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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

長国寺の御朱印(東京・浅草)〜御首題とあじさい祭〜 ゆるキャラもいる「奥浅草」とは?

鷲在山 長國寺御朱印

前回に続けてタイミング遅れだけど、紫陽花の記事をもう一つ。

 

2022年は18、19日、浅草「長國寺」で「あじさい祭」が開催されます。

題して「浅草 おとりさまの寺 長国寺 いきいき あじさい

 

2018年の16日(土)、雨上がりの午後、ちょっと覗いてみました。

 

その時にいただいた御朱印と御首題。例によって2つだけいただいてきました。

▼こちらは500円。おそらく、所謂この日「限定」。

しかし「限定」と謳わないのがイイ、わかっていらっしゃる

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限定とあまりに大声を出すのは物販じゃない? と思っている者にとっては、この姿勢は歓迎!

 

どの寺社もブームはブームと捉え、媚びず、流されず、変わらず、千年を見据え、微動だもしない姿勢が正解なのです。

フザけないで!「インスタ映え」!!!

フザけないで!見開きイラスト付き!!

まぁ、いいか! 

一人へそ曲がりがヒートアップしても滑稽なだけ、どころか嫌われるだけ。

よくよく思えば、彼我の大きな違いが見出せない!

ただ、羨ましいだけなのだ、きっと!

しかし、やっぱ、どこか狂ってる。

狂乱なのだ、今は。

ジュリアナTOKYO なのです。

 

まぁちょっと吠えましたけど、皆様の素敵な御朱印BLOGに「イイネ」プッシュは別問題、意志薄弱・支離滅裂!ですが・・。

 

▼御首題は300円。f:id:wave0131:20180620192147j:plain

▲鷲在山 長國寺法華宗本門流東京都台東区千束

 

日付だけは、いただいたその場で記入。しかし「吉日」。

えっ!? 折角だから「十六日」って入れてくれれば良いのに!

筆文字の「吉」も「十六」も同画数なのに!ザ〜〜ンネン。

 

仮に御朱印の全部がスタンプ・印刷だとしても日付だけは当日のものを墨書きして欲しいのよ。違う?!

逆に秩父34のように日付だけがスタンプでもイイけど・・。

どちらにしてもゼイタクは言えないか! 御朱印にゼイタクは「敵」なのです。

 

御朱印、ありがとうございました。

 

他の御朱印の中央印は「三宝印」だと思うが、今回いただいた御首題だけは「妙見菩薩」のイラスト印となっていた。題目に隠れて、よく見えなくなっちゃっているわね。

 

御首題を含め用意されていた御朱印は3種類。全て書置きのみでした。

300円と500円の違いは紙質の違いのみ。どちらも安っぽい紙ではなく、片や大礼紙、片や金銀ラメ入り。

しかし、200円の金額差は理解できない。同額であるべきじゃない?

わかっていらっしゃらない

高いと言いたい訳ではない。全種類500円でもかまわない。

300円と500円に分けたのが意味不明なのっ。

 

その意図を邪推する、イヤな性格だわ。

 

300円と500円の違いは何ですか?」と聞く勇気ある者はいない。当たり前、勇気の問題ではないか?

 

▼上記掲載の他のもう1種類は、以前、酉の市でいただいたこの御朱印と同じものでした。

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▼こちらの御首題も2016年の6月にいただいたもの。f:id:wave0131:20180620192145j:plain

すべて書き置き。確かめたわけではないが、この寺では直書きはしないかもしれない。よほどタイミングの良い時でなければ・・。

でも書置きで「ジョートー」ですよ!

 

ところで「酉の寺」と謳っているが、この寺の認知度は江戸時代までは同居していた「鷲(おおとり)神社」に隠れてしまっている。

東京の御朱印収集人なら早稲田の「一陽来復」の「穴八幡」と、すぐ隣の「放生寺」の関係と全く同じだ。

どちらも明治以降は寺社が別居して、結果、神社の勝利? 明治政府は残念で罪な政策をとったのね。

 

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さて「あじさい祭」の様子です。

 

▼普段の寺の様子。

すぐお隣の「おおとり神社」は、いつもチラホラ参拝者が絶えないが、こちらは普段参拝者は見当たらない。地元の方が本堂前を通る時、手を合わせて行く程度。f:id:wave0131:20180625165038j:plain

▼で、「あじさい祭」でこんな装いになっていた。f:id:wave0131:20180620192157j:plain

▼「ほうろく灸」についてはTVニュースなどで見るが、この寺でも始めたようだ。f:id:wave0131:20180620192158j:plain

otorisama.jp

健康維持というか、精神的・人格的改善という意味で特大の灸をすえてもらいたいが、寺を訪問して始めた知った事で、今回は心構えがなかったからパス!

