御朱印迷宮 /Goshuin Labyrinth

星の数ほどある御朱印ブログとは異なるナナメで、ドクっぽくて、全く役に立たないブログをどこまで続けられることやら!

狂喜の夏が幕を閉じる:御朱印:浅草神社・矢先稲荷神社・秋葉神社・下谷神社

土曜日の浅草に行ってしまった。

行ったと言うか、チョット覗いてみた。

何年か前も1、2度覗いた事がある。参加チームも通りを埋める観客も歓喜が噴出していた。

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狂気にも近い

その時は、そう感じた。

会場となるメインストリートの雷門前の通りは、カーニバルのスタート1時間以上前から車道の隅が人で埋め尽くされ、歩道側から車道側へは絶対に割り込めない。

それは今も変わらないかも。

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しかし、信じられない数字の36回目。36年も続いているのだ。すっかり浅草の風物詩となっている。
狂気をコントロールするスキルは完璧だ。参加者、観客とも慣れたものだ。

 

スピーカーから解放される大音響のサンバのリズムにもかかわらず、雷門の前の通りを向こうからやって来るパフォーマンスを待つ群衆は、見事に整理されている。

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ちょっと覗きに来たものが、歩道から写真を撮ろうとすると、殆ど人の頭か、人が掲げるスマホしか写らない。

 

しかし、よく見ると出演のサンバチームの数も増え、演出も回数を重ねるごとに洗練されて来た事に気づかされる。

いずれにしてもカーニバルだが、誰も謝肉祭なんて思ってやしない。

言葉通りのお祭り騒ぎをする催しでいいが、そこは国民性と文化で、ある程度に抑制されている。

 

カーニバルだからと言って、限定御朱印などない浅草神社

カーニバルに人を持っていかれたのか、普段の土曜より人の数が少なく、神社らしい落ち着きを表していた。

神社に謝肉祭は関係ないからね。

 

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せっかくだから御朱印をいただいてきた。初穂料が500円になってからいただいたのは初だ。

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印は変わってないが、日付がスタンプになっている。東京中、最も賑わう場所柄やむを得ないが、やはり少し寂しい。

 

今年も狂気のような暑さが続いた日もあったが、昨日は少し過ごしやすかった。

残り少なくなった夏を惜しむように昨日、一昨日の土日は東京中のあちらこちらで夏祭の総決算だった。

 

サンバのリズム、神輿や、阿波踊りのやっとさーの掛け声も全て消えた。

若者たちの嬌声とコーラの匂いも消える。

暑い、暑いと口にしていた毎日が遠ざかっていくと、御朱印の日付がスタンプだったのと同じように、味気なく少し寂しくなる。

 

掲載御朱印浅草神社だけじゃ寂しいから、過去にいただいた浅草ご近所の御朱印を併載。

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矢先稲荷神社・東京都台東区松が谷

 

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秋葉神社・東京都台東区松が谷

 

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下谷神社・東京都台東区東上野

昔 ひぐらしの里、今 トレインミュージアム:御朱印:養福寺・諏方神社

東京山手線内の駅で、内回りに上野を過ぎて鶯谷から駒込あたりまでの5駅くらいは利用したことがないし、街をよく知らないという人も多い。

「それ、東京?」と聞き返してくる女もいる。東京の田舎だ。

 

その中の日暮里駅。地方から出てきた人が正しく「ニッポリ」と呼べる人も少ない。田舎だ。

 

「ひぐれさと?」

読めないのが当たり前かもしれない。

200年ほど前は文字通り「ひぐらしのさと」と呼ばれていたそうだ。田舎だ。

 

駅名も「ひぐらしの里」に改名したほうが駅名としては売れそうだが、蝉の里と勘違いされてしまうと?マズイ! ダメかしら!! 田舎だ。

 

日暮里駅から西日暮里駅の山手線は崖の下を走っている。

その崖の上の台地に、酒を酌み交わしながら虫の鳴き声を聴く人、子供を連れて夕涼みに来る女性もいた。

もちろん江戸時代のことだが、なんとも風流というか、ノンビリしてるというか、忙しい現代人には考えられないことだ。そんな様子を紹介した江戸名所図会がある。

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道灌山、諏方台の地には寺社が点在している。別名で花見寺、月見寺、雪見寺と呼ばれている寺もある。富士山が見え、反対の遠方には筑波山が見えた。四季折々の自然に恵まれ「風流の里」と言われ、見所が多く「日が暮れてしまう」里だったようだ。

現代人のそれらしき形は、せいぜい春の花見か、バーベキュー、デイキャンプというところで、楽しいには違いないが風流とは距離が空きすぎてる。

それどころか、人に「風流ですねぇ!」という言葉を出す人の裏には「古臭いですねぇ!」というような意味も含まれていそうな気がする風流と言う言葉自体死語に近い。死語になるか否かの、ガケップチ、にある。

 

そんな崖っぷちの「風流」の里の崖下には電車がジャンジャン走っている。現代版の風流か?

日暮里駅構内にこんな案内写真看板がある。写真の中央の緑が諏方台になる。

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駅を出るとすぐに複数の線路またいで橋がかかっている。

下御隠殿橋という。写真案内の文字は「下御殿橋」となっている。何故なのか知らん。

橋の名前には当然由来がある。もともとこの地域は上野寛永寺の所領地だったらしいが詳細はパス!

 

橋は通称「トレインミュージアム」と呼ばれ、鉄道ファンは誰もが知っているようだ。

博物館でも何でもなく、ただ高架橋があるだけだが、橋の下を山手線、上越東北新幹線、東北線高崎線常磐線、京成線など線路は10本以上ある。そこをひっきりなしに列車、電車が駆け抜ける。

駆け抜ける電車の案内もある。

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鉄道ファンでなくとも、見ていて飽きない。

ママ鉄、子鉄が集まってくるのももっともだ。走り抜ける電車に眺め入っていると、やはり「日暮れ」てしまうかもしれない。田舎だ。

ミュージアムは大袈裟だろう、と思ったが、赤い新幹線と緑の新幹線が連結され、走り抜けていくその姿を真上から見ていると、まんざら大袈裟でもなく通称に「承認印」を押さざるをえない。田舎にゴーカク!

