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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

浅草神社・矢先稲荷神社・秋葉神社・下谷神社の御朱印(東京・台東区)〜狂喜の夏が幕を閉じる

土曜日の浅草に行ってしまった。

行ったと言うか、チョット覗いてみた。

何年か前も1、2度覗いた事がある。参加チームも通りを埋める観客も歓喜が噴出していた。

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狂気にも近い

その時は、そう感じた。

会場となるメインストリートの雷門前の通りは、カーニバルのスタート1時間以上前から車道の隅が人で埋め尽くされ、歩道側から車道側へは絶対に割り込めない。

それは今も変わらないかも。

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しかし、信じられない数字の36回目。36年も続いているのだ。すっかり浅草の風物詩となっている。
狂気をコントロールするスキルは完璧だ。参加者、観客とも慣れたものだ。

 

スピーカーから解放される大音響のサンバのリズムにもかかわらず、雷門の前の通りを向こうからやって来るパフォーマンスを待つ群衆は、見事に整理されている。

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ちょっと覗きに来たものが、歩道から写真を撮ろうとすると、殆ど人の頭か、人が掲げるスマホしか写らない。

 

しかし、よく見ると出演のサンバチームの数も増え、演出も回数を重ねるごとに洗練されて来た事に気づかされる。

いずれにしてもカーニバルだが、誰も謝肉祭なんて思ってやしない。

言葉通りのお祭り騒ぎをする催しでいいが、そこは国民性と文化で、ある程度に抑制されている。

 

カーニバルだからと言って、限定御朱印などない浅草神社

カーニバルに人を持っていかれたのか、普段の土曜より人の数が少なく、神社らしい落ち着きを表していた。

神社に謝肉祭は関係ないからね。

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せっかくだから御朱印をいただいてきた。初穂料が500円になってからいただいたのは初だ。

浅草神社御朱印。(東京都台東区浅草2-3-1)f:id:wave0131:20170828121001j:plain

印は変わってないが、日付がスタンプになっている。東京中、最も賑わう場所柄やむを得ないが、やはり少し寂しい。

 

今年も狂気のような暑さが続いた日もあったが、昨日は少し過ごしやすかった。

残り少なくなった夏を惜しむように昨日、一昨日の土日は東京中のあちらこちらで夏祭の総決算だった。

 

サンバのリズム、神輿や、阿波踊りのやっとさーの掛け声も全て消えた。

若者たちの嬌声とコーラの匂いも消える。

暑い、暑いと口にしていた毎日が遠ざかっていくと、御朱印の日付がスタンプだったのと同じように、味気なく少し寂しくなる。

 

掲載御朱印浅草神社だけじゃ寂しいから、過去にいただいた浅草ご近所の御朱印を併載。

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矢先稲荷神社御朱印。(東京都台東区松が谷2-14-1)f:id:wave0131:20170828122513j:plain

 

 

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秋葉神社御朱印。(東京都台東区松が谷3-10-7)f:id:wave0131:20170825202343j:plain

 

 

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下谷神社御朱印御朱印帳。(東京都台東区東上野3-29-8)f:id:wave0131:20170825202255j:plain

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養福寺・諏方神社の御朱印(東京・荒川区)〜昔 ひぐらしの里、今 トレインミュージアム

日暮里の街

東京山手線内の駅で、内回りに上野を過ぎて鶯谷から駒込あたりまでの5駅くらいは利用したことがないし、街をよく知らないという人も多い。

「それ、東京?」と聞き返してくる女もいます。東京の田舎。

 

その中の日暮里駅。地方から出てきた人が正しく「ニッポリ」と読める人も少ない。田舎。

 

「ひぐれさと?」

読めないのが当たり前かもしれない。

200年ほど前は文字通り「ひぐらしのさと」と呼ばれていたそうです。田舎。

 

駅名も「ひぐらしの里」に改名したほうが駅名としては売れそうですが、蝉の里と勘違いされてしまうと?マズイ! ダメかしら!! 田舎。

 

日暮里駅から西日暮里駅の山手線は崖の下を走っています。

その崖の上の台地に、酒を酌み交わしながら虫の鳴き声を聴く人、子供を連れて夕涼みに来る女性もいました。

もちろん江戸時代のことですが、なんとも風流というか、ノンビリしてるというか、忙しい現代人には考えられないことです。

▼そんな様子を紹介した江戸名所図会があります。

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道灌山、諏方台の地には寺社が点在しています。

別名で花見寺月見寺雪見寺と呼ばれている寺もあります。

富士山が見え、反対の遠方には筑波山が見えました。

四季折々の自然に恵まれ「風流の里」と言われ、

見所が多くそんな時間をわすれて「日が暮れてしまう里」だったようだ。

 