 

▼紫陽花は境内に植えられてはいない。すべて鉢植えが持ち込まれている。f:id:wave0131:20180620192159j:plain

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東京の「あじさい祭」で検索しても、この寺の祭りはなかなか出てこない。f:id:wave0131:20180620192156j:plain

第15回目の開催だそうだが地理的にも、また鉢植だけだから、多くの人を集めるのには難しいかもしれない。f:id:wave0131:20180620192153j:plain

▼出品展示されている紫陽花はどれも丹精込めて育てられたようだが・・。f:id:wave0131:20180620192152j:plain

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f:id:wave0131:20180620201155j:plain「祭」としては全体的に小じんまりとしたイメージ。長国寺の境内は広くないからやむを得ない。


▼本堂前だけは人が溢れている。

神社だと必ずここに参拝の列ができるが、寺は列を作らない。参拝作法の違いが影響しているのか?f:id:wave0131:20180620192151j:plain

▼このテントで御朱印サンプルを3つ並べて販売、イヤ、授与していた。f:id:wave0131:20180620192150j:plain
フラガールズはじめ、ダンサーたちが演技していた本堂横の舞台。f:id:wave0131:20180620192149j:plain

▼参道と並行している路地に屋台が。屋台の裏は鷲神社。町内会のお祭的レベルだ。f:id:wave0131:20180620192201j:plain

▼浅草界隈は頻繁に歩いているのだが、初めて遭遇、またまた初体験!f:id:wave0131:20180620192200j:plain存在すら知らなかったユルキャラ。カメラを構えていたら、こちらを向いてくれた。「おくあさちゃん」だそうだ。皆さんお見知りおきを!

 

▼ネットからお借りした説明写真。f:id:wave0131:20180620192205j:plain

しかし「おくあさちゃん」このネーミング、ストレートでそのままだ。

何とかならないのか? 一度名付けてしまったら、取り返しがつかないわね。デザインも今ひとつイケテない?!

 

ネーミングは同地域にあるお店の人たちに任せた方が良いかもしれない?

▼意味不明だが「湯に行く、ゆにーく」、オモシロイ! 品は棚上げ!f:id:wave0131:20180625184451j:plain

それにしても「奥浅草」

東京在住で浅草フラフラ歩きが好きな人間だが、これまで聞いた事、見た事なかった。

「浅草好き」落第となった!

 

調べてみると、一般社団法人 奥浅草観光協会をはじめ、HP や FB であちらこちらで紹介されている。

 

▼地図で示すと大体こうなるかな。

いわゆる「裏浅草」で浅草3、4、5丁目になるが、千束3、4丁目を含めるかどうかわからない。

地図で紫色にした上方は千束になる。

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▼どちらかと言うと浅草の隅っこにある遊園地「花やしき」の脇に「ひさご通り」が延びている。

ここはそれほど多くの人は通らない。まだレトロ感の残る通りで、おしゃれな店も少ない。ノンビリ歩け、キライではない通りだ。

通りは170m位で終わり、出口で広い言問通りにぶつかる。f:id:wave0131:20180620192204j:plain

言問通りを挟んで「奥浅草」のメインストリート「千束通り」が見えるが、この通りに入ると人の往来が一気に少なくなる。f:id:wave0131:20180620192206j:plain奥浅草」は、この言問通りを横断させて、さらに「千束通り」の先まで人を集めよう、導こうというものなのだろう。

そのために、ゆるキャラおくあさちゃん」まで作ってPRしているという事なのか。

 

しかし、気持ちはわかるが、この通りの奥まで観光客を呼び寄せるのは少々無理だ。

この日も「ひさご通り」と「千束通り」のコラボで「あじさい祭」の各種イベントを商店街のスピーカーがPRしていたが、普段と変わらず人の賑わいはなかった。

 

奥浅草」という言葉をこれまで知らなかったのも偶然ではないようだ。と言うのも、このPRも少し熱が冷めているかのように感じる。

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もしかしたら、この地域に観光客の足を延ばさせることに挫折してるかもしれない。

 

そもそも観光客の足から見た場合、すでに浅草は歩くのに十分広い。

やってくる観光客は雷門から仲見世浅草寺を中心に500〜700m位の四角形、行政区画的には浅草1、2丁目と雷門で、この地域をグルグル歩くだけで疲れてしまう。

 

そこをさらに広げて足を向かわせようとする。疲れに値する何かがないと足は向かない。

 

もう一度地図を置く。目的があって足を延ばす人は「スカイツリー」や「合羽橋」まで歩くかもしれない。

f:id:wave0131:20180626161717j:plain女子は縁結び神社の「今戸神社」まで歩くだろう。

しかし、奥浅草には人を惹きつける魅力的な核となる施設がない。

鷲神社」までは雷門から1.5km以上、千束通り入り口からでも700〜800mほどある。

熱心な神社好きや、酉の市でもない限り、浅草へ来て「鷲神社」まで歩く人はいない。

 

奥浅草」PRの苦悩が見え隠れする。

 

いっそのこと千束4丁目の「吉原」のソープを売り物にすれば、この千束通りは賑わうかもしれない。

が、タテマエはともかく現実的には売春行為であるソープを観光名所、売り物にはできない。

吉原」周辺には歴史的にも見所はたくさんあるのだが、その足にもブレーキがかかる人もいるはず。

千束に「吉原ソープ」が存在すること自体、この地域はネガティブな匂いで覆われる、そう感じる人もいるだろう。女子は特に近寄り難い。

 