 

橋を渡ると緩やかな上り坂になる、2つの寺を右に見て登りきったあたりが諏方台だ。

そのまま真っ直ぐ進むと「夕やけだんだん」の階段があり、階段を下ると、いつも賑わっている谷中銀座に入る。

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その階段まで行かないで橋から2つ目の寺、経王寺の角を右に折れる。前方からの一通になっている狭い道だ。諏方台通りだ。

 

この通りは江戸名所図会にも誌面を水平に横切っている。

経王寺の文字も見える。左ページには養福寺の文字も見つかり、仁王門らしき絵も確認できる。

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養福寺の仁王門は約300年前の建立だそうだから、図会に描かれた門がそのまま残っていることになる。

これ以上ないステキな時間的な田舎だ。東京にこれほど歴史を抱えているものが、そのままのこっている地は他に無いと思っている。そう言う意味の田舎だ。

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補陀落山 観音院 養福寺・真言宗豊山派東京都荒川区西日暮里

 

養福寺を後にして、さらに歩を進めると、左に「富士見坂」、その先の右側の森となっている場所が、その昔、見晴らしの良かった諏方台。

別当寺の浄光寺と諏方神社が隣り合わせている。

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諏方神社・東京都荒川区西日暮里

この神社、今日明日の26日(土)、27日(日)は例大祭。出店も数多く出るだろうから人でごった返すでしょうね。

 

諏方台周辺には江戸時代から残されているものが点在している。加えて谷中七福神の寺のほか数多くの寺がある。

ほとんどが観光寺ではないので御朱印をいただくのに神経を減らすかもしれないが、集印者にも「日が暮れて」しまうこと間違いない街、日暮里だ。

 

おっとっと、もうひとつ8月最終日の土曜は、ごった返すどころか、殺人級の混雑になるのが、浅草だ。

三社祭より混むのではないかと感じる浅草サンバカーニバルの開催だ。俗っぽい風物詩の極み! 半裸の観音さまたちが踊り狂うから、見物人が500,000人も集まるのも無理はないわね!

 

さて、今日は日暮里か、浅草か?

オマケで掲載。何年か前の写真は、カーニバルチームの出演後の退場シーン。

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まぁ、これを見たら、男たちの今日は浅草に決まりね!

パレードが始まるのは1時半頃からで、夕方早くに終わってしまう。

急げ!!!!!!!!!!!!

 

 

 

御首題?! 今、忙しいからダメ !!!!:御首題:江戸十大祖師 法恩寺

最初に言っておかなければ! 今日のブログタイトルと法恩寺さまとは別!

 

前回掲載のスカイツリーたもとの春慶寺から南、700、800mくらいの所に、蔵前通り沿いから法恩寺の参道が始まる。

江戸十大祖師」の大きな看板が掲げられている。

十代祖師のうち5寺を巡っているが、こんな看板は初めて見た。

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まだ新しそうだから、最近掲げられたものかもしれない。それなりの意図があるのかしら?

総門になるのか、石の門をくぐって参道を行くと、左右に法恩寺の塔頭が4寺ほどある。

この門の前の蔵前通りは車がブンブン行き交っているが、一歩参道に入ると、ここは東京か?どこも全く人の気配がない。この静けさの中の塔頭で御首題をいただくのには多少勇気がいるかもしれない。また、書き置き対応であっても不思議でない。そんな雰囲気だ。

この時は法恩寺だけを目指して、塔頭はスルー。

 

日蓮宗はどこも親切だと何回も書いてきた。概ね、確かにそうだと感じている。

 

しかし、どんな大勢の中にも数パーセントは、そんな枠からはみ出す者、寺もある。

過去のある日、台東区にある日蓮宗寺院に伺った折、1回目の訪問時は、住職の奥さんらしき方の対応で「いま住職が留守だから」、2回目の訪問では、やはり同じ奥さんらしき方の対応「今、忙しいから」。

「お時間の空いていそうな時とか、教えていただけないでしょうか? 例えば1日のうちの夕方とか、1週間のうちの週末は多忙とか」

と聞いてみた!

「そんな事はわからないわよっ! その時になってみなくちゃ」

というお言葉! 

フザケンなぁ!!!!! と思ったが、たしかにその通りだ。その時にならなければ分からないのだ。

しかし、完璧に「ウルサイわねー」的な雰囲気十分!な言い回し。

 

気の毒に、そんな言葉しか出てこないのかと、思わず笑ってしまうしかなかった。

御首題なぞ書きたくない、相手にしたくないのだ、きっと!

おっしゃりたい意図はわかりました」と言って、その寺を後にした。

 

御朱印、御首題をいただきに寺社を巡っている時、ごく稀に出会う、こういう時ほど、嫌な気持ちになる事は他にない。

落ち込むなぁ! かなりテンション下がる!

 

何回も言うが、たかだか、300円、500円で面倒な御首題なんて書いていられないのだ。できれば、そんなのを相手にしたくないのだ。特に日蓮宗でもない相手だし!

十分理解できる。

しかし、そこは仏に仕える身であり、神に仕える人であるはずだ。ブームも理解し、ほとんどの住職、神職はガマンして、笑顔で引き受けてくれるのだ。

いや、大多数の寺社は我慢も何もない、当たり前のなかで対応いただけてるかもしれない。

ワシらも、その都度、そんなメンドーを心よく引き受けてくれることに心から感謝する。

 

この時は、対応していただいた、その女性が自ら御首題を書く訳でもないのに、このザマでした。

 

落ち込んだ! かなりテンション下がった!

が、こういう相手には、こちらもイジになる! 数日すると再び闘志?が湧いてくる。

 

日にちをおいて3度目の訪問。我ながら、かなりシツコイ!

