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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

梅照院「新井薬師」の御朱印(東京・中野区) 〜 6年ぶりに訪れた寺の御朱印は何も変わっていない

▼新井山 梅照院真言宗豊山派・東京都中野区新井)の御朱印です。f:id:wave0131:20181105194645j:plain

一般的には通称の「新井薬師」という名称の方が知られているでしょう。

御府内八十八ヶ所霊場」第71番札所でもあります。

 

御朱印は2012年と基本的には何も変わっていません。f:id:wave0131:20181105194644j:plain

しかし、明らかな筆跡の違いに、記帳担当の方は異なるようです。

どちらも達筆もさることながら、紙面・文字・色のバランス構成が完成されています。

こんなステキな御朱印を300円でいただけるのは有難い限り。

この寺は限定御朱印なんて無いのがいいし、そんなものを出して欲しく無い!

そんな懸念は無用でしょうが!

 

西武新宿線新井薬師前駅」から500mくらいで山門にたどり着きます。

▼新宿から出てる西武線新井薬師駅前の商店街は、ちょっと苦い思い出があり、街並みはその頃と大きな変化はなく、記憶だけがツンツンと胸を突きますが無視します。

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▼電車だと「新井薬師駅南口」から梅照院まで時間にして5、6分。

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▼「梅照院」耳障りの良い、いい名称です。

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「梅」の文字を持つ寺は青山に「梅窓院」、清水に「梅陰寺」などがあります。

だからと言って梅の花で有名でもない。ここ「梅照院」は境内の桜が有名です。

 

▼この日はの日曜はフリマが開催されていたのか、門前から境内まで雑然とした感じ。

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いつ頃からなのか全国の寺社境内で朝市・手づくり市・骨董市などの開催がすっかり定着してます。

寺社側のOPENな姿勢が人々を集めれば縁日以外の日も賑やかになります。

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▼除夜の鐘つきは108回まで有料、109回目からは無料だそうです。

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▼桜の木?  巨木のネジレ具合が素晴らしい。巨木がある寺社は歴史もあります。

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この寺に祈願し、二代将軍 秀忠の娘の重い眼病が平癒したことから人々に有名になったそうです。

だから一般的には眼病治癒の新井薬師「目の薬師」と呼ばれています。

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▼右下の小さな地蔵は「お願い地蔵」。

ここにも自分の身体の不自由なところと同じ箇所を水で洗う、という何処にでも見られる「アレ」が・・・。

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▼本堂。

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薬師如来が安置されてる「瑠璃殿」。

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通常、観音様のお住まいは「大悲殿」or「大悲閣」。

薬師さまのお住まいは「瑠璃殿」です。

f:id:wave0131:20181105194659j:plain高さ5.5cmの小さな二仏一帯の本尊は寅年のみの開帳だそうです。

▼だから本堂に見えるのは「お前立ち」。

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▼本堂から振り返ってみます。やはり今日は雑然としていて美しくない。

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▼寺のHPからお借りしました。春には中野通りの桜祭りと共に境内も賑わうようです。

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▼「薬師湯」きっと癒される香りのする入浴剤かと思ったら「飲料」でした。

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▼ここにもあった「十三重石塔」。自分の中でよく理解できていない塔なのです。

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昭和12年の200円。やはり表記は「貳百圓」が正しい。

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▼「プリンセス 」と名付けられた桜の木。

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f:id:wave0131:20181105194703j:plain平成時代も残り時間は僅か。プリンセス・マサコが病から完全復帰できることを願うばかり。新井薬師に祈願されて・・・。

 

▼本堂の裏手にあるキリッとした太子像は、建立からまだ新しそう。

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▼寺の裏手は広い「新井薬師公園」で、寺の境内となっています。

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▼もうすぐ、公園の木々はこんなんになる!と想像してみます。

f:id:wave0131:20181105194708j:plainどれも500年の歴史を持つ寺のほんの一瞬の出来事。

 

先日の都内では11月でもセミの鳴き声が観察されたとか。

四季の狂いや、台風の影響で今年の紅葉も各地の異変が伝わってきています。

 

自然以外でも川崎の商店街ではワムの「ラストクリスマス」が早くも「初観測」されたとか。

11月もまだ一桁の日にちなのに。(今日は11日で2桁目に入ってしまったけど)

 

もっとも歳暮の案内カタログDMは、まだ暑さが残っていた10月に届いているから、

もう季節は何が何だかわからない。

 

wave2017.hatenablog.com

溝口神社の御朱印(川崎市)〜造られてまだ日が浅そうな賽銭箱が目立つ!

