連休も書置きだけになる事が予想されます。
このBLOGを始めて「柴又帝釈天」の記事をいくつ掲載しただろう?
▼過去記事は3つでした。
2年間に同じ寺を3つも記事にするのは如何なものか?とも思いますが、好きな寺だから、というより好きな地域だからこんな結果になります。
で、今回は4つ目の記事。
ところで直前の前回と前々回の2記事同様、今回もGWの「おのぼりゴシュラー」のための記事みたいなものです。と言っても「キラキラ御朱印」の掲載はありません。
「キラキラ御朱印」を否定はしませんが、どうしても批判的な言葉がでてきてしまうので・・。
柴又というと東京の外れ。帝釈天裏の利根川を越えると千葉県です。
そんな地域にGWの「おのぼりさん」たちがやって来るわけがない!
でも必ずやワザワザやって来るモノズキもいるはず。
御朱印・御首題を求めて地方からやって来る方、
▼まず、この地図を見なさい。
そして柴又に来て御朱印を求めるなら、◯赤丸の寺に全て参拝しなさい。命令です?!
帝釈天を中心にしたら直線距離半径300m以内です。
全て「柴又七福神」の寺ですが、どこも本尊と七福神の2つの御朱印がいただけるはずです。
ワタシの場合は、冒頭に掲げた過去記事の通り、帝釈天以外の本尊はいただいていませんが・・。
また、GW期間中に訪問した事がないので、帝釈天以外での寺でも直書きを保証できませんが、無責任にミナサンの幸運を祈るばかりです。
「七福神」のうち他の3寺は少し距離があるので、失礼して今回はスルーです。
週末は柴又周辺の駐車場は絶望的な混雑が予想されます。
▼したがって、電車利用がイチバン!
柴又駅から参道、帝釈天の境内の様子などは冒頭の過去記事から探ってください。
▼しかし、駅前に「さくら」の像ができてたことは知らなかった。
車で寺にやって来ても、ワザワザ駅前に来ることはないからです。
この像が出来てもう2年にもなるようだけど、ニュースも覚えがない。
▼「さくら」は若かりし頃の姿。
▼「おにぃちゃん」を見送っているような位置で2つの像は建っています。
何れにしても、間も無く幕を閉じる平成生まれの人間には馴染みが薄い。
さらに遠くなる昭和世代のモノガタリ。現実の「さくら」は80歳近くになります。
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▼「おもちゃ博物館」は入った事がありません。レトロな内容は想像できます。
参道の様子も過去記事「正月8日・・」を参照ですが、その中のお土産の草団子についてチョットだけ・・。
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▼草団子は数店舗が商っています。
▼もちろん人それぞれの「好み」の問題ですが、ワタシが好きなのはこの店のだんご。
他店では、だんごそのものは小さく、味もタンパクです。色も綺麗な淡いグリーン。
▼しかし、この店は濃いヨモギ色。つきたての餅を目の前で、手でちぎって団子にしています。
だから、団子ひとつは他店より大きい。
簡易パック4個入りで240円からある。もちろん綺麗に包装されたものもある。
添加物なしの難点は、1日経過すると少し硬くなる事。遠方への土産にはなりません。
売り切れになる事が多いのですが、この日は8個入り簡易パックが買えました。
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▼帝釈天境内の様子写真も今回はすこしだけ。
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ということで帝釈天参道、境内はそこそこで帝釈天の右手裏へ移動します。
記事冒頭の地図に示した◯青丸です。
御朱印収集者の若者には、ほとんど興味のない対象だと思いきや、案外若者たちの訪問も多い。
良観寺、真勝院、萬福寺を参拝し、目的の御朱印を手にできて、時間があったら訪れれば話のタネになるかも。
▼まずは「山本亭」。
大正から昭和初期に建てられたと言われ、東京都の歴史的建造物に指定されています。
▼反対側からの入り口です。
▼ここが入場料100円の受付になっています。
しかし内部に入ってしまうと、建物の全体像は見えなく、把握しづらくなります。
▼でも「日本庭園ランキング3位」というサイトもある庭園が待っています。
その良さが分からないワタシの目に映る庭園は、ランキングを実感できませんでした。
でも、500円でお茶と菓子を味わえますので、ここで「じょんのび」もイイかも。
▼桜越しに見る「山本亭」ですが、よくわかりませんね。
▼別の日に撮った山本亭は瓦屋根が印象的です。
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▼山本亭を出ると何か分からないロゴマークのある建物が見えます。
▼登ってみます。この建物の下、半地下のような造りのところに・・
▼500円で入れる「寅さん記念館」があります。
▼ワタシは興味薄なので無料区域を少しだけのぞいてみました。
同じ昭和のスターだった「石原裕次郎記念館」は、小樽という地域性も要因なのか、数年前に閉館されています。
閉館の主な理由は、北海道の観光客で石原裕次郎を知る人たちが少なくなり、入場者が減った事のようです。
あと数日で「令和」。「ショーワ」は夢の彼方のように遠くなる。
20〜30年後には「嵐記念館」なんていうのが出来て、昭和の「寅さん」は閉館の憂き目にあっているかもしれない、というネガティブな考えが湧きます。ここも諸行無常。
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帝釈天、山本亭、記念館、すべて江戸川沿いにあると言っていいでしょう。
▼「細川たかし」を遠望してみます。いや、人ではなく「矢切の渡し」です。
向こう岸は千葉県になるここも、ジジババ御用達のスポットかもしれません。
将来のジジババも、現役ジジババに混じって、いずれ無くなるこれらを体験しておくのもGWならではの一興でしょう!
みなさんが無事、目的の御朱印を手にできるよう願っています。