今度は運が良かったのか、直接住職に対応いただいた。ご住職には初めて対面、この時、過去2回の女性の姿はなかった。

すんなり御首題をいただけた。

しかし、3度目の訪問であるワシの思い過ごしか、住職は「快く」という雰囲気の背後に、義務的な感じがカスカに感じられた。自分だけの感覚だったかもしれない。

ありがとうございました。

 

ここまで、事実というか、感じたことだけだが、台東区の十大祖師の1つの寺院の名称を敢えて出す必要もない。

少し前のことだ。現在は、かの女性対応でも「笑顔」で御首題をいただけるかも?

 

さぁ、法恩寺の話に戻ります。

再び言う、このブログの見出し対象が法恩寺さまではないよ。

法恩寺は、あいにく本堂が耐震性を求め改修中だった。改修が住むのは1年後とのこと。そのため境内は雑然としていた。

仮本堂が設けられており、そこでお参りさせていただいた。

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住職らしき方が境内と仮本堂を行き来していらした。

なにやら作業中のご住職らしき男性に

「ここでは御首題をいただけますでしょうか?」声をかけた。書き置きを覚悟した。

書きますよー!

ご住職だった、壮年だった、満面の笑顔だった、今していた作業を捨て置いて、ワシの御首題帳に向き合っていただいた。

だから、日蓮宗の寺はダイスキだ。

数パーセント、クジけそうな寺もあるけど・・。

5分後、

住職「明日は本堂改修の屋根瓦の打ち合わせで、名古屋に出張」というお話と共に御主題を手渡していただいた。

改修中の本堂の屋根瓦を「三州瓦(さんしゅうがわら)」にするそうだ。

三州=愛知県三河だ。昔から瓦の産地だった。瓦の話をすると長くなる。

だが、ご住職は本堂改修にあたり、数ある産地瓦から「三州瓦」を選ばれたようだ。

瓦に詳しい人は少ない。聞かれても、話されてもよく分からない。

 

実は自分は愛知県三河出身だ。三河は旧藩名だ。三州とも言う。だから三州瓦の名前くらいは知っている。

住職いわく「やはり、瓦を見れば、三州瓦と分かりますか?」

分かるわけない! 瓦屋ではない。

あなたが三州瓦選んだ理由さえも良く分かってない。

 

ご住職、名古屋に赴いて、瓦のイイ契約ができることを願ってます。

 

1年後、本堂の改修が済んだ頃、再度、三州瓦で装った本堂にお目にかかりに必ずや、お参りさせていただきます。

 

ありがとうございました。

 

法恩寺に背を向けた時、車から降り、脇の門から、そそくさと境内に入って来た一人の中年女性と行き違った。

ワシが挨拶を終えたばかりの住職に

御朱印はここですか?」

背後に聞こえた。何だ、なんだ!?

手水も素通り、お参りもせずに、イキナリかよっ?!

この様子では、この寺の宗派も分かってないかもしれない。

先にお願いしておいて、お参りはその後だったかもしれないが、そんな感じに見えないほど、いやに性急な雰囲気だった。

何故か、こちらが恥ずかしくなってしまった。

その後、女性がどんな振る舞いだったか確かめもせずに門を出た。

 

「枠」からはみ出ている数パーセントは、どちら側にもいる。

 

 

 

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平河山 法恩寺日蓮宗・東京都墨田区太平

634に昇ってしまった!984ぃねっ!:御首題:春慶寺

通俗的なところ、オノボリさんが目指す所は敬遠する!

自分自身がが田舎者だからか、確かな理由は自身、分かりたくもない。

 

東京だと、TDL、SkyTree、皇居など。街だと浅草、渋谷、銀座、新宿?

修学旅行じゃあるまいし、キャァーキャーはしゃいでいるオノボリさん、旅行者を見ると、我が身を見るようで、その場を早く去りたい気持ちと、よく来た! 思いっきり東京を楽しみなさい!!

相反する2つの思いが交錯する、屈折している。

 

しかし、そこそこの年月を生きていると、当たり前に否応なしに、好きでもない俗な場所も、すべてリッパな経験者、案内者になってしまっている。

TDLなどには何回行ったことかしら?

ディズニーの知識として誇れるのは、トイレの場所だ。田舎から出てくるオイ、メイ、爺さん、婆さんを案内してると必然に「トイレ」の場所を覚える事になってしまう。

今でも正確に10ヶ所近く覚えており、案内を探さずとも、チビらさせないで人を導く事ができる。これだけは誰にも負けない! 誇りにはならないか?!

ディズニーの方針だろうし、今ではオシャレな場所は何処でもトイレはカモフラージュされているから、子供、年配者には見つけにくい。

TDLのほかについては詳細案内などは、ほとんど不可能だ。

レストランとかで、ここが美味しい、なんて言う知識は全くない。

街は別だ。東京に住んでいれば山手線の主な駅は利用せざるをえない。仕事でも、待ち合わせでも、散策でも否応無しに俗な街を歩いているから、そこそこの知識はいやが上にも持つ。

 

とにかく俗っぽい場所はキライなはずなのに「634」に行ってしまった、昇ってしまった。スカイツリーだ。

やはり田舎者で、俗なところ、高い所が好きなのだ。そんな自分がイヤになる。

不覚だ、ハジだ!

言ってる事がイー加減だ。いつも迷走してる。

その ハジを晒す

ツリーで一般人が昇れる限界は下から2つ目の展望台「展望回廊450」のようだ。

名のごとく回廊になっていて、下にグルグルと歩いて回って降りると445m。

さらにその下の1つ目の展望台は350m。

 

外観的にローソクが上の方で2ヶ所膨らんだ形の構造物の先端に近い方が450m、その下の膨らみの展望台が350mだ。

 

写真は詳しくは説明しないから、適当に解釈してください。

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ホント!! は、登らずに下から見てるだけに限る!

 

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さくら橋も見える。先日開催の隅田川花火大会のほぼメイン会場に近い。

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登らなきゃ撮れない!わね。

 

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脚のスクミ方は東京タワーよりすごいわっ!

 

最上階にある「レストラン634」でランチ!

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食べ散らかした訳ではない! サーブされたばかり。

皿が大きければ高級に見える?