溝口神社(ミゾノクチジンジャ・神奈川県川崎市高津区溝口)の御朱印です。

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朱印帳を出して「お願いします」と伝えると、対応していただいた巫女姿の女子から、この書置きの見開き御朱印らしきものをすすめられた。

 

通常御朱印も対応可能のようだったから、書置きをすすめたい理由があるのだろう。

御朱印に関してはすすめられるものは極力拒まない主義。

でも結果、好みではなく、わたしの「許容範疇」から逸脱してる。

左ページのおたふくイラストと干支の戌文字は、どう頑張っても付け足しみたいで無用のように思う。

で、500円だったか600円だったか? 忘れた。

 

いずれにしても印刷もしくはプリントのこの書置き御朱印は、なんだか正月用、1月専用のような内容だ。

1月中に完売できなかったのか、または通常御朱印とは別に1年間これで通すのかな?

 

すすめる側の雰囲気と思惑を思い巡らせているうちに神社の姿勢や有様が見えて来る時もある。

 

溝の口神社の御朱印帳。f:id:wave0131:20180810124920j:plain特に欲しかった朱印帳ではないが、ちょうど手持ちの朱印帳の空きがなくなってきたので購入。

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さて、溝の口

東京から国道246で多摩川を渡り、神奈川県に入ってすぐの街だが、全国的な知名度は低いかもしれない。

この神社の朱印帳も地方の神社で見せてもどこの神社かわからないかもしれない。

「川崎の祈祷所」と記されているから、川崎という事でやっと理解されるかも。

 

▼JR南武線東急田園都市線が交差している駅前は商業施設で埋められている。f:id:wave0131:20180809192218j:plain

▼古くからある街なら、どんなにキレイに整備されてても、必ずと言ってよいくらいに昭和の雰囲気を残している一画がある。f:id:wave0131:20180809192215j:plain最近では、有楽町ガード下や、新宿思い出横丁、浅草ホッピー通りのように意図的に昭和の雰囲気を継続維持させようとしている飲んべぇ街もある。
f:id:wave0131:20180809192217j:plainそんな飲んべぇ街では雰囲気は昭和でも、飲み代はシッカリ平成価格で「センベロ」には程遠い店が多い。

ここ溝の口の昭和も姿だけを借りて、店舗経営者は平成の企業かもしれない。f:id:wave0131:20180809192216j:plain

▼少し寄り道してのぞいた飲んべぇ街をグルッと回り込んで神社に着く。f:id:wave0131:20180809192200j:plain

▼参道は緑が濃くて気持ちが良い。f:id:wave0131:20180809192201j:plain

▼参道を振り返る。この雰囲気も悪くない。
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▼本殿f:id:wave0131:20180809192202j:plain▼境内は清潔で明るい。本殿の裏にもう少し緑があると、もっと良い景色になるが・・。f:id:wave0131:20180809192214j:plain

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この神社では100種類以上のお札、絵馬、みくじを用意しているそうだ。f:id:wave0131:20180809192204j:plain

▼本殿前には何種類ものおみくじ。f:id:wave0131:20180809192205j:plain

▼おみくじSALE会場のような陳列。

「こどもみくじ」まである。子供達にせがまれたら・・。f:id:wave0131:20180809192219j:plain

▼御神木の「親楠」。新し目の賽銭箱が設置してある。f:id:wave0131:20180810144022j:plain

▼「長寿けやき」。新し目の賽銭箱がある。f:id:wave0131:20180809192209j:plain

▼「稲荷神社」。当たり前に賽銭箱がある。こちらも新し目。f:id:wave0131:20180810144046j:plain

▼「垂乳根の銀杏」と「歯固め塚」。新し目の賽銭箱がある。f:id:wave0131:20180809192208j:plain新しくキレイなせいで、何しろ賽銭箱が目立った!

