▼大澤山 宗印寺(曹洞宗・)
各500円でした。500円は真照寺とここだけで、他の5寺はホッとする300円でした。
武相観音霊場は1759年に開創されたと伝わる、卯年に開帳される、南多摩地区・相模原市を中心とする48ヶ所の霊場だそうです。
それにしても全国に無数にある霊場は知らないものばかりですが、やはり観音霊場が多く、当時の人々のすがるような熱い観音信仰が各地域に展開させていったのでしょう。
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▼日野七福神 6ヶ所目の宗印寺は丘陵の麓にあります。
▼午後も3時を過ぎていましたが、まだまだ七福神めぐりの参拝者がやってきます。
こちらは日野七福神では唯一の禅寺です。
▼鮮やかな紺色の山号は難読ですが「大澤山」。
宗印寺の開創は慶長4年頃と言われていますので、1600年の関ヶ原の戦いの前年あたりとなります。「4年頃」としていますので、関ヶ原の戦いの頃と言ったほうが正解かも。
しかし、その開創の以前から庵が開かれていたそうで、それは700〜800年前になるそうです。どの寺もそうでしょうが、永い時間の中で盛衰を経て現在の姿になっているのでしょう。
▼境内の西の隅に2つのお堂が建っています。
▼その一つは地蔵堂になるのでしょうか?
▼内部はこんな様子です。案内板によると後方は左右に500体ずつの金色の千体地蔵で、江戸時代初期のものと推定されるそうです。
中央の木造坐像は、千体地蔵を草創した地元の平山季重という武将だそうで、この像も江戸時代前期に造られた考えられているそうです。
ちょっと見は、フリマに展開する骨董屋のような様子です。手前にいくつも並べられた小さな仏像がそんな風に感じさせられたのですが、バチ当たりでしょうね?
▼もう一つのお堂に布袋尊がいらっしゃいました。
▼建物はお堂というより風通しの良い東屋風でした。
▼思いっきりの笑顔で迎えてくれます。
▼ここでも「善の綱」で布袋さんとご縁を結べます。
しかし布袋さんの手が出ていないので綱は胴体に結ばれていました。
なにやら「おなわ」にかかった布袋さんのようで、気の毒やら、笑えるやらで、またしてもバチ当たりな感想になってしまいました。
ゴメンナサイ! ホテイさん!!
でも「笑門来福」です。
正月5日ですが、有名な高幡不動はまだまだ混雑が予想されますので、七福神めぐりの最後にしましたが、どんな様子でしょうか?
次回の記事とします。