一見して人間の食べ物とは思えない。

自慢になりそうでイヤだから写真は1枚だけ。

 

ここまで、何が言いたいのよ?!って感じ!

これが言いたかったのだ!

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わかりやすい!

要するに高い所がスキな人は、待ち時間がないように並ばないで済む方法でのチケット料金は、約4,000円なのだ。

昇って、下がってくるだけで4,000円だ。

人をバカにするにもほどがあると思う金額だ、と思うのはワシだけかしら?

984ーったらありゃしない! (すいませんクヤシーです)

それを払っちまった。おまけにレストラン634のランチは最低6,000円くらいだ。

締めてお一人さま壱萬圓! 福沢さんがガマグチから家出しなければならない。

モチロン、家出させたのはのは自分ではない。

人が招待してくれた。普通、誰もそんな奇特なことはしてくれないが、3年に1回くらい奇跡的な事が起こる。生きてて良かった。

 

自分のフトコロは傷んでない。

傷む中身もないからだ。

しかしだ、330mの東京タワーの2つの展望台は確か150mと250m。

250mまで登っても1,400円くらいだ。

アンタは「三丁目の夕日」価格でスバラシー!

東京タワーに比べ、スカイツリーの高さは2倍近くあるが、料金は3倍近くになる。

怖がりのくせに、高い所がスキな人にとっては過酷な数字だわねぇ!同情する!!

 

これから東京目指してやってくる人たちよ!

とにかくスカイツリーには行ってヨシ!

ジャンジャン行って!

しかし「昇る」に値しない! 

下から眺めるだけにして「ソラマチ」で少し土産を買う! で、おチャする!! 

それだけで十分だ!

このスタイルがオススメっ!!!!

 

東京の高い所に行きたければ、200m位だけど「汐留カレッタ」「東京都庁」は無料だ。東京が俯瞰できる。充分感激できるはず。

テッペンまで昇って、土産買って、ゴハン食べて10,000円以上。それを受け入れるか否か、価値観と財布のバランス感覚だね。

まぁ、好きにしてちょーだい!

 

そのスカイツリーの足下にある寺。

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ビルで出来た寺だ。

 

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先日、四谷怪談の話を書いたが、その物語の原作者、鶴屋南北の墓がスカイツリー前のビル下、幹線道路沿いに出されている。「出されている」に間違いない。

 

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同じく普賢菩薩を祀った所も幹線道路沿いに隣り合わせて出されている。

この2つ、ビルにせざるを得なくなった寺の、せめてもの「寺」らしさの表現かしら? そうじゃない事は理解してる。

往来する人に便宜を図るためだろう。

 

そんな憎まれ口をタタきたくもなる思いで御首題をお願いすると、多忙な中をテイネイな対応で揮毫いただいた。

やはり日蓮宗は間違いなく、ほぼオモイッキリ親切だ。

何しろ日蓮宗の御首題は文字数が多く、70文字も並んでる場合もある。忙しい時にはメンドークサイ、やっかいな頼まれごとになる。

それでも費やしていただいた時間と、その揮毫の金額は決して言葉に出さない。

志納で良いのだ。10円でも10,000円でも可だろう!?

 

本当にありがとうございました、春慶寺さん。

スカイツリーに行ったら、目と鼻の先、是非とも訪ねてみてください。

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長養山 春慶寺・日蓮宗・東京都墨田区業平

 

燃える!燃える!巾着田が真っ赤になる1ヵ月後:御朱印:高麗神社

埼玉県日高市の高麗神社の近くに「巾着田」がある。高麗川に囲まれた形が「巾着(キンチャク)」に似ているからそう呼ばれるみたい。地図で見るとナットク!

この場所は、あと1ヶ月後の9月も中旬になると、辺り一面が曼珠沙華の群生で燃えるような真っ赤に染まる。

秋の彼岸近くに咲くから彼岸花だ。

巾着田は春の桜や菜の花をはじめ、四季を通じていろんな花が咲く。

しかし何と言っても、この彼岸花が圧巻だ。その数500万本で日本一と言われているが、誰も正確には数えた事ないだろうから、イイカゲンな数値だろうけど、話半分に理解してみてもスゴイ数だ。

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曼珠沙華は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味で、仏教の経典には、

おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天から降ってくる、と言われているそうだ。

曼珠沙華、読みは「マンジュシャゲ」だが、その昔「マンジューシャカ」と読ませて、恋する女心の歌を売った歌手がいた。山口百恵だ。彼岸花を「不吉な花」とする人もいるが、この歌のおかげでイメージは少し変わったかもしれない。

彼岸花」という曲は数曲あるようだが、どれもヒットしてないようで、山口の曼珠沙華にはかなわない。この時から不吉な花の彼岸花が大手を振れる「市民権」を得たように思うけど、違うかしら?

山口以前、何しろ不吉な花だった。特におばぁちゃん、おじぃちゃん達には人気がなかったはずだ。

この花はその昔、墓場の周り、厠の周り、畦道などに多く植えられていた。縁起の良くない花とされていた。

どうやら彼岸花の球根が毒を持っているようだ。暗にその毒に近寄るな、という現実的な、教訓的な教えが彼岸花を疎う形になったのか?

昔は死者が出た場合、土葬が当たり前だ。だが土葬して間もない頃はその臭いからか、獣が墓を荒らす。毒性を持つ彼岸花を植えることにより、それを防ぐと同時に、彼岸に咲く花が墓標でもあったようだ。

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畦に植えられたのも理由があり、彼岸花の根の張りが強いそうだ。だから畦の崩れを防ぐ役目を果たしてきた。

厠、トイレの周囲にも多く植えられてきたのは、同じような目的で、ドクをもってドクを制す的な毒消し的役割と、やはり獣を近づけさせない事だったかもしれない。

日陰者の花が、今や意味広く理解され、嫌われるどころか、たくさんの人のタメ息を誘ってる。へそ曲がりとしては、真似できたらと、嫉妬させられるような、これ以上の快挙はないわね。

まぁ、話のタネとして「巾着田」は行ってみる価値はあるわよ!