いちいち相手にしてると小銭がなくなる。後半は10円ずつにしておいた。

皆さんは100円ずつにしてください。サイテーでも・・。

 

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▼石を持ち去る不届き者がいるようだ。小石を持って帰ってどうするのだ?f:id:wave0131:20180809194149j:plain

いろんな事を考えさせられる、御朱印と賽銭箱が記憶に刻まれた神社でしたね。





 

満願寺の御朱印(千葉・銚子市) 〜 崖っぷちの銚子電鉄に、何だかよく分からない珍寺

補陀落山 満願寺真言宗)の御朱印です。f:id:wave0131:20181031200012j:plain

全国各地の霊場案内本が並んでいる、

撮影禁止の本堂内でお若い僧侶さんに揮毫していただきました。

とってもユニークな筆跡は親しみがワクワク。

 

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満願寺へは銚子電鉄犬吹駅」から300mほどです。

 

▼ここは千葉の最東端になる銚子市犬吠埼灯台

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銚子の観光資源は豊富。

鉄ちゃん御用達の銚子電鉄がある、醤油がある、イワシ・秋刀魚がある、

犬吠埼灯台・水族館・海水浴場がある、屏風ヶ浦がある、

地球が丸く見える丘もある。

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乙川雄三郎の「むこうだんばら亭」もある。

 


 

 

しかし、こんなにあるのに観光地としての様々な数値は低迷を指し示しています。

 

その原因は「」が足りなく、地味と思われがちかもしれない。

 

例えば、お泊まりデートのドライブに誘われるとします。

Aコース---佐倉・成田・潮来・銚子

Bコース---三浦半島・鎌倉・茅ヶ崎・箱根

どちらが最初に選ばれるかは、言わずと知れたこと。

 

常は華やいでいる方が選ばれて、華のBコースに飽きた人たちがAコースに向かいます。

 

もちろん諸外国からの観光客も箱根に向かいます。

千葉は置き去りです。

全国の観光地も勝ち組・負け組というか、格差がはっきりしてきました。

 

▼過去に何度も経営危機を乗り切ってきた銚子電鉄の終点は「外川駅」。

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▼駅には車両が展示されています。経営努力は理解できますが・・・。

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▼電車なのに経営は「自転車操業」だそうです。

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公式HPで「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。

という文章を過去には掲載、自虐的なPR・商品はまだまだあって、

経営が「まずい棒」というお菓子もあります。

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▼「ぬれ煎餅」に続く「救済」商品だそうです。


 

 

鉄道派ではないのでが、営業キロ数を6.4kmしか持たない単独のローカル私鉄経営の涙ぐましい努力が実ることを祈るばかり。

いっそのこと、東京駅あたりから銚子電鉄の電車を発車させれば良いのにと思いますが、技術的に無理なのかしら?

 

▼外川は小さな漁業の町。少し南に下って行くと漁港に出ます。

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▼午後の漁港は活気がなく、寂しげ。

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でも遠景の大きな家々を見れば、漁業は鉄道業よりは成り立っていそうね。

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▼目的の寺は外川の一つ手前の「犬吠駅」から歩いてすぐ。

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こちらの駅は「外川駅」とは対照的な外観。駅前の道路に出れば、

きらびやかな寺が遠望できます。

 

仁王門に近づく手前から、白地に赤文字の看板が少々ウルサイ!

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▼「ふだらくさん

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創建は昭和51年ということだから、寺の歴史はまだ浅い。

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朱印に「札所巡拝総結願霊場」とあるが、まったくよくわからない霊場


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真言宗不動明王は欠かせません。

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▼築の浅い華々しい建物にはあまり興味がないのですが、この寺は広くて奇妙でオモシロイ。

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▼なにか妙に入り組んだ境内です。

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寺のHPによると

坂東札所めぐりの巡礼が中心になり、満願成就した報恩感謝のために開創された

とあります。

ですが、やはりよくわからない。

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やっとわかりやすい納得の説明にたどり着いたのが「銚子電鉄」のHP。

巡礼者のサービスセンター的役割を担っているとか。

また、坂東三十三観音の第27番 圓福寺の本尊十一面観世音の写し尊像が奉安されているそうです。撮影禁止の本堂内にあったデカイ観音像がそれでしょうか?

 

▼「願いがかなう観音様」だそうです。六角形の塔は入り口がありません。

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塔の奥が本堂になっていて、そこから入るようになっています。

 

▼観音様、全員集合! 状態。

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▼閻魔様も巡礼者を応援!