近頃は女子を無視して事は成り立たない。大概の男子は女子の「ついで」だ。

 

となると「奥浅草」としては、まずは「千束通り」という通りの名称変更から取り掛かったほうが良いかもしれない。

 

地域再生請負人」にでも依頼すれば妙案がでてくるかもねっ。

 

喧騒からかけ離れた言問通りから北の「奥浅草」をフラ着くのは嫌いじゃない。魅力的な店もある。

ガンバレ!「奥浅草」

 

▼そんな中、「長国寺」「鷲神社」からほど近いこの店「肉のハナマサ」の前には大勢の人が・・。f:id:wave0131:20180620192202j:plain

どうやら中国の団体観光客で、この店の前が観光バスの乗降場所になっているようだ。

店の中は中国語が飛び交っている。

まさかこの店の生鮮品を土産にするわけではないだろうが、その日に消費するものや、土産にもなる他の商品も扱っているから、かの国の人々には「マツキヨ」同様、人気の店かもしれない。

そういえば銀座8丁目の同店も同様に中国団体客のバス乗降場所になっていて、人も言葉もチャイニーズで賑やかだ。

 

案外こんな風景の中に「奥浅草」が人々を惹きつける地域になれるヒントが隠されているかもしれない。

 

まさに浅草DEEP!

もう一度、

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シツコかったかしら?

 

▼長国寺「酉の市」の記事。

 wave2017.hatenablog.com

 

come on! 川崎 妙楽寺の紫陽花、今週末が「見頃限界」& 御朱印収集のための「代参?代取?」を吠える

北陸の記事を7回続けた。

金沢市内でいただいたご朱印の記事をまだ2つ、3つ書けるのだが 飽きたわ!

単細胞人間は熱しやすく、冷めやすい!

週1回ペースとは言え、よくも北陸の記事を7回も続けられたものだ!

そもそも、このBLOGにしてみても14ヶ月以上続けられている事は奇跡的と言っていいかも。

人間関係の蜜月もタイガイ1年くらいでカゲリが出てくるわねぇ。

 

前置きが長い!

北陸の続きは次回以降にして、いくらか季節の話題をここで突っ込む。

 

先々週末、この寺に行ってきた。

 

以前にも訪問した事のある寺。その時は住職が留守で御朱印はいただけなかったが、今回は無事いただけた。

▼川崎 妙楽寺御朱印です。

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長尾山 勝壽院 妙楽寺天台宗・神奈川県川崎市多摩区長尾

 

この寺は「アジサイ寺」としても有名。

有名と言っても知る人ぞ知るレベル。鎌倉の寺ほどには知名度がない。

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御朱印以外に興味ない方は、ここで退散してくださいな。

 

以下はヘタクソな紫陽花の写真と役に立たない、ツマラナイ言葉が並びます。

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しかし、今週末はアジサイがまだ楽しめるはずです。f:id:wave0131:20180621191503j:plain

▼山門を抜けた、この訪問日は6月2日。f:id:wave0131:20180621191512j:plain

▼関東百八地蔵83番の霊場でもあるようだ。f:id:wave0131:20180621191506j:plain

▼ん〜〜〜ん、目が喜んでる、気持ちイイ〜〜〜。f:id:wave0131:20180621191504j:plain

▼本堂。再び訪問できた事に感謝して合掌。f:id:wave0131:20180621191505j:plain

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▼本堂の左手を奥に進む。f:id:wave0131:20180621191507j:plain

▼そして、行きつ戻りつ、さして広くない境内をグルグル巡る。f:id:wave0131:20180621191519j:plain分かっていた事だが見頃には、少し早かった。f:id:wave0131:20180621191517j:plain

それでもコンパクトな境内にコレデモカと紫陽花が咲き競うのを待ちかまえている。f:id:wave0131:20180621191518j:plain

あとは貴方の眼でお確かめください。f:id:wave0131:20180621191515j:plain

今週末もまだ、きっと、もっと、パァッと花開いているよ。f:id:wave0131:20180621191516j:plain

普段は、脚を踏み入れるのも憚られるような静かな寺だ。f:id:wave0131:20180621191514j:plain

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しかし、この時期だけは境内が18歳のようにハジける。f:id:wave0131:20180621191517j:plain全部綺麗にハジけたら手がつけられないが、大人しくなるのも早い。f:id:wave0131:20180621191508j:plain

本堂横の紫陽花をヨコ目にさらに登りになる道を進むと鬱蒼とした山になる。

▼山の崖下を覗いてみる。茂みが深い! 谷が深い! 我が罪より深い!f:id:wave0131:20180621191509j:plain

まさに山号の「長尾山」が納得できる佇まい。

近年の都市開発の波にのまれたのか、寺の周りは開発整備され周辺からは山号の「長尾山」を意識させられないが、本堂裏の山を少し登ると「山」を実感できる。

江戸名所図会にも描かれてるように「あぁ、ここは山寺だったんだ!」

 

そんな事はど〜でも良い。

先週の18日が「紫陽花まつり」だったが、まだ大丈夫!