現代人のそれらしき形は、せいぜい春の花見か、バーベキュー、デイキャンプというところで、楽しいには違いないが風流とは距離が開きすぎています。

それどころか、人に「風流ですねぇ!」という言葉を出す人の裏には「古臭いですねぇ!」というような意味も含まれていそうな気がする風流と言う言葉自体死語に近いかもしれません。

死語になるか否かの、ガケップチ、にあるのでしょう。

トレインミュージアム

そんな崖っぷちの「風流」の里の崖下には電車がジャンジャン走っています。

現代版の風流か?

▼日暮里駅構内にこんな案内写真看板があります。写真の中央の緑が諏方台。

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駅を出るとすぐに複数の線路またいで橋がかかっています。

下御隠殿橋という。写真案内の文字は「下御殿橋」となっています。何故なのか知りません。

橋の名前には当然由来があります。もともとこの地域は上野寛永寺の所領地だったらしいが詳細はパスです!

 

橋は通称「トレインミュージアム」と呼ばれ、鉄道ファンは誰もが知っているとか。

博物館でも何でもなく、ただ高架橋があるだけですが、橋の下を山手線、上越東北新幹線東北線高崎線常磐線、京成線など線路は10本以上あります。

そこをひっきりなしに列車、電車が駆け抜けていきます。

▼駆け抜ける電車の案内も掲げられています。

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鉄道ファンでなくとも、見ていて飽きません。

ママ鉄、子鉄が集まってくるのももっともです。走り抜ける電車に眺め入っていると、やはり「日暮れ」てしまうかもしれない。田舎。

 

ミュージアムは大袈裟だろう、と思いましたが、赤い新幹線と緑の新幹線が連結され、走り抜けていくその姿を真上から見ていると、まんざら大袈裟でもなく通称「トレインミュージアム」に「認印」を押さざるをえません。

田舎にゴーカク印!です。

 

橋を渡ると緩やかな上り坂になり、2つの寺を右に見て登りきったあたりが諏方台

そのまま真っ直ぐ進むと「夕やけだんだん」の階段があり、階段を下ると、いつも賑わっている谷中銀座に入ります。

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その階段まで行かないで橋から2つ目の寺、経王寺の角を右に折れる。前方からの一通になっている狭い道。諏方台通りです。

養福寺

▼この通りは江戸名所図会にも誌面を水平に横切っています。

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経王寺の文字も見える。左ページには養福寺の文字も見つかり、仁王門らしき絵も確認できます。

養福寺山門です。

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養福寺の仁王門は約300年前の建立だそうですから、図会に描かれた門がそのまま残っていることになります。

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これ以上ないステキな時間的な田舎です。

東京にこれほど歴史を抱えているものが、そのままのこっている地は他に無いと思っています。そう言う意味の田舎です。

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補陀落山 観音院 養福寺御朱印。(真言宗豊山派東京都荒川区西日暮里)

 

諏方神社

養福寺を後にして、さらに歩を進めると、左に「富士見坂」、その先の右側の森となっている場所が、その昔、見晴らしの良かった「諏方台」。

別当寺の浄光寺と諏方神社が隣り合わせています。

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諏方神社御朱印。(東京都荒川区西日暮里)

 

この神社、今日明日の26日(土)、27日(日)は例大祭。出店も数多く出るでしょうから人でごった返すでしょうね。

 

諏方台周辺には江戸時代から残されているものが点在しています。加えて谷中七福神の寺のほか数多くの寺があります。

ほとんどが観光寺ではないので御朱印をいただくのに神経を減らすかもしれませんが、集印者にも「日が暮れて」しまうこと間違いない街、日暮里です。

浅草サンバカーニバル

おっとっと、もうひとつ8月最終日の土曜は、ごった返すどころか、殺人級の混雑になるのが、浅草です。

三社祭より混むのではないかと感じる浅草サンバカーニバルの開催。

俗っぽい風物詩の極み! 半裸の観音さまたちが踊り狂うから、見物人が500,000人も集まるのも無理はないわね!

 

さて、今日は日暮里か、浅草か?