 

さて、ここは御朱印ブログだが、いつものように全く何なのかワカラン! 迷宮だ。

で本題を少し、高麗神社だけど、参道前にイキナリ現れるこのふざけたトーテムポール!?

おバカな頭をかなり悩ませてくれる。「地下女将軍」?

謂れは他のブログで探ってくださいな!

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高麗神社・埼玉県日高市新堀

 

そういえば高麗神社のすぐ先にこんなところがあった。重要文化財の高麗家住宅。

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日高市巾着田の周辺には、高麗神社をはじめ寺社が点在している。特に武蔵野三十三観音の寺々が近い。

暑さも和らぐ9月後半は、1日を巾着田周辺だけにして、寺社と自然を相手にタップリ、ノンビリ、シッカリ巡るのが保証付でおすすめ!

絶対タイクツしないよ!

そう、もし訪れる事ができたら、御朱印は3つ、4つだけでいいの!だ。

御朱印以外もしっかり見て、楽しんでみて! みれば?!

 

秩父早春の空気は凛としてる:御朱印:秩父34観音❷/2番 真福寺〜6番 卜雲寺

秩父の3月の平均気温は10℃くらいだ。東京と大して変わらないが 2、3℃低いことになるようだ。

この温度だとチョット雪が降ると、なかなか溶けにくい。

そんな残雪がある寺々は、みな凛としている。まだ本格的な春前の空気の冷たさが、キーンと張り詰めた感じを抱かせるのかもしれない。

春も本番になり気温が緩むと空気も緩む、人の気持ちも緩む。キーンは消える。

澄んだ空と、この凛とした空気感は冬だけのものだろうね。底冷えの真冬だったら、そんなことを感じる余裕などありゃしないかも?

 

寺には何処にも「凛としているよ」というカンバンは無いが「納経はこちらです」と、案内する小僧のカンバン、案内板は1番から34番まで迷わないように巡礼者を導いてくれる。

江戸33とか鎌倉33には、この小僧さんがいないなぁ。武蔵33はあるかな?

愛嬌のある小僧さんの看板を見ると、ホッとすると同時に、励まされる気持ちになって、思わず自分も笑顔になるわね。

完璧なミスマッチだ。

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札所2番の真福寺観音堂は山の上にある。この日、観音堂に続く細い車道は積雪のため通行止だった。麓の納経所・光明寺のお参りだけで御朱印をいただく。

歩きなら、行けたようだ。

だったら、歩いて行けよ!

クジけた! ズルした!

完璧なインチキだった。

いつか季節の良い時を見計らってリベンジ、行かねばならぬ!

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2番 大棚山 真福寺曹洞宗・埼玉県秩父市山田

 

秩父の札所は、こじんまりとしている寺も多い。小さな寺は本堂に観音様が安置されているが、広い境内を持つ寺は観音堂がある。うっかりすると本堂だけのお参りになってしまう。そんな時は、のぼりが目印だよ。

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3番 岩本山 常泉寺曹洞宗・埼玉県秩父市山田

 

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4番 高谷山 金昌寺・曹洞宗・埼玉県秩父市山田

 

千社札には詳しくないが、昔は御朱印をいただいて千社札を貼る、というのが定番だったのかしら?

現在は指定文化財などになっている建物は貼ってはいけない。犯罪になる。

しかし、秩父千社札が多い。これも寺、建物の風格を表し、スッカリ札所建物に馴染んでいる風景はキライではない。煩雑ではあるが汚らしい、とは感じない。何か威厳さえ感じる。

それにしても人の背丈を優に超えた箇所に貼るには、どのような方法を取っているのか?

中には人の胸ほどの高さがある柵で囲まれている仁王門の内側奥、仁王さんの背後に貼ってある札もある。

ハシゴ、肩車、柵内に入る?

いや、考えにくい。

やはりカメラの自撮り棒のようなものを使うのだろうか?

貼っているところに鉢合わせたことがないからワカラン!

江戸時代からの風習は別にして、今も貼る人はラクガキと同様に

完璧な自己顕示かしら?

だって、扁額の文字も負けそうなくらい、デカイ文字の千社札が、ジャマ臭く、これ見よがしに威張っているものもあるから。さすがコイツは風景を撹乱し、許しがたい。

そんなに自分の名を知らしめたいのか?! 何なのよ?

日常生活で余程 恵まれない思いでいらっしゃる方々なのか?と勘ぐってしまう。

千社札のルールは全く知らないが、御朱印収集者が批判のマトにならないように、それぞれのカタチでいいから、最低限のルールを持っていよう!!!!よね。

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5番 小川山 語歌堂・臨済宗・埼玉県秩父郡横瀬町横瀬

 

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6番 向陽山 卜雲寺・曹洞宗・埼玉県秩父郡横瀬町横瀬

嗤う伊右衛門! 苦笑いの於岩さん?:御朱印:於岩稲荷田宮神社・鉄砲洲稲荷神社

あらまぁ、ついこの前まで暑い話題を書いていたのに、急に涼しくなっちゃったわねぇ。

コキ使われていたクーラーも、少し遅い「薮入り」。

でも、きっと数日で、またフル回転の丁稚に戻らなきゃならないでしょうね!