今週末、この寺のアジサイが最後の見頃となるのは間違いない。

サァー、来なさい!

アジサイ妙楽寺

間違いなくイイ寺だよ。

 

ところで冒頭の御朱印をいただいたのは、本堂右横にある庫裏。

ピンポンして玄関内に入ると御朱印待ちらしき女性が一人座っていた。

年齢は若くはないが、しっかりオバサンでもない。

 

住職に御朱印帳を預ける。

同時に女性の御朱印帳が返された。

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その女性に戻された御朱印帳は2冊だった(写真は Image)

 

時々見かけるパターンだ。夫婦とか、カップルとか、友人同士だと御朱印帳を数冊一緒に預ける場合もある。

また1人でも、複数の霊場、札所を兼ねてる寺の場合、別々の御朱印帳にそれぞれ御朱印をいただく場合もある。

 

しかし、この時は近くに連れらしき人はいない。

関東百八地蔵と本尊を別々にいただいてるとは思えない雰囲気?の女性。

 

となると、一緒に来られない人のために御朱印をいただいているようだ。

こんな場面は時々出合う。

何なんだ!?と思う。

寺社に参拝もしないで、御朱印だけ人に頼む!

後日改めて参拝するつもりなら、御朱印もその時にいただけば良いのに。

御朱印を他人に依頼した人は完璧なコレクターなのだろう。

 

確かに御朱印収集と言う行為は同じかもしれない。

 

昨今、参拝が主目的で、結果としての御朱印、とまでは言えないが、必ずや自らの参拝の後にいただく御朱印でなければ意味もなく、ヤフオクで落札するのと変わりない。

ネット上ではオークションでなくとも御朱印を売物にしているサイトもある。売り物、買い物ではないだろう!

 

かの昔は「代参」というものがあった。今も代参は「可」だろう。

時間的、経済的などの様々な理由により参拝できない人が、代わりに行ける人に参拝してもらう。もしくは大勢の人が一人の代参者をたて、代表して参拝してもらいお札を持って帰る。

これなら納得できる。

 

犬でも伊勢まで「代参」し、参拝して返ってくるではないか!

 

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参拝もせずに御朱印だけを人に頼む。「代参」ならず「代取」か?

 

寺の場合は、もともとは「納経帳」。

家族のためであっても、2冊、3冊にそれぞれ御朱印は本来の姿ではない。

般若心経を2、3回唱えてもダメ!

御朱印は1冊だけ、1つでよいのだ。

 

では、写経を2人分納めた場合はどうか? これは許されるかも?

だんだん怪しくなってくる、分からなくなってくる。

 

完璧コレクターが非難されるイワレはないかもしれない。

 

が、参拝後の御朱印が当たり前のルールだ。心ある大人ならば。

多くの御朱印収集人は善男善女の常識人だ。

 

しかし一部に犬にも劣る非常識な人間がいる。

そこだけがクローズアップされ御朱印収集人全体のイメージとなる。

 

もうこんな場面に出会いたくない。

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ハジだ。

こちらとは無関係な人間でも、恥ずかしくなる。

御朱印をいただく事を人に頼まない、頼まれない、常識でしょ!

 

そこのアナタ、もうイイカゲンにして!

 

過去に御朱印をスタンプラリー的にスピード収集した経験を持つ人間が吠える言葉ではないかな?

が、今はハジている! しっかり。

 

ということで自分の事は棚に上げた。何も言えなくなるので。

 

wave2017.hatenablog.com

 

 

wave2017.hatenablog.com

 

 

瑞泉寺の御朱印(富山・南砺市) 〜 木彫りと信仰と一向一揆の町&チューリップの町 /北陸TOUR❼

▼杉谷山 瑞泉寺御朱印です。(真宗大谷派 井波別院/富山県南砺市井波3050)

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北陸3日目午後、井波に行こう。

井波は砺波市の隣の南砺市にあります。土地の名称が相当ヤヤコシー! 混がらがる!

 

井波は木彫りの里

井波彫刻」と称され彫刻の伝統工芸品創りでは国内最大級の産業規模とか。

そして真宗大谷派 井波別院「瑞泉寺」がある信仰の里でもあるそうです。

 

瑞泉寺の参道である八日町通りの入口からデカイ彫刻のモニュメントが現れ、町の気合が入っています。f:id:wave0131:20180601174012j:plain

▼通りは右を見ても・・・

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▼左を見ても・・・

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▼彫刻の看板が続きます。

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▼側溝の覆いや電話BOXにも彫刻です。

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▼風情ある参道は200m以上あります。寺の行事があるとき以外は人通りは少なそう。

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▼しかし歩いていると時折、匠たちが鑿を振るう音が聞こえてきます。

こんな通りを歩いていると胸の奥深いところで何かが弾ける、 いつも! ピンッピン!

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▼観光者向けの土産物店は多くはありません。現役の職人の町のようです。

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▼そして参道の突き当たり、1390年創建の瑞泉寺にたどり着きます。

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頑丈そうな石垣はまるで城郭です。再建とは言えこの寺の歴史を物語っています!