オマケで掲載。何年か前の写真は、カーニバルチームの出演後の退場シーン。

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まぁ、これを見たら、男たちの今日は浅草に決まりね!

パレードが始まるのは1時半頃からで、夕方早くに終わってしまう。

急げ!!!!!!!!!!!!

 

〈江戸十大祖師〉法恩寺の御首題(東京・墨田区)〜御首題?! 今、忙しいからダメ !!!!

▼平河山 法恩寺の御主題です。 (日蓮宗・東京都墨田区太平)

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法恩寺へは「錦糸町駅」が最寄りとなります。

 

最初に言っておかなければ! 今日のブログタイトルと法恩寺さまとは無関係!

 

前回掲載のスカイツリーたもとの春慶寺から南、700、800mくらいの所に、蔵前通り沿いから法恩寺の参道が始まります。

江戸十大祖師」の大きな看板が掲げられています。

十代祖師のうち5寺を巡っていますが、こんな看板は初めて見ました。

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まだ新しそうだから、最近掲げられたものかもしれません。それなりの意図があるのかしら?

総門になるのか、石の門をくぐって参道を行くと、左右に法恩寺塔頭が4寺ほどあります。

この門の前の蔵前通りは車がブンブン行き交っていますが、一歩参道に入ると、ここは東京か?どこも全く人の気配がありません。この静けさの中の塔頭で御首題をいただくのには多少勇気がいるかもしれません。また、書き置き対応であっても不思議でない。そんな雰囲気です。

この時は法恩寺だけを目指して、塔頭はスルー。

 

日蓮宗はどこも親切だと何回も書いてきました。概ね、確かにそうだと感じています。

 

しかし、どんな大勢の中にも数パーセントは、そんな枠からはみ出す者、寺もあります。

過去のある日、台東区にある日蓮宗寺院に伺った折、1回目の訪問時は、住職の奥さんらしき方の対応で「いま住職が留守だから・・」、

2回目の訪問では、やはり同じ奥さんらしき方の対応「今、忙しいから・・」。

「お時間の空いていそうな時とか、教えていただけないでしょうか? 例えば1日のうちの夕方とか、1週間のうちの週末は多忙とか」

と聞いてみました!

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そんな事はわからないわよっ! その時になってみなくちゃ・・

というお言葉! 

フザケンなぁ!!!!! と思いましたが、たしかにその通りです。その時にならなければ分からないのです。

しかし、完璧に「ウルサイわねー」的な雰囲気十分!な言い回し。

 

気の毒に、そんな言葉しか出てこないのかと、思わず笑ってしまうしかなかった。

御首題なぞ書きたくない、相手にしたくないのだ、きっと!

おっしゃりたい意図はわかりました」と言って、その寺を後にしました。

 

御朱印、御首題をいただきに寺社を巡っている時、ごく稀に出会う、こういう時ほど、嫌な気持ちになる事は他にありません。

落ち込むなぁ! かなりテンション下がります!

 

何回も言うが、たかだか、300円、500円で面倒な御首題なんて書いていられないのです。できれば、そんなのを相手にしたくないのです。特に日蓮宗でもない相手だし!

十分理解できます。

しかし、そこは仏に仕える身であり、神に仕える人であるはずです。ブームも理解し、ほとんどの住職、神職はガマンして、笑顔で引き受けてくれるのです。

いや、大多数の寺社は我慢も何もない、当たり前のなかで対応いただけてるかもしれない。

ワタシらも、その都度、そんなメンドーを心よく引き受けてくれることに心から感謝します。

 

この時は、対応していただいた、その女性が自ら御首題を書く訳でもないのに、このザマでした。

 

落ち込んだ! かなりテンション下がった!

が、こういう相手には、こちらもイジになります! 数日すると再び闘志?が湧いてきます。

 

日にちをおいて3度目の訪問。我ながら、かなりシツコイ!

今度は運が良かったのか、直接住職に対応いただきました。ご住職には初めて対面、この時、過去2回の女性の姿は見ませんでした。

すんなり御首題をいただけたのです。

しかし、3度目の訪問であるワタシの思い過ごしか、住職は「快く」という雰囲気の背後に、義務的な感じがカスカに感じられました。深読みの自分だけの感覚だったかもしれません。

ありがとうございました。

 

ここまで、事実というか、感じたことですが、台東区の十大祖師の1つの寺院の名称を敢えて出す必要もありません。

少し前のことです。現在は、かの女性対応でも「笑顔」で御首題をいただけるかも?