 

-------浴衣を着て縁日に出かける。通りを外れ、横町の縁台で「怪談のたぐいの話」を聞く。子供だった昭和10年代、ほかに「涼しくなる方法がなかったのだ」--------

数日前の読売新聞編集手帳に作家小林信彦の言葉が引用されてた。戦前の話だ。

 

戦後も高度経済成長以前はクーラーなんてものは、普通のリーマンのどの家にもなかった。それでも都会、田舎に限らず夏は無事、楽しく過ごせてきたようだ。

ウチワと縁台、扇風機があれば上等だったらしい。

 

翻って現在の夏は、そんな悠長なことを言ってられない。

今年もTVで高温注意報が出っぱなしだ。NHKでは熱中症予防に「クーラーを適切に使いましょう」なんて、しきりとアナウンスされる。

「外から帰ったら手を洗いましょう」的な、情けないお言葉だが、注意されても熱中症で何人も亡くなっている。その半数以上は高齢者らしいから、幼稚園児に言うような言葉も、しつこくアナウンスしなければならない。

このアナウンスを聞くたびに、ワシは、あと一言欲しいと思っている。「クーラーのない人はテキトーに団扇、扇風機を使ってください」

NHKは日本全国民がクーラーを備えている前提でのアナウンスだ。

 

NHKがオカシーのは疑いのない事だが、地球がおかしくなっているのか、人間がおかしくなっているのかは判断もつかない。おそらく両方ともオカシクなっているに違いない。

一世代後、30年後くらいにはどんなアナウンスが流れることになるのか見当もつかない。

怪談話どころか、クーラーも涼しくなれるシロモノではなくなっているかもしれないな。稲川淳二も、とっくにこの世の人ではなくなっているだろうし・・・。

 

高度経済成長時代に3Cと言われたうちの一つの1C、クーラーが普及する前には怪談映画がたくさん作られていた。四谷怪談や化猫ものなどは、いくつも作られている。やはり涼しさ、背筋がゾッとするものが求められたのか?

クーラーが普及してからは、そんな映画制作はトントご無沙汰のようだ。

陳腐でグロい怪談映画はなくなったが、ホラー映画は人気で続いている。涼しさより、怖いもの見たさだろうな!?

怪談映画など見なくとも自宅のクーラーと、ホラーDVDでゾクゾクッとできる。

そうだ、最後の怪談らしい映画は「嗤う伊右衛門」だろうか?確かTVで見たな!

 

怪談もホラーもあまり興味ないから語れるものはない!

あらっ、もうひとつ見てたわね!「SAW」だ。ホラーというか、目背けたくなるグロだね。

 

集印者が怪談ものに触れるのは「於岩稲荷」だ。

もっとも於岩は物語の四谷怪談に題材として使われただけで、作中の人物像とは異なるが、ドラマや映画、舞台などで四谷怪談が取り上げられる時は、必ずそのスタッフやキャストが四谷の「於岩稲荷」か、巣鴨の於岩さんの墓にお許しを得にお参りに行くのがナラワシのようだ。祟りはカンベンしてほしいからねぇ?

 

しかし、この「於岩稲荷」は相当ややこしい。おバカが理解するのにはメンドーだ。

まず、怪談の於岩さんと実在の於岩さんがイコールと勘違いされていることも多い。

物語は民谷姓で実在は田宮姓。物語は雑司が谷の四谷町。於岩さんの墓は巣鴨。よく知られている於岩稲荷は新宿区四谷の田宮神社。その本社は中央区新川の田宮神社。

さらに混乱に拍車をかけるのは四谷には神社の前に、商売熱心で小綺麗な寺がある。ここも於岩さんを祀っている。例によって縁切り・縁結びを謳っている。

 

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どこも好きにしてヨッ!

於岩さんは困惑し苦笑い、伊右衛門はアザ嗤っている

に違いない。

 

そんな四谷は意味不明な寺のおかげか、御朱印収集人のおかげか、人も多く訪れ、幟や案内などがさらに賑やかさを増し、観光地的な様相を呈している。訪れる人は必ずこの寺と神社の二つに手をあわせるようだが、その明るい佇まいに、ゾッとする話はどこかに飛んで行ってしまい、忘れてしまうようだ。

 

ところが、四谷「於岩稲荷田宮神社」の本社である新川の田宮神社を訪れる人は少ない。すっかり忘れられたような存在になっている。明治初期に四谷から新川に遷座して、四谷はここの飛地境内神社らしいから、もう少しというか、四谷と同じように多くの参拝者がいても良さそうなものだ。

 

当時は神社前に茶屋もあり、役者や花柳界の参詣者で賑わったようであるが、今は全くその面影はない。当時の寄進者の名が境内にちらほら確認できるだけだ。

全くシーンと静かで、少し荒れ気味の境内は、物語の於岩さんには相応しいかもしれない。

当たり前にオープンな神社だから、夏も薄暗くなってから、四谷怪談の於岩さんを偲び、いや思い浮かべながら訪れれば、暑さも一時忘れられるかもしれない。

 

もちろん、ワシは暑い夏は好きで、涼しくもなりたくないから明るい昼間に訪問!

おっかなビックリ、ヘッピリ腰で!!!!

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参道手前の社標と扁額とでは文字順が違う。どっちなんだ?!

 

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於岩稲荷田宮神社・東京都中央区新川

 この神社の御朱印をいただくには、少し離れた場所に鎮座する鉄砲洲稲荷神社まで、汗をかいて歩きましょう。ゴクローさま!

 

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鉄砲洲稲荷神社・東京都中央区

外房の雲を見て、イワシが喰いたくなる訳:御朱印:鏡忍寺:御首題:妙蓮寺

南房総の千倉から鴨川方面へ、気持ちの良い海岸線の国道を走る。

 

房総は季節を問わず、いつ来ても気持ちの良い所だと思っている。特に外房は、東京から少し距離はあるものの、海を見ながらの道は好きなラインだ。

何よりも夏のハイシーズンでも外房の道路は殆ど渋滞することなく、開放的な視界のなかを気持ちよく走れるのがイイ。

 

同じ海岸線でも、神奈川の三浦半島や湘南では週末の渋滞は避けられない。三浦から葉山、鎌倉、江ノ島に至る国道は忍耐強さを試されているかのような道だ。

 

それでも多くの若者たちは、三浦、湘南を目指すのだ。

昔から湘南はカッコイイのだ。千葉はダサイのだ。何しろ、今はあまり使われないかもしれないが、ショーナンボーイ、ショーナンガールという呼称もある。

頻繁にドラマや映画の舞台にもなってきた。

「湘南」という言葉の響きの中には洗練さ、華やぎ、スマートさ、センチメンタルなイメージが定着してるのかな?