かつて一向一揆の牙城だったここは佐々成政によって滅ぼされています。

この話はヤメ! 長くなるし、わかりやすく説明できません。バクゼンとしか理解していない部分が多い。

 

一つだけカンタンに、この町は「真宗」と共に、再建に再建を重ねてきた寺と共に戦って、生き延びてきたことです。

 

山門は江戸時代後期の造りだそうですが、威容!!! とにかくリッパ!

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▼彫刻やら組子が隙間なくひしめき合っています。「ギシギシ」音がしそうだが、そんなヤワではないか!

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勅使門。ここにもやたら彫刻が施されていて、莫・獅子・鶴などが飛び交っています。

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▼300円払って境内から山門を振り返ります。

赤瓦は沖縄や島根が有名だから、何らかの繋がりがあったのかな? 当時は日本海を商船が埋め尽くしていたから赤瓦も納得。

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本堂。比較的新しく明治に再建されたそうです。

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▼最盛期を過ぎたのか、これからなのかしら?

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▼鐘楼堂は昭和の再建。北陸随一の 3t 以上ある梵鐘がブラ下がっています。

ゴォ〜〜〜ンと、突いてみたいけどダメ!

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太子堂。本堂より新しく大正の再建だそうですが、本堂よりカンロクがあり、古さも感じられて趣マックス。

いつも言うように煌びやかな建築物に震えはやってこない。しかしこんな建物はブルブルッと感じる!

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▼これでもか! というような組子と彫刻が怒涛のように迫ってきます。

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▼こんなところにも! 一体全体、井波の彫刻師は、どんな気持ちでこれを創ったの?

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▼井波彫刻の粋が集められた建築だそうです。

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▼目を奪われる緻密! 精緻さ。

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東照宮のようなハデな色細工はされていません。

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木彫りのままで、年月とともに味が出てきますが、傷みも出てくるわねぇ。このままでは風雨にさらされ朽ちてしまうんじゃ? ニスでも塗りたくなります。

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▼う〜〜〜ん、写真、ボケてる!

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f:id:wave0131:20180605183128j:plainかつて、熱狂的な門徒たちが唱える念仏で埋め尽くされたであろう寺、そして歴史の中で翻弄されて、一体となっていたは寺と町は、今はその熱いエネルギーを全く感じさせない静けさだけがソヨソヨ・・・。

静けさの中を時折ひびく鑿の音は、さらに静寂さを増すように思えます。

 

 

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さて、現代を生きる人たちが 熱狂的になれる場所に移動!

シブさより、ハデさ! 今では人を集めるのは、コレに限ります!

井波のかつてのように、信仰で多くの人を集めるのはムズカシー。

そこでハデなチューリップです!

これなら人を集められる。

カラフルな場所には必ずや人が集まる。

 

 ▼2018 となみチューリップフェア

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瑞泉寺とはいろんな意味で対称的な催し物。

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ここでも多くの外人さんが目立ちます。オドけた撮影ポースにバランスを崩し、チューリップを踏んで折ってしまう外人女性も。

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それにしても入場料1000円は高い!

f:id:wave0131:20180601174004j:plain砺波の「チューリップフェア」、人に勧められるほどのインパクトはないわね。

 

▼この写真は昨年、ひたち海浜公園に「ネモフィラ」を見に行った時の同じ園内のチューリップ。ここは確か入場料は500円くらいだった。

チューリップの時期ならこちらが絶対おすすめ。ネモフィラついでに見られるのです。f:id:wave0131:20180606115438j:plain木々がモリモリの森の中にチューリップという意外性もオモシロイ!

 

▼さて、3・4泊目は金沢、いよいよビジネスホテルになりました。

同行者の補助金利用でバイキングの朝食付きで3000円以内。チョ、チョー安!

2連泊で6000円弱、イタイほど満足!

ボンビーの悲しき性、安い宿はオチツク!

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シャワーを使って、片町の街に出ます。

お目当のおでん屋さんは長蛇の列。諦め、向かいのうどん屋さんへ。

金沢製麺処 片町店」小さな店。

もうご馳走はいらない! 晩ごはんは「鶏天カレーうどん=910円」とハイネケン

 

小さな店だから期待していなかったのに、スパイシーで、鳥カラもしつこくなく、めちゃ美味しかったなぁ。

それにしてもこの旅の食事中、1番記憶に残っているのがこの「カレーうどん」?!

情けないような気もしますが、ゴチソーは記憶に残らないタチだから仕方ない。

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▼ここでジンバックマティーニをと思ったら・・・。

f:id:wave0131:20180601174011j:plain今夜は早く寝て、明日の夜にしましょうかねぇ?!

白山比咩神社の御朱印・金剱宮の御朱印(石川・白山市)〜キンケン→サンソン→オドロオドロ秘湯「湯谷温泉」/北陸Tour❻

▼白山本宮 加賀一ノ宮 白山比咩神社御朱印です。(石川県白山市三宮町)f:id:wave0131:20180529120000j:plain

 

▼金劔宮御朱印です。(石川県白山市鶴来/500円!)f:id:wave0131:20180529120001j:plain

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北陸3日目の朝、

加賀国一宮白山比咩神社しらやまひめじんじ)」に向かいます。

北参道南参道もあるけど表参道から境内へ。

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▼何処かを思い出しそうなデジャヴな、ため息が出そうなイイ感じの参道。

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▼800歳。現代の人間10人分、10世代分生きています。高さ42mだって!