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巡礼堂のガラス内側は、四国八十八カ所の木像レプリカが納まっています。

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満願寺」という名称は東京近郊でも10寺以上あります。

関東三十六不動・第17番等々力不動尊満願寺別院や、坂東三十三観音・第17番出流観音満願寺などは、どちらも歴史がり、また等々力渓谷出流蕎麦が人出を呼びます。

 

しかし、ここ銚子の満願寺は訪問時には他の参拝者は2、3組しか見当たらなかった。

銚子市内の坂東27番さん圓福寺を参拝するときは寄ってみる価値はあるかもとも思える、巡礼の「テーマパーク」のような寺でした。

 

でも集客力のなさそうなテーマパークは、銚子電鉄が期待できるわけではない。

蛟蝄神社の御朱印(茨城・利根町) 〜 「君の名は。」宮水神社のモチーフとなった鳥居

蛟蝄神社御朱印です。(f:id:wave0131:20181029152941j:plain

女性に揮毫いただいた筆跡は「アッパレ!」です。

読みが難しい「蛟蝄神社」は「こうもうじんじゃ」です。

虫偏はムシして、旁(つくり)だけ目を向ければ読めます。

 

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▼神社のある利根町茨城県の最南端にあり、利根川を挟んで千葉県と対面している人口16,000人ほどの町。

 

利根川沿いにあるから、ほとんどが平坦な地域。

 

蛟蝄神社を目指して走る道は、広大で気持ちの良い田園風景が広がっています。

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▼細い道路沿いに続く集落の中を走ると、最初に神社の鳥居より目立つ大イチョウの木が現れました。秋には見事に黄葉しているかも。

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蛟蝄神社 門の宮です。

▼神社のツイートによると、門の宮の鳥居は「君の名は。」で出てくる「宮水神社」の鳥居のモチーフとされているそうです。

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▼こちらがツイートからお借りした「宮水神社」。

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実物は両部鳥居で、少し??だけど、まぁモチーフだから・・・。

同じ聖地巡礼でもアニメの方はそれほど興味ないからどちらでも良いけど・・・。

 

▼さすが2年前のアニメだから、この聖地も巡礼者は一通り訪問済みなのか、境内は静かで、おまけに無人

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▼風のない夏日、紙垂も揺れずにヒッソリしていました。

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だいたい地方の小さな神社は、正月か大祭を除いて普段はヒッソリと決まっています。

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▼まだまだ夏はこれからよ!という境内から見えた空。

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▼門の宮の道を700mほど東に蛟蝄神社奥の宮

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そもそも「蛟蝄神社」は読めません。旁だけ音読みすればよいのですが、意味は不明。

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しかし、神社のHPに詳しい。

www.koumoujinja.jp

日本武尊も参拝したという伝説が残る神社境内は歴史を感じさせられます。

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社務所に声をかけると「今、戻ってきたばかり・・」と宮司の奥さんらしき女性は、

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▼わざわざこちらの授与所に移動して揮毫していただきました。

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▼これは便利。申し込みの受付だけ。

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何でもありの世の中、祈願者不在のまま祈祷し、お札が郵送されてくる神社もあります。

けどねぇ〜〜〜!

に叱られる!

この神社は違う、郵送はナシ、受付だけ!

 

wave2017.hatenablog.com

 

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赤堂観音(蓮華寺)の御朱印 〜 最初で最後! 郵送御朱印を経験してみた 〜 番外

▼西谷山 蓮華寺(赤堂観音・高野山真言宗兵庫県養父市大屋町夏梅)の御朱印です。

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郵送で手に入れた御朱印です。3体 3,000円

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御朱印をいただく場合いくつかのルールを持っています。

大げさなものではなく、自分勝手で、人には容認されない部分もあるかもしれないが、自身では常識の範囲内だろうと思っています。

 

でも常識というものは時代とともに変化する。だから多少進路変更をさせられる場合もあるし、時としてルールを破ってしまうこともあります。

なんだか、ザルのようなルールだ。

 

そんなザルルールの一つに、自身で参拝しない寺社の御朱印は無用。

人に依頼することも、郵送も、ましてや代行屋オークションなどは考えられない。

これは犯さない不動のルール。

もちろん人に対しては例外や、容認できる場合もあります。

過去記事にもしているが、病気などの理由で参拝できない人の場合の代参などは例外的です。

 

ところが近頃、朱印の郵送を受付ける寺社が多く現れてきました。

非健常者限定でもない。誰でもOKなのです。

 