そんなものを持ち合わせない者が、それを欲する人が集中する地域。湘南を、そんなふうに理解する。へそ曲りだ。

藤沢から西の地域になるが、車の湘南ナンバーなんてのも出来て久しい。だが海の全くない山側の山北町なども湘南ナンバーに相乗りだ。自分で選べるわけでも無く、そのナンバーを背負わされてる人には悪いが、イナカモノが自身を精一杯否定してるようで情けない。

 

そんな人気の湘南に比べて、ボーソーボーイはいないし、ボーソーガールもない房総。そんな呼び名は誰も望まないのだ。やはり皆んな千葉はダサイ事を認めているのか。

地域的に房総半島の大半をカバーする「袖ヶ浦」という車のナンバーもあるが、千葉の何処にある地名なのか、関東の人間でさえ知らない人が多いから、こちらも情け無い。

 

房総という言葉で単純に連想させられるのは暴走だが、若者のバイク離れのせいか、最近ボーソー族の騒音に眉をしかめる機会も少なくなったような気がする。その代わり東京の街中を走る自転車、スポーツサイクルは頓に多くなった。車を運転していると少し小ウルサイ。

地方でもそんな自転車を蹴って走る人が多くなったように思う。どこでも自転車ブームなのかしら?

 

外房を走ってたこの時は街中でもないから、快走している自転車の2人組をうるさく感じる事もなく、彼らを目にしながら、その右側を先に行く。

 

鴨川が近づく。

腹が減った。

昼の12時はとっくに回っていた。

 

道の駅があった。寄ってみる。

 

車を降りて見上げた空は鰯雲でもないのに、何故かイワシの刺身を喰いたくなった。

過去に房総で2度ばかり、すこぶる満足できた、旨かったイワシの刺身に出会ってる。

イワシは無いとしても土地柄、魚の旨いランチくらいはあるでしょう!?f:id:wave0131:20170812182923j:plain

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残念ながら施設内のレストランに、イワシメニューはなかった。

その代わり「ひかり丼」があった。

ひかり物? ケッコーじゃないのっ、青魚には目がない。

マグロと鯵の刺身を並べられて、お好きな方を!と言われたら鯵を選ぶほどだ。

 

メニューには「ひかり丼」と出ているだけで、何の魚を使っているのかは記されていない。ひかり物は何でもOKだから、とにかくオーダーした。1000円弱。

出てきました。

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ハデだっ!!!わねぇ?

 

突き詰めて確認しなかったメニューに写真はあったものの、現物は写真よりかなり派手で怪しげな色をしてる。

ひかり物でここまでカラフルな物は初めてだ。色だけで感じるイメージは中華か、しっぽく料理だ。

花のようにあしらった真ん中はハマチ?

ハマチはひかり物ではないが、飾りとしての添え物なのか? 脇役なのか? それにしては刺身を3枚も使っている。

その主役でないハマチを最初にいただいた。ハマチの刺身としてはまずまずのところだ。不満はない。

 

その周りの派手なピンクは「おぼろ」だった。関西方面で押し寿司には利用されることもある。アマイ! ひかり丼に、これはいらないだろう!? 酢飯と相性の良いのはわかるが。

 

さていよいよ本命のひかり物を喰らう。

と言いたいところだが、箸をつける前から様子は分かっていた。生ではなく酢〆めだ。だからオボロが添えられていたのか。

アマかった!ひかり物=生 と勝手に決めつけていた。

まぁイイ。ニギリ寿司だと、ひかり物の王道はコハダだ。酢〆めだ。それも寿司職人の技の見せどころ的なニギリの一つだ。

イワシでもアジでも、生が食べたかったが、まぁ仕方ない酢締めでもヨシとするか、ひかり物に偽りはないわね。

 

いろいろ妥協して、嫌な予感がしたが、とにかく腹が減ってた、ひかりを口にいれた。

 

なんと、

まったく光ってない!!!!!

いぶし銀でもない!!!!

錆びついてた!!!!

イメージだ、一個人の味覚だ。

 

魚は意外にもサンマだった。

メニュー写真のざっと見は、アジ、イワシ、コハダ、サンマの何れかだ。メニュー写真を精査すればオーダー前に分かったはずだ。

いやサンマも好きだ、サンマで良いのだがサンマの酢締めは初体験。

ボソボソしてた、乾いている感じだ。美味しいコハダのような瑞々しさは微塵もない。

ご親切にもサンマの身は厚かったから、乾いた感じは口の中でモグモグと増長して何か飲み物が欲しくなる。

恐ろしいことに丼の中にはまだ8切れある。

これならサンマの開きのがまだマシだ。

イメージだ、一個人の感覚だ。

 

ひかり丼、ひかり物ではなく、イカリ物になった。

店に罪は着せない。自分にイカリを感じた。

何故こんな物を選んだ?! イカリがボーソーする。

サンマの酢締めとしては正しいアジだったかもしれないのだ。

自分の好みとはまったく逆方向だっただけなのだろう。

余りの期待外れに、丼と一緒に出された物がお吸い物か味噌汁か忘れたほどで、その水分と共にサンマ全9切れを何とか飲み込んだ。

 

とにかく腹は膨れた。満足感は萎んだ。

イメージだ。一個人の感想だ。

 

あーあっ、マズかった!

好きだった外房が遠く太平洋に逃げて行ってしまいそうな昼飯だったなぁ。

 

そうなのだ、ホントはこんなのが食べたかった。

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ファミレスチェーンの「とんでん」さんの写真を借りた。

かき氷の上にイワシの薄切りが、さぁ、喰ってみろ!と並んでいる。

ヨシ、今週末は「とんでん」へ行ってみようじゃないの!

 

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小松原山 鏡忍寺・日蓮宗本山・千葉県鴨川市広場

 

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妙日山 妙蓮寺・日蓮宗・千葉県鴨川市小湊

日航123便、墜落現場を目指せ! 鎮魂の八月:御朱印:上野総社神社

広島に続き長崎に原爆が、そして敗戦記念日、さらに日航ジャンボ墜落事故。8月は鎮魂の夏でもある。

 

1985.08.12の夜、日航123便、ジャンボジェットが消えた。

TVから速報が流れたのはその30分後。前橋の上毛新聞記者は全員招集された。そしてゲキが飛んだ。

行ける記者は全員墜落現場を目指せ!