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二の鳥居

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三の鳥居

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大けやき。推定、1000歳。1000年も世のウツロイを見られたら楽しいかも。

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荒御前神社。神門の傍に鎮座する境内摂社。

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神門

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拝殿。ここに来られたことを感謝です。

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霊山 白山山頂の奥宮は1300年前に泰澄により創建され、仏教と結び付けられたようです。この地域の寺社では泰澄の名は頻繁に出てきます。

越前に生まれた泰澄は「(こし)の大徳」と呼ばれ、この地域がホームグランド!

 

で、この神社も前々回の記事「平泉寺白山神社」同様、白山を御神体としています。

神社自体の創建は崇神天皇の時代と伝えられているから、何と日本書紀古事記の世界、神代の時代です。

ピンとこないけど、とんでもなく遠い昔ということ。

白山比咩神社から、とんでもなく近い所の次の神社に移動。歩いても行けるそうですが車。

 

金劔宮。ここも創建は崇神天皇の時代と伝わる。2100年以上前のこと。

北陸最古の神社ということだから、白山比咩神社より創建はもう少し古いわけ?

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社殿はガラスで覆われています。

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▼「金劔」を「金券」と関連づけているのかしら?

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▼右の「乙劔社」は金運神社として全国的に有名とか。

全く「金運」に縁のないボンビーだが、願い事はせずに参拝できたことを感謝して手を打つ!f:id:wave0131:20180529120015j:plain

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招魂社

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境内社もすべてガラスで覆われています。見慣れないと違和感を感じます!

金劔宮以外でもこの近辺地域の小さな神社も同じようにガラスで覆われているから、雪害対策のようです。

境内にはほかにも「天忍石」や「義経腰掛石」なんてものもあり見所豊富。

 

 

神社名の「」と、地名の「鶴来」は神社が先にできて、地名を「ツルギ」としたそうです。白山比咩神社とともに時間に余裕を持って訪ねるべき神社ね。

 

北陸で訪問した「平泉寺白山神社」「那谷寺」「白山比咩神社」、これらは全て霊山である白山を信仰しています。いかにこの地方の人々が古くから白山を崇めてきたかっていうことね。

白山は富士、立山と並ぶ「日本三名山」とか。

そして白山は登拝、登山道を「禅定道」と呼ばれていて、その拠点を「馬場」と言い加賀・越前・美濃の3ヶ所にあります。

加賀馬場白山比咩神社越前馬場平泉寺白山神社、美濃馬場長滝白山神社

いずれ岐阜県にある長滝白山神社にも訪ねてみたいもの!

 

また金劔宮は、山梨県新屋山神社、千葉県の安房神社と並んで「日本三大金運神社」だそうです。

そんな事とは知らずに新屋山神社も安房神社も訪問しています。

今回の金劔宮も含め、それぞれの拝殿ではお願い事はしていません。

せっかくの参拝で「お願い」をしないのはモッタイナイという意見もあるのよ。

 

今度、3神社分の御朱印を並べて、改めて「お願い」してみようかしら? ヘンッ

 

 

2つの神社の石川県を後にして富山県砺波を目指します。

これが見たかったのっ! Googleで見るとこんな感じ。

f:id:wave0131:20180530165855j:plain車で走ってるうちは気をつけていないと見逃す、と言うか気づかない!

水田の中に防風林で囲まれた農家があるだけ。1つの水田に1軒の農家という感じ。

普通は田畑と人の住む集落は別々になっています。

 

やはり展望台に登らなければ全体像が見えません。

散居村だ。散村とも呼ぶらしい。

いや〜っ、日本だねっ! 富山はオモシロイ! 泣かせるわっ!f:id:wave0131:20180529120023j:plain

▼でも霞んでいてチョッと残念。太陽はこんな状態。ハレロッー!

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f:id:wave0131:20180529120021j:plain写真を補正してもここまで。

 

田植え時期前だから仕方ないけど、ホントはこんな美田園風景を目にしたかった。

▼フリー素材をお借りしました。

f:id:wave0131:20180530171716j:plain水田に水が張られている今は夕陽が美しそうだが、この日の太陽だと綺麗な夕陽になるかどうか怪しい。

 

まぁ、散村の景観も腹八分目で満足して

展望台のある山に来た道を戻るのではなく、反対側に下ってこの温泉に行ってみます。

▼「私設バス停」というのは意味不明?

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▼この坂を下ると、

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▼10年以上前の台風で被害を受け、現在は営業をしていない宿に着きます。

趣があるというか、寂れているというか、雰囲気は悪くないぞ〜。

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無人の様子。入浴料500円を用意されている缶に入れて建物内の廊下を進みます。

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かつては湯治客で賑わっていたのでしょうか?

▼長い、なが〜い廊下をわたります。薄暗く相当あやしーぞ!

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▼階段になっているところに出ました。ここを川底のような場所に降りるのかな?

