▼福地山 修善寺の御朱印です。正式名称:修禅萬安禅寺
「しゅぜんじ」曹洞宗(静岡県伊豆市修善寺)
▼隣接する日枝神社の御朱印。
小田原、熱海を後にして宿泊地の沼津へ。
数日前の思いつきの旅、沼津のこんなホテルしか取れませんでした。
こんな、と言っては失礼。
比べるものでもないが「星のリゾート」なぞテンで縁がない身としては、この辺りが分相応というか痛いほど上等なの!
狭いぞー! 寝るだけだからカマワない!
ほぼ直前に予約して、ライトな朝食付き¥4,320
楽天トラベル、どういうこと? 安くねぇかぁ? まったく深く不満なし。
溜まっていたポイントを500円分使って¥3,820をカードで前払いしてある。
さらにこの支払いに対して43ポイントが付く、セコイ。
駅から近いから駐車場代は1泊¥700円でした。まぁ、¥4,500で車共ども寝られれば大満足!だわ。
ご朱印旅は、ほぼ一人旅。ほとんどビジネスホテル泊です。
何回か車で走っていますが、沼津の夜がこんなに早いとは思わなかった。
だいたい新幹線の駅がない。三島駅利用ということかしら?
アーケード街もほぼ8時頃にはシャッターが降りてしまう。
空いている店を見つけて、ビール、ギョーザ、肉野菜炒めの晩飯。
さらに缶ビールを仕入れ、狭い部屋に戻ります。
こんな時「いったい、自分は何をしてるのだろう?」度々出る疑問。
人間どれだけムダなことをしてきたか!ということも、もしかして大事なことかもしれない、と自らを慰めて眠ります。
翌4日、土曜朝、安いホテルにしては朝食は充実してて美味しかったじゃない! 二人だったらモット、モット美味しくなるのかな、きっと!
▼ナカナカいいネーミングの「伊豆の国市」の願成就院に向かいます。
この寺で運慶の毘沙門天立像を見ようと思ったのですが、
上野の「運慶展」に出張中でした。
「運慶展」のHPには案内されているのに、受付の「仏像拝観は10時〜3時30分頃にお願いします」の案内の他に「出張中」の注意書きはなかった。
まだ9時、ご朱印受付も10時からだろうか? 扉が閉まっています。
なぜかこの時は庫裏のピンポンを鳴らす気にはなりませんでした。
怖気づいたか? 気が小さいではないか!
ご朱印を収集しはじめの頃はコワイモノなし。
ピンポン、ピンポン、バンバンとブザーを押しまくっていました。
でもその後、寺社の事情なりを知れば知るほど、場合によってはブザーを押せない気持が現れてきています。
日時・寺社と自分との相性なようなものなのか、まったくご朱印をいただける雰囲気じゃないと感じる時もあります。
そんな時は深追いしない。再訪すれば良いのだ、諦めます。
▼毘沙門天立像は上野へ見に行ってくるとしましょうか。
運慶展公式HPからシッケイしてきました。
入場料金を調べると¥1,600。高くねぇっ?! 当然、撮影禁止だろうし。
昼メシ3回分です。昼メシ代の金額も情けないが¥1,600に躊躇するのも情けない!
帰ってから改めて考えよう! シンケンに!
ところで前回ブログで、来宮神社前で止まるバスから降りてくる中国人の団体観光客を「喧しい」と書きました。
だが、中国の人々を厭うわけではありません。
行ったことはないけど、したたかな中国とその国民はキライじゃない。
やや偏ったマスコミ報道だけで国や人々を判断する訳にはいかない。
「嫌い!」とハッキリ言える人もその根拠は怪しいのでは?
そもそも地球上のあらゆる国民、民族に優劣などないし・・。
しかし、やはり中国の団体観光客は間違いなく、ワシの耳には「ヤカマシー」。
でも許す!