 

 

さぁ、今回訪問先の法恩寺の話に戻ります。

再び言う、このブログの見出し対象が法恩寺さまではないですよ。

法恩寺は、あいにく本堂が耐震性を求め改修中でした。改修が住むのは1年後とのこと。そのため境内は雑然としていました。

仮本堂が設けられており、そこでお参りさせていただきました。

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住職らしき方が境内と仮本堂を行き来していらした。

なにやら作業中のご住職らしき男性に

「ここでは御首題をいただけますでしょうか?」声をかけ、書き置きを覚悟しました。

書きますよー!

ご住職でした、壮年でした、満面の笑顔でした。

今していた作業を捨て置いて、ワタシの御首題帳に向き合っていただきました。

だから、日蓮宗の寺はダイスキ。

数パーセント、クジけそうな寺もあるけど・・。

5分後。

住職「明日は本堂改修の屋根瓦の打ち合わせで、名古屋に出張」というお話と共に御主題を手渡していただきました。

 

改修中の本堂の屋根瓦を「三州瓦(さんしゅうがわら)」にするそうです。

三州=愛知県三河だ。昔から瓦の産地でした。その話をすると長くなる。

だが、ご住職は本堂改修にあたり、数ある産地瓦から「三州瓦」を選ばれたようです。

瓦に詳しい人は少ない。聞かれても、話されてもよく分からない。

 

実は自分は愛知県三河出身。

三河は旧藩名。三州とも言う。だから三州瓦の名前くらいは知っています。

住職いわく「やはり、瓦を見れば、三州瓦と分かりますか?

分かるわけない! 瓦屋ではない。

あなたが三州瓦選んだ理由さえも良く分かってないのです。

 

ご住職、名古屋に赴いて、瓦のイイ契約ができることを願ってます。

 

1年後、本堂の改修が済んだ頃、再度、三州瓦で装った本堂にお目にかかりに必ずや、お参りさせていただきます。

 

ありがとうございました。

 

法恩寺に背を向けた時、車から降り、脇の門から、そそくさと境内に入って来た一人の中年女性と行き違いました。

ワタシが挨拶を終えたばかりの住職に

御朱印はここですか?

背後に聞こえました。

何だ、なんだ!?

手水も素通り、お参りもせずに、イキナリかよっ?!

この様子では、この寺の宗派も分かってないかもしれません。

先にお願いしておいて、お参りはその後だったかもしれないが、そんな感じに見えないほど、いやに性急な雰囲気でした。

 

何故か、こちらが恥ずかしくなってしまいました。

その後、女性がどんな振る舞いをするか、見たくもなかったので、さっさと門を出ました。

 

「枠」からはみ出ている数パーセントは、どちら側にもいるようです。

 

春慶寺の御首題(東京・墨田区)〜634に昇ってしまった!984ぃねっ!

▼長養山 春慶寺の御首題です。(日蓮宗・東京都墨田区業平)f:id:wave0131:20170819162901j:plain

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通俗的なところ、オノボリさんが目指す所は敬遠します!

自分自身がが田舎者だからか、確かな理由は自身、分かりたくもありません。

 

東京だと、TDL、SkyTree、皇居など。街だと浅草、渋谷、銀座、新宿?

修学旅行じゃあるまいし、キャァーキャーはしゃいでいるオノボリさん、旅行者を見ると、我が身を見るようで、その場を早く去りたい気持ちと、よく来た! 思いっきり東京を楽しみなさい!!

相反する2つの思いが交錯する、屈折します。

 

しかし、そこそこの年月を生きていると、当たり前に否応なしに、好きでもない俗な場所も、すべてリッパな経験者、案内者になってしまっているます。

 

TDLなどには何回行ったことかしら?

ディズニーの知識として誇れるのは、トイレの場所です。

田舎から出てくるオイ、メイ、爺さん、婆さんを案内してると必然に「トイレ」の場所を覚える事になってしまいます。

今でも正確に10ヶ所近く覚えており、案内を探さずとも、チビらさせないで人を導く事ができます。これだけは誰にも負けない! 誇りにはならないかしら?!