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▼階段脇から覗くとダムでし。あらあら、こんな所に温泉? あるの?

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後で知ったが、小牧ダムといい国登録有形文化財に指定されているとか。

 

▼ブルーシートがさらに怪しさを増しています。17時までの営業で、夜はやってないそうですが、夜間営業していたとしても一人じゃ来たくないわねぇ!

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▼行き止まり! いや、やっと辿り着いた温泉の入り口。

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簡単な脱衣所で服を脱いで湯船があるらしき階段を降りますが、一体ここは何なの?

▼オドロオドロしさ恐るべし! 湯気でちょっとケムっている。ワタシは一体何処へ行くのだ?f:id:wave0131:20180529142302j:plain

なんとタコツボ、いや湯壺が現れました。

▼湯壺はかなり深い。真ん中に立つと胸まで湯があります。4、5人も入ればマンパイ。

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写真上方の壁で男湯女湯が分けられ、造りは左右対称になっているらしい。

壁以外は清潔だ。その壁も写を見て感じるほどでもない

コンコンと湧き出る温泉は無色透明で温度も丁度良い。少しヌル目かもしれない。長く入っているにはいいかも。

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普段、自宅の風呂はカラスの行水。しかしこの時は少しユックリ! したが、確か外が見える窓が無かったから、やはりチョッピリ閉塞感を煽られる。

左奥は構造物が頭上に張り出している。閉所恐怖症の人は長くいられない。

 

一体この温泉の建物はどうなっているのか?

内部からでは全く想像がつきません。

▼湯から出て再び先ほどの階段から下を覗いてみます。

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どうやらコンクリート製でドーム型になっているようです。

まるでトーチカね。

ダムから大量の水が放流されてトーチカが沈んだとしても、中まで水は侵入しないような造りだが、わからない。

川の対岸から見れば形が確認できそうだけど、対岸には渡れず、山の崖が迫っておりそんな場所も見当たらない。

ダムの下、川底にある「トーチカ温泉」と勝手にに名付けよう!

それにしてもビックリな初体験温泉。

特に温泉好きなわけではない者にとっては、入浴料500円は安くないけど、ここはユルそう!

 

そういえばこのダム湖の奥に船でしか行けない温泉宿があるとか。

どちらも秘湯好きにはタマラナイ温泉かも。

 

神社の感想より他の話が長くなりました。

ここはそんな役立たずBLOGだから、これでヨイ!

 

では、また。まだまだ続く北陸・・・。

瀧谷寺の御朱印(福井・坂井市) 〜「父の日に乳を贈って『ギュー』と言わせよう」?→がけっぷち→あわら 〜北陸Tour❺

魔尼寶山 瀧谷寺御朱印

たきだんじ真言宗智山派福井県坂井市三国町滝谷1-7)

 

瀧谷寺御朱印薬師殿」。

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瀧谷寺御朱印白寿殿」。

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瀧谷寺は越之国観音霊場・北陸観音霊場・北陸白寿観音霊場の3つの札所となっている。だから御朱印も3ついただける。

しかし御朱印は同時に2つ以上いただかないマイルール。

この寺、見るべき事前知識を少し持って、時間をかけてじっくり見て回るのがおすすめ。

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那谷寺の次は瀧谷寺へ向かう。

 

途中、車窓から目に入った「なんだ? 何だ!」

▼何を売っているか?一目でわかるアイススタンドはナイススタンド。

f:id:wave0131:20180523195712j:plain予報通り暑いこの日、寄らずにはいられないわね。

「田嶋牧場」?  牧場直営か?

買った! 舐めた! 食べた! 濃かった! ウマかった! それだけ

 

TV番組の食レポだと「柔らか〜い」「あま〜い」「おいしい〜」「食べやすい」「飲みやすい」「臭みがない」「とける〜」

ソフトクリームは放っといても溶ける。

 

▼しかし、設置されてたテーブルセットの上に・・・

f:id:wave0131:20180523195723j:plain撮影を失敗した、カンジンなところが読めない。

父の日に乳を送ろう!」とイラストとともに描かれている。

あまりにストレート過ぎるオヤジギャグに笑える。

「・・送ろう!」も、きっと「贈ろう!」の間違いだろう。

 

親父ギャグに「」を入れてみる

父の日に乳を贈って『ギュー』と言わせよう

大差ないか?  もーッ!

 

▼おやじギャグといえば、こんな店もあった

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▼アホなこと言ってないで瀧谷寺、タキダンジと読ませる。500円のお支払い。

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▼総門から山門までグリーンのシート。滑り止めかしら?

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▼長い参道の脇は椿の木かな?