 

32年も前の事件だ。本やドラマ、映画にもなったが、人々の記憶は時間とともに薄れていく。

この悲劇で亡くなられた方や残された遺族を思う時、おバカなブログは、こういう社会事件にはアンタッチャブルだ。

しかし、ほんの一部分の側面を捉えただけだが、NHKの番組「アナザーストーリーズ」の内容の記憶を辿って、敢えておバカをさらにさらしてみる。

 

当時、上毛新聞記者だった横山秀夫もそのニュースを知り墜落現場を目指した。

現場と言っても群馬、長野の県境辺りというだけでまだ特定できていなかった。情報が錯綜するなか、記者の大半は最も有力視されていた長野側を目指した。そこは警察、消防隊、東京からやって来た報道陣、さらには一般人でごった返していた。だが現場は判らず右往左往するばかりだったとか。

 

現場が一般に判明したのは夜が明けた翌13日朝5時。

 

しかし墜落現場は、墜落の20分後位には米軍がいち早く発見していた。直後、自衛隊の戦闘機も現場を確認、ヘリも現場上空に到達したものの夜間救助の装備が無く、結局救助活動が始まったのは墜落からおよそ14時間後だった。

 

現場は長野側に集まっていた横山たちから直線距離で10km離れていた。現場山中へは山が連なり人の歩ける道も無い。

 

一方、群馬側の上野村に向っていた記者、カメラマンも僅かにいた。上野村から墜落現場までは直線距離5km。警察・消防の捜索隊が登山道から、さらに道無き道を現場に向かう。その捜索隊に同行したカメラマンがいた。登山装備も無いまま、泥まみれなって、5時間かかってようやく現場に辿り着く。

 

そして凄惨な現場から奇跡的な4人の生存者の救出を目の前にして、上毛新聞伊藤カメラマンは夢中でカメラのシャッターを切る。

そのカラー写真が、さらに翌日になる14日、上毛新聞朝刊1面を埋めた。全国紙の中で唯一だった。一大スクープだった。「質、量ともに他紙を圧倒せよ」「群馬で起きた事件報道は絶対に負けない」という言葉を持つ、120年以上続いている上毛新聞の面目躍如だった。後にニューヨークタイムズにも掲載され、アメリカでも話題になった。

当の伊藤カメラマンは定年後も上毛新聞に席(2015年現在)を置いているそうだ。

 

この事件を題材に様々な本が書かれたが、横山も後年「クライマーズ・ハイ」を書いた。ドラマになり、映画にもなり、横山秀夫の名が一躍世に出ることになった。

 

あれから32年、三十三回忌にもあたる今年もまた、遺族や関係者らによる慰霊の御巣鷹山登山が行われた。

合掌。

 

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今回も神社と御朱印は群馬の前橋鎮座ということだけで、事件とは何の関係もありません。すみません!

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上野総社神社・群馬県前橋市元総社町

心も凍った 解凍の足りないマグロ丼:御朱印:開成山大神宮・安積国造神社

郡山のアルファーワンで目が覚めた。

相変わらず安いホテルだ。朝食なしで¥6,000以内。

ハイシーズンでも無い時期の地方のビジネスホテルに泊まる時は上限¥6,000前後が目安。もっとも地方のビジネスホテルの場合は、観光地でもない限りハイシーズンもヘチマもない。週末と平日とでは少し違いがあるかな?

 

朝飯は喰うが、無くても平気な人間だ。だが、飲み物が無いと気分悪くなって倒れる。このホテルに朝食は無かった。あったかもしれんが、朝食なしの予約だった。

 

こんな場合、前の晩に朝食用のサンドイッチかおにぎりを買っておく時もあるが、この日はオレンジーナ1本だけだった。

早起きは苦手だからチェックアウトもギリギリ10時だ。

そのまま2社を巡る。

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開成山大神宮福島県郡山市開成

 

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安積国造神社福島県郡山市清水台

 

腹が減った。

早めのランチにするか!

郡山駅ビルで店を探す。とりあえずなんでも良い。こだわりはない。

赤々と美味しそうな海鮮丼や寿司の写真が載った大きな看板メニューが目に入る。ヨシ!ここにしよう。

券売機の「ダブルまぐろ丼」を押す。800円くらいだったかな?

11時半前、店内はまだ客が少ない。座って待つ。

出てきた。着丼!

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写真だと赤身のマグロは光ってスイカのように見える。

白いのはビンチョウか? 「ダブルまぐろ」と言うんだから2種類のはずだ。

白いのから口に運ぶ「ジャリッ! 」

おいおい、凍っているよ! 冷たすぎだ! 解凍されてないぞ!

夏だからって、郡山だからって、凍ったマグロかぁ?!

醤油皿に入れて少しほっておけば解けるような凍り方ではない。そんなに悠長な人間でもない。

丼のご飯が暖かければ解けたかもしれないが、ご飯は酢飯でこれも冷たい。

チンしてもらいたいが、そんな事頼んだり、文句言ったりしてはスマートじゃないから出来ない性格だ。

みそ汁の中に落としてみようか? しかし味噌汁が生臭くなるかぁ? やめた。それに味噌汁は、夏だからか気を利かして?ヌルイ!

赤身のほうは凍ってるほどでもないが、やはり相当冷たい。

ここまで、冷たかったり、凍ってたりすると、まぐろの旨味は全く感じられない。醤油の味だけ。

心凍る恐ろしいランチになってしまった!

昼前という時間が悪かったのか、たまたま運が悪かったのか?

チェーン店らしいが、東京では目にしないから全国レベルのチェーン店ではないな!

今時まぐろも高い。800円だから冷凍物を使うのは当たり前だろうが、たまたまだったとしても、全国レベルじゃ通用しないよ。

味気ないったらありゃしないが、それでも飲み込むように何とか完食した。

しかし、おかげで身体は少し冷えたような感じがする。

 

郡山を訪れたのは初めてではないが、この店のおかげで郡山と言えば「コオリヤマ」になったな。