 

ディズニーの方針だろうし、今ではオシャレな場所は何処でもトイレはカモフラージュされているから、子供、年配者には見つけにくいのです。

TDLのほかについては詳細案内などは、ほとんど不可能です。

レストランとかで、ここが美味しい、なんて言う知識は全くないに等しい。

街は別です。

東京に住んでいれば山手線の主な駅は利用せざるをえません。仕事でも、待ち合わせでも、散策でも否応無しに俗な街を歩いているから、そこそこの知識はいやが上にも持ちます。

 

とにかく俗っぽい場所はキライなはずなのに「634」に行ってしまった、昇ってしまった。スカイツリーです。

やはり田舎者で、俗なところ、高い所が好きなのです。そんな自分がイヤにもなる。

不覚だ、ハジだ!

言ってる事がイー加減だ。いつも迷走してます。

その ハジを晒す

ツリーで一般人が昇れる限界は下から2つ目の展望台「展望回廊450」のようです。

名のごとく回廊になっていて、下にグルグルと歩いて回って降りると445m。

さらにその下の1つ目の展望台は350m。

 

外観的にローソクが上の方で2ヶ所膨らんだ形の構造物の先端に近い方が450m、その下の膨らみの展望台が350mです。

 

写真は詳しくは説明しないから、適当に解釈してください。

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ホント!! は、登らずに下から見てるだけに限りますf:id:wave0131:20170819162902j:plain 

さくら橋も見えます。夏に開催される隅田川花火大会のほぼメイン会場に近い。f:id:wave0131:20170819162903j:plain

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登らなきゃ撮れない!わね。

 

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脚のスクミ方は東京タワーよりすごいわっ!

 

最上階にある「レストラン634」でランチ!

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食べ散らかした訳ではない! サーブされたばかり。

皿が大きければ高級に見える?

一見して人間の食べ物とは思えない。

自慢になりそうでイヤだから写真は1枚だけ。

 

ここまで、何が言いたいのよ?!って感じ!

これが言いたかったのです!

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わかりやすい!

要するに高い所がスキな人は、待ち時間がないように並ばないで済む方法でのチケット料金は、約4,000円なのです。

昇って、下がってくるだけで4,000円。

人をバカにするにもほどがあると思う金額、と思うのはワシだけかしら?

984ーったらありゃしない! (すいませんクヤシーです)

それを払っちまった。おまけにレストラン634のランチは最低6,000円くらい。

締めてお一人さま壱萬圓! 福沢さんがガマグチから家出しなければならない。

モチロン、家出させたのは自分ではない。

人が招待してくれました。

普通、誰もそんな奇特なことはしてくれませんが、3年に1回くらい奇跡的な事が起こります。生きてて良かった。

 

自分のフトコロは傷んでません。

傷む中身もないですが。

しかし、330mの東京タワーの2つの展望台は確か150mと250m。

250mまで登っても1,400円くらい。

アンタは「三丁目の夕日」価格でスバラシー!

東京タワーに比べ、スカイツリーの高さは2倍近くあるが、料金は3倍近くになります。

怖がりのくせに、高い所がスキな人にとっては過酷な数字だわねぇ!同情する!!

 

これから東京目指してやってくる人たちよ!

とにかくスカイツリーには行ってヨシ!

ジャンジャン行って!

しかし「昇る」に値しない! 

下から眺めるだけにして「ソラマチ」で少し土産を買う! で、おチャする!! 

それだけで十分です!

このスタイルがオススメっ!!!!

 

東京の高い所に行きたければ、200m位だけど「汐留カレッタ」「東京都庁」は無料だ。東京が俯瞰できる。充分感激できるはず。

テッペンまで昇って、土産買って、ゴハン食べて10,000円以上。それを受け入れるか否か、価値観と財布のバランス感覚だね。

まぁ、好きにしてちょーだい!

 

▼そのスカイツリーの足下にある寺。

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ビルで出来た寺です。

 

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先日、四谷怪談の話を書いたが、その物語の原作者、鶴屋南北の墓がスカイツリー前のビル下、幹線道路沿いに出されています。「出されている」に間違いありません。 

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同じく普賢菩薩を祀った所も幹線道路沿いに隣り合わせて出されています。

この2つ、ビルにせざるを得なくなった寺の、せめてもの「寺」らしさの表現かしら? そうじゃない事は理解してます。

往来する人に便宜を図るためでしょう。

 

そんな憎まれ口をタタきたくもなる思いで御首題をお願いすると、多忙な中をテイネイな対応で揮毫いただきました。

やはり日蓮宗は間違いなく、ほぼオモイッキリ親切です。

何しろ日蓮宗の御首題は文字数が多く、70文字も並んでる場合もある。忙しい時にはメンドークサイ、やっかいな頼まれごとになります。

それでも費やしていただいた時間と、その揮毫の金額は決して言葉に出さない。

志納で良いのだ。10円でも10,000円でも可でしょう!?