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▼山門。

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柴田勝家の寄進から改修、葺替えを経てきたそうだ。

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▼本堂。瓦に新緑、なかなかイイ眺め。

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観音堂

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640年の古刹の内部は撮影禁止。

本堂へ入ると本尊の前で5分ほど、まるでテープレコーダーのような女性の解説がある。

滑らかというか、棒読みというか、慣れていらっしゃる様子の解説に、こちらから疑問・質問などチャチャを入れてる余地はまったくない。

ボーッとして聞いている。

こういう場合の説明はほとんど忘れてしまい、覚えていることは少ない。

その場で分からなかった事等を尋ねた時などは覚えている場合もある。

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拝観料2人分、御朱印を2種類いただいて、計1600円なのだから、もう少し様々なことを見て、覚えてこい! と思うのに、いつもママならない。

予備知識が足りないかもしれない。しかし、現場に足を踏み入れていない、経験していない事前の知識は単なる暗記になって大した役に立たない。

帰宅して改めて由緒書きなどを読む、復習だとしっかり覚えられたりする。

凡人はいつも後から「あぁ〜、そうだったのか」と遅れてでしか理解できないようだ。

 

やはり寺社巡りは一人訪問がベスト。そして時間をタップリとっておく事。

そして由緒書きや説明書きとともに寺社内を進む。

そうすれば、下の庭写真は石が「」の字に配置されている事がその場でわかる。

 

しかし、この時は観音堂に腰を下ろし、同行者と話しながら「ボケーッ」と眺めていただけ。「心」の配置模様は知らずじまい。

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ガツガツ何でも吸収しようとせず「ボケーッ」と眺めていられる時間もいいじゃないか!

という考え方もあるか!?

 

▼本堂の玄関先で猫が見送ってくれ・・・ソッポ向いてるな。猫は媚びないからスキ。

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29日の寺社巡りはここまで。

北陸2日目を過ごし、巡った寺社はまだ5ヶ所。かなりスローペース。同行者の意向もあるからやむをえないわね。

 

で、この日もミーハーな観光地によってみる。

前日訪問した「平泉寺白山神社」にいた厄介者坊主が、ここで突き落とされたと伝わる岩壁。

落とされた彼の名は「東尋坊

▼説明するまでもないが少しだけ写真を並べてみる。

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▼大勢の観光客の中で、こんな方も。崖っぷちは1m先、まだ余裕よ! 貴方、男でしょ!f:id:wave0131:20180524170427j:plain

▼予想していなかったが東尋坊と駐車場の間は土産物・飲食店がギッシリ。

まるで神奈川県の「江ノ島」、上野の「アメ横」状態。 

▼そして一番のシャレてる土産を見つけた。

真剣に「がけっぷち」にいる人は着ない。・・・だから買わない!

▼もちろん、これも買わない! それにしても、言ってくれるわね! グサッとささる。

▼多くある飲食店はどこも同じようなメニューサンプルで同じような価格。

観光地にしては良心的と思われる値段が並ぶ。

もしかしたらこの通り全体で、過度な競争を避け、品質・価格も統一しているかもしれない。


「さけとろ いくら丼 1200円」「うにいくら丼 1800円」とまずまずのお値段。

ミニ丼ならさらに安い。

食べたいところだが、実は東尋坊がこんな様子だとは知らず、少し前に別な場所で昼ごはんを食べてしまっていた。

 

朝ごはんは白山温泉でしっかり食べていたし、今夜も温泉泊まりで夕食は予想できるから、軽い物でと思って「むぎとろご飯」1000円。しかし、余計な鍋物までついてきた。安くて美味しくてお腹イッパイになった。

 

ミニ丼くらいならやっつけられそうだが、ここで食べてしまうと今日の宿泊予定の晩ごはんを平らげるのに支障をきたす。何しろ少食、エコ人間なのだ。

 

往生際悪くウニ丼サンプルを横目に、土産を少しだけ買い。

今夜の宿泊地へ移動。

 

白山温泉は支払い宿泊費は12,000円だった。この宿は10,000円。どちらも2食付きのエコ料金。

ビジネスホテルを7,000円前後で泊まる場合と比較するとかなり安い。補助金確保、同行者のおかげ!

 

玄関先でおキレイな女将らしき方が出迎えてくれたが、撮りそこなった。

部屋は普通の観光旅館。

 

早めにざぶ〜〜〜ん! 独り占めで、平泳ぎ。

このあと中国の団体さんのバスが着いた、ヤバイ!

 

さて悩みは夕食だが、メニューを見ると嬉しい事に数が少ない。胸をなで下ろす。

なにしろボンビーは残すのがキライ。しかしエコな少食。こういう宿では大概残す。前夜の白山温泉でも鍋物を少し残した、心がツクンと傷んだ。

 

食べ始めた。途中これは残そうと、くじけそうになったがムリムリ平らげた。ご飯粒まで完食、バンザーイ。

いくらか自慢気なゴチソーでも、食べ終わった写真掲載なら、このBLOGのコンセプトに違反しない!

そもそも他人が食べるご馳走写真を見て何がオモシロイ?

やばい! ヘソ曲がりがこの話をすると長くなる。

ヤメッ!

 

腹イッパイ! 散歩に出る。

あわら温泉はお祭りだった。


歩いているとこんな所が。罪なヨコチョーだ。

f:id:wave0131:20180523195721j:plainお腹イッパイだけど、イッパイだけ飲んで宿に帰ります

f:id:wave0131:20180524182929j:plainでは、おやすみなさいませ!

 

夜の あわら温泉は、おわら、ない!

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