多国の人々の行状を批判できる立場ではないわ。ワシら日本人だって、ついこの間までは「やかましかった」のです。
もっとヒドかったかもしれないわッ。
バブル期の国内では企業の社員旅行などで、当たり前に昼間からヨッパライのおじさん連中が各地で大声ではしゃぎながら観光バスからハジキ出されていました。
そのオジさん達は、犯罪的にも東南アジアでは買春も当たり前だったようです。
そして最近こんなの持ってるとイナカモノの看板背負っているようなイメージ。
ヨーロッパのフランスやイタリアでは、今思えば恥知らずにも高級ブランドショップでワガ国民婦女子がバッグ類を買いまくっていました。
フランス、イタリアの一般庶民は決して買わない、買えなかったブランド品。
いずれもある一部分の人達の行動だったかもしれませんが、バブル期を象徴する一つの事実でしょう。それでも当時は、「イエローモンキーのお買い物か?」と、観光立国のパリジャンの批判報道は、日本に多くは入ってこなかったようです。
そんな経緯を経てきた今、日本人がどのように世界と接してきたか、幾らかはおベンキョーできているかも。
だからこそ「やかましい」と感じつつも「微笑ましく」も思う!
「わかった、わかった、日本に来てくれてアリガトー!
しかし、アンタら、もう少し静かにしなさい」と、わかったような振りで優しく声をかけたくなります。
まぁ、しゃーないわね!
今日の様相は10年後くらいには全く変わっているかも?
▼いよいよ本題の「修善寺」です。
▼そんなアリガタイ国外からのお客様がまだ目立たなかった頃の夏の修善寺境内。
人影はチラホラだった2009年。
そして8年振りにやってきた2017年の境内。
いづからこんなニギワイになった?
多国の言葉が溢れかえる境内から山門、門前へと逆の流れで3枚。
修善寺だよっ!
マイナーと言えなくもない温泉地。弘法大師も笠を脱いでるかもしれない。
日本人だって行ったことがない人が多いのに、なんでこんなに東南アジアの方々が大勢やって来る? 欧米の方々も多く目にするし・・。
世の中この8年間の変わり様は、イッキにその過去80年間を圧縮してしまったかのような変化にも思えなくもありません。
とりわけ科学技術はチョッと先の10年後も予想がつかないくらい進歩・変化が急上昇しています。シロートは着いていけないくらい。科学はカンケーないか?
修善寺はご朱印をいただくのに専用の小さな窓口が設けられていました。
人々がタカっているお守りなどを広げる授与所から、ホンの一歩隔たられたところに窓口がポカンと開いています。
あー、よかった!! ここに列はない、1組だけ待っていました。
日本の地方のご朱印受付窓口に中国をはじめ東南アジア、欧米の方々が列を作りはじめたら自分は集印をヤメるとするか!
この国を訪れてご朱印に興味を抱いた人々に譲ることにしましょう!
宗教的な行為だからオリコーな外国人なら御朱印は集めないか!?
それこそ記念として持ち帰るかもしれない。
温泉地としての修善寺は好きです。
何度訪れてもイイわねぇ、と気軽に言えなくなってきそうだけど・・。
「昔日の名残り」ばかりを追っている訳にもいかず、その変化する現在を受け入れ順応していかなくちゃ!
でも「名残り」は付きまとって、なかなか離れないわ!
▼おいおい、修善寺のすぐ近くに鎮座するこの神社、前回来た時は観光客など見向きもしないようにクスんでいたはずです。日枝神社です。
修善寺同様、鳥居周辺も花で参拝客を迎えています。
やはり外国の人々でけっこうな人出という印象。参拝の間、ご朱印受付にも数組の人たちが・・。
きっと修善寺は街をあげての観光整備とPRが盛んなのでしょう。
温泉地修善寺というと何となくジジババ臭いイメージでした。しかし2017年の実際は若者だらけ。
たしかに街がPRするように様々な見所も多い。
▼そんな修善寺の見どころハイライトを並べます。解説なし、不親切!
修善寺未経験者さん、およその雰囲気がわかったねっ! いいとこよっ!!
北又川を挟んで修善寺の反対側には温泉街があります。昼は人気が少ないが夜は賑わっています。
射的・スマートボールもあって昭和だわねぇ。
ということで、何のブログかワカラン!
写真を多く並べると疲れるし!
次回、石川さゆり「山が燃える・・」です。
ところで最近PV数が上がっています。
こんな稚拙なブログを覗きに来ていただける方々は、よほどヒマな方たちなんでしょうねっ! 書く方も相当ヒマだけど。
そんなヒマ人のためにもっと内容充実に励みます!
なんて、殊勝な言葉はナシです。できないから・・!
覗き見の皆さん、マジメに「感謝」です!