御朱印郵送受付」の検索結果でワンサカ出てきます。

郵送受付=「御朱印通販」なのです。

 

 

いまや限定御朱印、イラスト御朱印、カラー漫画御朱印が溢れていて、そこに何の疑問も持たず、それを求める人が多く、図案化御朱印のみ収集してるのかと思われる人のBLOGもあります。

また、そんな御朱印を集めた書籍が書店に平積みされています。

そんな最近の状況だけでも、私の常識はグラグラしだしています。

 

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なのに、御朱印を郵送で受付る寺社がさらに多くなり、そこに何の疑問も持たない収集者が多くなると、わたしの常識はガラガラ総崩れ、こちらの常識は非常識となる?

 

しかし、ここで敢えて、明らかなルール違反の確信犯になってみることにしました。

どのような形で郵送されてくるか、単なる興味本位です。

何事も経験してみないとわからない、ということで・・・。

 

▼白羽の矢を立てたのは、この寺です。

rengeji-akadoukannnon.com

蓮華寺御朱印を郵送について

1、直接参拝せずとも、あらゆる方々が御仏の加護が得られるようにと思い、御祈願を通じてご本尊とご縁を結び朱印を拝受する形をとっております。

2、遥拝(ヨウハイ)...遥か遠くの神仏を空間を越えて心で拝む事を遥拝と言い、直接参拝するのと同様のご利益があるとされて、古来より行われて来ました。

3、当山の御朱印は、すべて御祈祷をし、皆様のお手元へ発送しております。開封後は、御参拝し御祈祷を受けたお気持ちで御拝受頂きたいと思います。

 

よく考えられた、もっともな怪説、違う! 解説です。

ほんとはこの文章も素直に受け止めれば良いのかもしれないが、すみません、素直な人間でないので・・。

 

リンクのページをご覧いただけばわかるが、この寺のHPは、賑々しい御朱印展覧会、イラスト御朱印百貨店、限定御朱印大セール会場となっています。

 

驚くことにその種類は「特別限定御朱印」「限定御朱印」「通常御朱印」とで100種類近くあるのではないか?

こんな即売会は見たこともない!

特別限定御朱印 1年間48種すべてを⬜︎セット」という注文欄もあります。

こんなのを注文する人がいるのだろうか?

 

テキトーに3種類を選んで「注文」してみました。

 

▼2週間後くらいだろうか、忘れていた頃に郵送されて来たのは、こんな内容でした。

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記事冒頭に掲載した、いわゆる見開きサイズの朱印に日付は入っていました。

9月の受付なのに「お盆を迎えるに当たり」という印刷物が同封されていました。

 

当然だが、自分の足で訪問した寺でもないので、寺の様子もHPでサワリくらいしか分からない相手から、どんなに派手な、アートな、ゲージツ的な朱印が届いても何の感動もないわね。

 

▼同封の郵便局専用の払込票は「浄財(おさいせん)」とスタンプされていました。

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通信欄の項目に「お願い事」「祈祷料」という文字があるから、この寺では祈祷もNETやFAX・郵便で受け付けている事が予想できます。

 

この寺の宗派、真言宗の開祖 空海はある面で進歩的な僧、宗教者だったと理解しているが、空海に限らず、日本にそれまでに無かった新たな宗派を持ち込んだ僧は皆、進歩的だったかもしれない。

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新しく進歩的な考えは、常に自分たちのフェンスを巡らしている反対派と対峙しなければならない。そのハードルは高く、思想を強烈な表現で広めようとすると日蓮のように難に出会う。

 

そんな大げさな事ではなく、またこの寺には訪問もしていないから、何もわからないが、こと朱印に関しては進歩的と言えるかもしれない。

 

郵送の御朱印、通販の御朱印、今回は何事も経験のつもりだったから、後にも先にも2度と利用することはない。

 

通常、書置きの朱印は朱印帳に貼って保管する。

でもこの3種類は貼らないで、まとめてクリアファイルへ・・・。

観音さまのお慈悲にすがってお許しいただくことにしましょう。

いつか同寺を訪問する機会ができた時は、改めて朱印帳に貼ることにしょう。

 

こんな記事内容にするとPVも減るかしら?

 

▼そして、実はこの記事、驚きの続きがあります。

wave2017.hatenablog.com

 

 

 

 

 

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