 

本当にありがとうございました、春慶寺さん。

スカイツリーに行ったら、目と鼻の先、是非とも訪ねてみてください。

 

 

高麗神社の御朱印 (埼玉・日高市)〜燃える!燃える!巾着田が真っ赤に染まる

高麗神社御朱印です。(埼玉県日高市新堀)f:id:wave0131:20170819162909j:plain

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▼埼玉県日高市の高麗神社の近くに「巾着田」があります。

高麗川に囲まれた土地の形が「巾着(キンチャク)」に似ているからそう呼ばれるみたい。

地図で見るとナットクします!

この場所は、9月も中旬になると、辺り一面が曼珠沙華の群生で燃えるような真っ赤に染まりますが、見頃はその年によっては10月にずれ込む場合もあるようです。

 

秋の彼岸近くに咲くから彼岸花です。

巾着田は春の桜や菜の花をはじめ、四季を通じていろんな花が咲きます。

しかし何と言っても、この彼岸花が圧巻です。

その数500万本で日本一と言われていますが、誰も正確には数えた事ないでしょうから、サバヨミ数値でしょうけど、話半分と理解してみてもスゴイ数。

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曼珠沙華は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味で、仏教の経典には、

おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天から降ってくる、と言われているそうです。

 

曼珠沙華、読みは「マンジュシャゲ」、その昔「マンジューシャカ」と読ませて、恋する女心の歌を売った歌手がいました。

山口百恵です。

彼岸花を「不吉な花」とする人もいますが、この歌のおかげでイメージは少し変わったかもしれない。

彼岸花」という曲は数曲あるようですが、どれもヒットしてないようで、山口の曼珠沙華にはかなわない。

この時から不吉な花の彼岸花が大手を振れる「市民権」を得たように思うけど、違うかしら?

山口以前、何しろ不吉な花だった。

特におばぁちゃん、おじぃちゃん達には人気がなかったはずだ。

 

この花はその昔、墓場の周り、厠の周り、畦道などに多く植えられていました。縁起の良くない花とされていたのです。

どうやら彼岸花の球根が毒を持っているようで、暗にその毒に近寄るな、という現実的な、教訓的な教えが彼岸花を疎う形になったのかもしれません?

昔は死者が出た場合、土葬が当たり前でした。

土葬して間もない頃はその臭いからか、獣が墓を荒らします。毒性を持つ彼岸花を植えることにより、それを防ぐと同時に、彼岸に咲く花が墓標でもあったようです。

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畦に植えられたのも理由があり、彼岸花の根の張りが強いそうです。だから畦の崩れを防ぐ役目を果たしてきたとか。

厠、トイレの周囲にも多く植えられてきたのは、同じような目的で、ドクをもってドクを制す的な毒消し的役割と、やはり獣を近づけさせない事だったかもしれない。

 

日陰者の花が、今や意味広く理解され、嫌われるどころか、たくさんの人のタメ息を誘ってます。

へそ曲がりとしては、真似できたらと、嫉妬させられるような、これ以上の快挙はないわね。

まぁ、話のタネとして「巾着田」は行ってみる価値はあるわよ!

 

さて、ここは御朱印ブログですが、いつものように全く何なのかワカラン! 迷宮。

で本題を少し。

高麗神社だけど、参道前にイキナリ現れるこのふざけたトーテムポール!?

おバカな頭をかなり悩ませてくれます。「地下女将軍」?

謂れは他のブログで探ってくださいな!

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▼そういえば高麗神社のすぐ先にこんなところもありました。重要文化財の高麗家住宅。

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日高市巾着田の周辺には、高麗神社をはじめ寺社が点在しています。特に武蔵野三十三観音の寺々が近い。

暑さも和らぐ9月後半から10月初旬は、1日を巾着田周辺だけにして、寺社と自然を相手にタップリ、ノンビリ、シッカリ巡るのが保証付でおすすめ!

絶対タイクツしないよ!

そう、もし訪れる事ができたら、御朱印は3つ、4つだけでいいの!です。

御朱印以外もしっかり見て、楽しんでみて! みれば?!

 

 ▼「武蔵野三十三観音霊場」「能仁寺」も近くです。

 wave2017.hatenablog.com

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